狼少年☆空言のブログ -3ページ目

ゴァアアンwww



こんばんわ、嘘つき大好き空言です(-^□^-)



いきなりですが、徹夜は駄目ですね叫び



電車の中で爆睡しておりまして、頭をね、ゴァアンと手摺にヒットさせてしまいましたガーン


となりに座ってたおばちゃんが、「大丈夫?」と声をかけてくれたのが、何気に嬉しかったですニコニコ



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




今日から、テスト期間。



俺は自分の部屋を持っていないので、兄貴の汚いオタク部屋で勉強しなければならない。



まったくもって不幸だ。



兄貴は、俺の勉強を邪魔する間接的確信犯である。



なぜなら、教科書類の入っている本棚の近くに、お勧めの新刊漫画が積み上げられいるからだ。



俺が手に取りやすいように配置しており、シナリオ重視派の兄が買ってきた漫画は大抵面白い。



読み終えるのに一冊三十分と計算して、大体五冊以上あるので、百五十分の消費。



最近は、監督を主役にしたサッカー漫画にはまってしまい、これが十九冊もあるので、一日分を無駄に消費した。



朝食で兄貴と面を会わせなければならないのだが、これが何ともいえず腹立たしい。



兄貴は終始ニヤニヤ顔で、昨日読んだであろう漫画の話を勝手に始めるのだ。



なので、俺は適当にあしらって家を出ることにしていた。



まんまと兄貴の手の上で踊らされているとわかっていても、ついつい読んでしまう。



漫画とは不思議なものだ。




「さぁて、今日は真面目に勉強しようかね」




今日は英語と政治経済を勉強するつもりだった。



が、




「おい、そこの! そこのとんがり頭!」




凛とした声が部屋に木霊した。



謎の声に危うく椅子から転げ落ちそうになったが、根性で踏ん張る。



声が聞こえた白いタンスの方へ視線を移すと、やたらと髪の長い人形が此方をじっと見つめていた。




浅い紫色にピンクのリボン。



翡翠のように綺麗な瞳がこちらを捉えると、青白い頬を緩ませ、チシャ猫のように笑った。




「お、オマエの話せんのかよ! へぇ~すご!」




たしか、兄貴から聞いた話によれば、この人形は一体六万円ぐらい。



おしゃべり機能が付いているとは知らなかったが、技術の進歩とは格にも恐ろしいものである。




「ふむ、どうやら妾とは話せるようじゃな」




「最近の人形は良く出来てるな~」




「雪姉とは会話できるか?」




「雪姉?」




その人形が指さした方には、割と大きめな少女の人形が立っていた。



こちらは、サイズが少し大きめで、胸のサイズが異常である。




「いや、こっちは反応しないけど?」




「ふ~む。どうやら、妾達と話せる人間は、一体につき一人と言うことかの」




「意味がわからん」




「分からんで良い。おぬしは頭が悪そうじゃ」




少女は、ふん、と鼻で笑うと、タンスに腰かけた。




「なんだと? この紫頭!」




「む、紫頭? なんと言う愚弄! 主人に言いつけてやるぞ!」




「オマエ、俺と以外会話できないんだろ?」




「うぐっ……おぬし、なかなかのキレ者じゃな」




「いや、お前がバカのような気がする」




「ムキーー!」




勉強を邪魔する要因がまた一つ増えてしまった。



俺は横でブツブツ文句を言う人形を無視して、政治経済の教科書を開くのだった。





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ノノノノアァwww



こんばんわ(-^□^-)



嘘つき大好き空言ですニコニコ



梅雨の季節、私はいつも憂欝になります(ノω・、)



