豊雲野神 ~神世七代の神々~ | 神さまの本音・御利益だけでは解らない神々の気持ちと本来の御加護

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気軽に神社参拝を推奨するブログです。知りたい神様リクエストしてくださいね。

日本の神様って漢字ばかりで意味不明ですよね。文字から噛み砕いて解説してます。

古事記・日本書紀を元に
神名解説とスピリチュアルを融合してお話します。

 今回は「豊雲野神 ~神世七代の神々~」と題してお話していきます。豊雲野神と言われても、どの様な神様か解らないと思います。漢字も難しいですし、神社であまり見かけない神様ですよね。実は天神七代(神世七代)として祀られている神々の中に含まれています。よく知られている神社ですと十三神社でしょう。その他神世七代を祀っている神社で祀られています。

 


~豊雲野神とは~
 記紀に記載のある神様です。漢字通り「豊」は豊穣を指し、「雲」は雨・気候を指し、「野」は野原・大地を指す言葉で農業神で在られることが伺われます。その他、古事記解釈により国之常立神の次に出現した神ということで大地に付属する「雲・野(草木)」などを形成する過程を司った神という解釈も有ります。出現し隠身為された神なので地上には居られない神という解釈が古事記では書かれています。

【神名】
豊雲野神(とよくものかみ)(古事記)
豊斟渟尊(とよくむねのみこと)(日本書紀・一段本書)(先代旧事本紀・神代系紀)

豊国主尊(とよくにぬしのみこと)(日本書紀・一段一書一)(先代旧事本紀・神代系紀)

豊国野尊(とよくにののみこと)(日本書紀・一段一書一)

豊組野尊(とよくむののみこと)(日本書紀・一段一書一)

豊香節野尊(とよかぶののみこと)(日本書紀・一段一書一)

豊香節野豊尊(とよかぶのとよのみこと)(先代旧事本紀・神代系紀)

浮経野豊買尊(うかふののとよかひのみこと)(日本書紀・一段一書一)(先代旧事本紀・神代系紀)

豊齧野尊(とよかぶののみこと)(日本書紀・一段一書一)

葉木国野尊(はこくにののみこと)(日本書紀・一段一書一)

見野尊(みののみこと)(日本書紀・一段一書一)

豊歯尊(とよはのみこと)(先代旧事本紀・神代系紀)

【神格】
神社での神格記載は無い。学説等により以下のように考えられます。
豊穣神

大地の神 

雲の神

【御利益】
神社で両神の御利益記載は無い。複合で表記されている為不明。

 

㊙豊雲野神の御利益

♡恋愛成就♡

混沌から明確に!

☆環境整備☆

仕事・恋愛立場等々

全ての環境整備

 

 

 

 

 

 


~記紀の漢字から読み解く~
 記紀の漢字から読み解くと以下の通りの解釈になります。漢字の解釈により少々異なる結果になりますが、大凡は掴んでいると思います。どの解釈も詳細は違いますが、大地を豊かに創った神という解釈で問題ないと思います。

【漢字から読み解く】

とよくもかみ)(古事記)

豊かな雲と野を創造した古事記解釈を含む)

雲と野を創造した素晴らしい古事記解釈を含む)


とよくむのみこと)(日本書紀・先代旧事本紀・神代系紀)

豊かに水が溜まって汲み取る事が出来るようにした

 

とよくにぬしのみこと)(先代旧事本紀・神代系紀)

豊かな国を司る

 

とよくにのみこと)(日本書紀)

豊かな国と野の

 

とよくむのみこと)(日本書紀)

実り豊かな田畑と自然を組合せた

 

とよのみこと)(日本書紀)

香しい実り豊かな田畑と自然をつなぐ

 

とよとよのみこと)(先代旧事本紀・神代系紀)

香しい実り豊かな田畑と自然をつなぐ素晴らしい

 

うかふのとよかひのみこと)(日本書紀・先代旧事本紀・神代系紀)

拠り所の無い野を筋道をたどり豊かに集めた

 

とよかぶのみこと)(日本書紀)

豊かさを大地に分け与えた

 

くにのみこと)(日本書紀)

木が在る国の大地を司る神

 

のみこと)(日本書紀)

野をあらわす

 

とよのみこと

豊かな実りを実感させる


~古事記から読み解く(学説等)~(参照:國學院大學古典文学事業HP
 神名については、何処で区切るか?の部分で解釈が別れます。ほぼ確定的と思われているのは、「豊・雲野」です。「豊」は、単独で解釈するということですね。「雲野」を修飾するものとして「豊」が使われているということです。についても解釈が二通り在るそうです。1つ目は、「野」のの部分を主にした考え方。2つ目は「雲」のの部分を主にした考え方です。

 

の解釈

豊の解釈は二通り在るそうです。1つ目は、美称(褒め称える)としてです。2つ目は、豊かさを表す意味としてです。この「豊」という漢字自体にも二通りの意味があり解釈が難しいです。

 

の解釈

」を重視する解釈

雲の広がる原野の意で、原野の形成の神格化とする説

雲気の湧き漂う生気に満ちた始原の原野の神格化とする説

 

※神世七代における位置付け

原野・土地の成立という理解

 

」を重視する解釈

雲は渾沌として浮動するもので、野はその広がる様を言うとする説

天と国との間の虚空の空間を雲になぞらえて具象的に表したものとする説

 

※神世七代における位置付け

国土あるいは神々が生成される土台の渾沌とした状態であるとする理解

 

☆☆その他様々な解釈☆☆

古事記の「雲」は日本書紀にはなく「借字」ではないか?という考えも有ります。また、「豊」が最も多く使われていることから「豊」がこの神の原型なのでは?という説も有ります。時代の流れによリ誤植された可能性・誤読された可能性等々中途で変化した可能性も有りどれが正しいのか判断できないということです。

 


~豊雲野神から一言~
 色々と記載して来ましたが、結論から言いますと「確定的なことは解らない」というのが実際でした。こと、神世七代の神々については、不鮮明な点が多く辛うじて「伊弉諾命・伊弉冉命」が解るぐらいです。その他の神々については、諸説入り乱れてよく解りません。

 ということで、実際に聴いてみることにしました。何処まで聴けるかは解りませんが御役に立てれば幸いです。


「初めまして。豊雲野神様。色々と書かせて頂きましたが、よく解りません。ご教授のほどよろしくお願い致します」
豊雲野神
「うむ。相わかった」

「解らないことはいい。何も気にせず話そう」

「宜しくお願い致します」

「まず初めに、神格・御利益等・記載内容の間違え等を教えて頂ければ幸いです」
豊雲野神
「神格については、後世で色々と脚色されている。解釈が様々あるのは承知。諸説も間違えではないが正解でもない。神格というものは、人が考えたもの。特質してそれしか出来ないと言う訳でもない。非常に難しい問題だが、実際はそういうことだ」

「今回の出現時での役目がそうであった」

「と言うことでしかない。全てがそうだ。神世七代と言われている神のうち、単独で現れている神は、全てそのようなことだ」


「解りました。ではちょっと脇道にそれますが、上下関係は無いってことですか?」
豊雲野神
「あぁ。無い。実際は、音頭を取る者は居る。流石に取りまとめる者が居なければ収拾が付かない。今回は天之御中主神と呼ばれている者が音頭を取ったに過ぎない。この名前も現世で書かれているに過ぎず実際の名前は違う。呼称と言うことだ」


「うが~。すいません。。。確かに。解りやすくするためにってことですね」
豊雲野神
「そうだ。ここまで書けば解るだろうが、独神として出現した神は、その役割をしただけで要は、音頭を取った者の手助けをしたにすぎない」


「ん~何を聞けば良いのか。根本が崩れたので・・・」
豊雲野神
「あぁ、そう言う事か。神社等で祀られている場合の神格・御利益って意味だな」


「はい。そういう事です」
豊雲野神
「ならば、答えよう」

「立場上、この世界への干渉は、手伝った事柄に所以する。なので元々の権能とは違ってくる」

「初めに、人々を導くという存在からはちと離れている。実際は、導くというより下地作りが主な役割だったからな」

「だから、神格としては、混沌世界を取りまとめ人が住める環境を整備した神と言うことだ。原始の地球の状態を監理したということ。なので人への加護やら御利益やらは基本的に無い」


「う。。。そうなのですね」
豊雲野神
「そうだ。基本的に!ってことだな」

「なにもない訳ではない。例えば恋愛成就。混沌から明確に。環境整備。この環境とは人々が過ごす環境という小さな意味ではなく、仕事・恋愛・立場等々全ての事柄に通じる


「はい。なんか、壮大ですね」
豊雲野神
「うむ。力加減が難しいがな。個人へ向ける力ではない。なので個へは、中々難しい。それは、他の神世七代の神々も同様だな。人に根ざした神ではないのだから仕方あるまい」

「だが、生きるものへの愛情は在る。それは人に限らないがな。親身になって考えることも在る」

「わかりました」

「祈願方法やら何が良いとか有りましたら宜しくお願い致します」
豊雲野神
「うむ。まずは、その土地への感謝を忘れないことだ。最初に氏神・産土神のところへ行け。そこからが始まりだ

「何も小うるさい事を言うつもりはない。何事も仕組みを守らねばならぬ。まずは、その土地への感謝。そして、生への感謝。それらが出来る状態で初めて話を聞ける状態になる」


「はい」
豊雲野神
「何も感謝されたいと思って言うのではない。神々へ祈り願いをするならば、棚ぼたではいかん。感謝というより何もせずに利益だけ欲しいというのも問題だ」

「神というものは、念から力を貰い、力を使い動く。動いて欲しいと願われても、我らが動くための念が来なければ動けないのだ」

「念とは、心。思い。神への思いだな。それを糧にしている」

「わかりました。意図することが解ってきました。有難うございます」
豊雲野神
「いやいや。ちと難しく言い過ぎたかもしれん。が、無限に力が有る訳ではない。その辺を理解していれば良いのだよ」