なんでかって、駅前のタイルで盛大にこけるからじゃープンプン



中二病患者の私としては、こけるたびに面白い悲鳴を上げるようで、



「ノノノノアァ!」



と叫んでしまいました。


たまたま、通りがかった大学生にその様子をモノマネされ、思わず苦笑あせる


手を振ったら、景気良く返してくれましたよにひひ


大学生は乗りが良いから好きwww





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




「ただいま~♪」




俺は鼻歌を歌いながら、上機嫌で部屋の扉を開ける。



まず視界に入ってくるのは、積まれた洋服と、使っていない画材の入った段ボール。



一週間も掃除していないので、部屋の四隅には埃の玉が形成されていた。




「森へお帰り」




タンスの上で読書をしている少女が一人、視線を全く動かさずにそう呟いた。




「俺は虫扱いかよ!」




「虫扱いならまだマシでしょ? 次にその不愉快な鼻歌をハミングしながら入ってきたら、微生物クラスに降格だから」



サラッと毒づく少女の名は、雪奈。



この部屋の住人で、俺の漫画アドバイザーで、毒舌球体関節人形である。




「それで、上機嫌の理由は?」




「いやぁ、本屋に行ったらたまたま高校時代の後輩に会ってさ」




「なるほど。『漫画家目指してるなんてすごいですね。うわぁ、絵が上手い』とかはやし立てられたんでしょ?」




「げ、なんでわかった!」



まるでその場に居合わせたかのような口調に、思わずたじろいでしまった俺だが、カマかけだと気付くには遅かったようだ。



クツクツと笑う雪奈は、すこし口元を緩め、




「貴方、顔に出過ぎ。もう少しポーカーフェイスを保ったら?」



と言う。




「うるさいな。俺はキラキラななひかりのレインボーフェイスだから、いいんだよ!」




「青白い顔しかみたことないけど?」




「うぐッ……」




こいつが俺の漫画の担当編集者になったら、尻に敷かれるなと、思いつつ、鞄を放り投げた。




「女の子?」




ポツリ。



消え入りそうな声で、雪奈は尋ねる。




「残念、男」




二つ言葉で返すと、雪奈は、ほっと胸を撫で下ろしたように、そう、と呟いた。




「妬いてんのか?」




「かなり」




「っ!」




否定しなかったことで言葉に詰まった俺をニヤニヤと眺めている雪奈。



演技だったのか、と気付いたころには、もう遅い。



いつだって彼女の方が一枚上手だ。



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あたたたたww



こんばんわ、嘘つき大好き空言です(-^□^-)



今日は、雨が降っていたので、みなさん傘を持っていたと思うんですけど汗



電車に乗るときは、きちんと傘の柄を握って下さいなガーン



じゃないと、居眠りしている私のような人の頭頂部に、思い切りヒットしますショック!




゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



-ドタドタドダ-




「ただいま!」




壊れるくらいの勢いで部屋の扉を開けると、鬱陶しそうに髪をかき上げる少女が一人、
タンスの上で静かに本を読んでいた。




「お帰り」




凛とした声で答えた少女は、再び本へと視線を戻す。



ダークパープルのショートボブに、琥珀色の瞳。



取り換えた胸のパーツは、一気にAからDぐらいに成長したのではないか、と言うぐらいにふくよかである。



名前は雪奈。この部屋の住人で、おしゃべりな球体関節人形だ。




「む。なんか、今の言い方だと、帰れみたいに聞こえたんだが……」




「えぇ、だってそういう意味だもの」




しれっと答えるのはいつものこと。神様、仏様、雪奈様なのである。




「ちょっと待てぇ! ココ、俺の家。お前、俺の私物。オーケ―?」




「貴方、私の奴隷。Can you understand?」




「理解できますか?とか扱いひどすぎだろ!」




馬耳東風、馬の耳に念仏とは彼女のことを指すのではないか、と思うぐらいにマイペース。



人の話を聞かない超毒舌少女と、それに振り回される漫画家の卵。



お、これで一作描けるんじゃないか?




「残念。それに近い設定で、『謎ときは〇ィナーの後で』でと言う作品がヒットしたから、もう使えないわ。
それで? そんなに急いでどうしたの?」




人の心を読むのが得意な何とも憎たらしい少女である。



俺はそれ以上突っ込まずに、




「いや、それがさ、電車内で女子高生の……」




「もしもし警察ですか? ここに変態が一人います」




「話を最後まで聞け!」




雪奈は、娘の下着に手をだそうとした父親を詰問するよな目つきで、




「どうせパンツを観たとかいうんでしょ」




フン、と鼻で笑った。




「違うわい! 恋愛話だよ」




「乙女の純情を盗み聞きとは、いい趣味しているわね?
まぁ、ロリコン女装趣味のアンタには仕方のないことかもしれないけど……」




「人の趣味を捏造するな!」




はいはい、と肩をすくめて答えた雪奈だが、断じてそんな趣味はない。



むしろ、俺はお姉さま系に弱いのだ。




「それでその恋話を盗聴して、興奮したの?」




「えぇ、大分……ってなんでやねん。三角関係の話だったんだよ」




「うわぁ……」




「なんだよ、その人をさげすむような目は……」




雪奈はまるで汚物を処理しているカラオケボックスの店員のような顔をすると、




「だってその話を聞いて興奮ってことは、ドロドロだったんでしょ? 漫画のネタになるくらいだって」



とため息をついた。




「よくわかったな」




「貴方、顔にすぐ出るもの。それに漫画以外の情報が脳みそに蓄積されているとは考えられないし」




「そうかい」




なんでもお見通し、なんて実家にいる母親より性質が悪い。



その上、口もよろしくないので、一言えば百言い返されるのは目に見えていた。




「それで内容は?」




「結局聞くのか。その子が話していたのは、自分の好きな人が親友と同じだったことと、最近その親友が好きな人と仲良くて嫉妬してたらしいんよ」




「……」




あからさまに不機嫌そうな顔になった雪奈。



少し疑問に思いつつも話をつづけた。




「それで、ずっとその子の恋愛相談を受けてたんだけど、ある日、好きな男の子から呼び出されて、貴方のことが好きだって告白されたらいんだよなぁ」




「なるほど。それで、親友を取るか、恋人を取るか、で悩んでいたわけね。よくある話じゃないの」




「いや、その男の子なんだが。どうも、彼女に近づくために、その親友と仲良くしてたらしんだよね」




「うわっ、なにその男! 貴方よりサイテーね」



「ちょっと待て! 俺が基準なのかよ!」




「私、貴方しか知らないから」




すまし顔でそう答えた雪奈はぷいっとそっぽを向いた。




「でも、根が真面目らしくて、正直に打ち明けたと。それで、悩んでいるみたいな話だった」




「はぁ……貴方ね、他人のそういう不幸な事情を面白おかしく考える癖、止めた方がいいわ」




「なんでだよ?」




いつも冷静沈着な雪奈が、喧嘩腰で物を言うのは珍しい。




「仮にその作品が世間に出まわったとして、その子が読んだらどうするのよ?
貴方、責任とれるの?」




「そ、それは……」




「実体験に基づいて描くなら私も止めないけど、人の不幸を漫画で描こうなんて、最低の人間だわ」




「ちょっと、待て! なんでお前にそこまで言われなきゃなんないんだよ!」




「だってそうでしょ? 貴方が忘れたい過去を、勝手に作品にされて、それが店頭に並んだ時、どう感じる? 
実際にはもっとひどい結果になっていたら?」




「……」




「ごめん……私も熱くなりすぎた……」




「実体験、なんだよ……」




俺はほとほと参って、そう答えることにした。



本当はすべて自分のお話なのだ。




「えっ?」




鳩が豆鉄砲でも食らったかのように、ぽかんと口を開けた雪奈。



なんだよ、そのアホ面。




「ちなみに立場は真逆。俺は親友側の人間、利用されたのさ」




俺は憂さ晴らしがしたかったのかもしれない。



自分がちょっと抜けてて、そこにまんまと付け込まれて。



せめて、漫画のネタぐらいになればなんて浅はかな考え。



俺が主人公の復讐劇だったのかも。




「バカね。ちょっと考えればわかることじゃないの」




「はしゃいじまうと、見えるもんも見えてこないんだよ」




「ホント、バカ……」




「俺の恋人はやっぱり一人でいいや」




ポツリ、とそんな言葉を呟いてみる。



俺だって男だから、そこら辺りの気持ちに気付いていないわけじゃない。




「っ!」



あからさまに視線を外す雪奈。



ここで、答えるべきセリフは一つだけ。




「原稿ちゃ~ん! 俺は漫画の中の少女だけを愛するッ!」





「死ね!」




漫画家の卵と、毒舌人形の奇妙な物語。



そういう作品の方が仕上げたかった、というのは、雪奈には内緒である。


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