「色々とご教授頂き有難うございました」


~最後に~
 本質的な事を多々言われました。神々の本質的な事柄が多くてちっとびっくりしました。個々の神々によりお話内容が違うので結構矛盾点が出てくることが多々有ります。整合性なんて取れないことなんて日常茶飯事。

 それでも、神々として神社等で祀られているのが神様です。人と同じく千差万別。様々な考え方、立場の神がいらっしゃいます。一人でも多くの方がご理解頂ければ幸いです。



~漢字から詳しく見る豊雲野神の加護~(参照 漢字ペディア

とよくもかみ)(古事記)

豊かな雲と野を創造した古事記解釈を含む)

雲と野を創造した素晴らしい古事記解釈を含む)

 

意味・・・・・①ゆたか。多い。満ちている。 ②農作物の実りがよい。 ③とよ。語の上につけてほめる意を表す。
なりたち・・・(A)象形。高杯(たかつき)(食物を盛る、脚のある器)の上に玉が二つある形にかたどる。祭りに用いる道具の意を表す。もと豐とは別字で、「禮(レイ)(=礼)」の原字であるが、のちに豐の省略形として使われるようになった。教育用漢字はこれによる。
(B)象形。実った穀物の穂を高杯(たかつき)の上に盛った形にかたどる。豊作の意を表す。ひいて「ゆたか」の意に用いる。

意味・・・・・①くも。空に浮かぶくも。 ②くものようなさま。 ③身分の高いさま。④そら。
なりたち・・・雨と、云(ウン)(くも)とから成る。「くも」の意を表す。「云」の後にできた字。

意味・・・・・①の。のはら。 ②はたけ。耕地。 ③民間。 ④自然のままの。 ⑤あらい。いやしい。ひらけていない。 ⑥だいそれた。身分不相応の。 ⑦区分した地域。
なりたち・・・里と、音符予(ヨ)→(ヤ)とから成る。郊外の村里、のはらの意を表す。

・・・・命=その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。


とよくむのみこと)(日本書紀・先代旧事本紀・神代系紀)

豊かに水が溜まって汲み取る事が出来るようにした

 

・・・・・上記参照

意味・・・・・くむ。くみとる。おしはかる。おもいやる。
なりたち・・・「甚(じん)+(と)「甚かまどの上に鍋をかけた形。食物を煮て、柔らかくすること。煮すぎることから、はなはだしい意となる。汁気のものを「斗(ひしゃく)み取るのを「斟」、酒をくむを「酌」、その加減を考えることを斟酌という。

意味・・・・・とどまる。とどめる。水がたまる。また、とめる。
なりたち・・・声符は亭(てい)。亭に停(とど)まる意がある。古い字書にみえないが、〔史記、李斯伝〕に「渟水を決して之れをに致す」とあり、古くから用例のある字である。[訓義]1. たたえる、水をたたえる。2. たまる、とどまる。3. 汀と通じ、みぎわ。

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

とよくにぬしのみこと)(先代旧事本紀・神代系紀)

豊かな国を司る

 

・・・・・上記参照

意味・・・・・①くに。一つの政府に属する社会。 ②日本。 ③昔の行政区画の一つ。④ふるさと。いなか。
なりたち・・・会意形声。囗と、或(コク)(さかい、くに)とから成り、「くに」の意を表す。教育用漢字は俗字の囯に点を加えたもの。

意味・・・・・①ぬし。あるじ。かしらとなる人。 ②おもな。中心になるもの。 ③つかさどる。中心となってはたらくこと。 ④はたらきかけるもの。動作をなす側。
なりたち・・・神壇に供えた燭台(しよくだい)に火()が燃えている形にかたどる。「炷(シユ)」の原字。神火を守る者、転じて「ぬし」の意を表す。

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

とよくにのみこと)(日本書紀)

豊かな国と野の

 

・・・・・上記参照

・・・・・上記参照

・・・・・上記参照

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

とよくむのみこと)(日本書紀)

実り豊かな田畑と自然を組合せた

 

・・・・・上記参照

意味・・・・・①くみひも。冠や印などにつけるひも。 ②くむ。くみたてる。くみあわせる。
なりたち・・・糸と、音符且(シヨ、ソ)とから成る。いく本かの糸を重ねくむ「くみひも」、ひいて「くむ」意を表す。

・・・・・上記参照

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

とよのみこと)(日本書紀)

香しい実り豊かな田畑と自然をつなぐ

 

・・・・・上記参照

意味・・・・・①かおり。かおる。かんばしい。かぐわしい。 ②こう。かおりを出すたきもの。
なりたち・・・黍(しよ)(禾は省略形。きび)と、甘(日は変わった形。うまい)とから成り、きびのうまそうなかおり、「かおり」の意を表す。

意味・・・・・①ふし。タケや草木のふし。また、からだのふし。つなぎめ。 ②くぎり。詩文・音楽などの一区切り。また、音楽の調子。 ③みさお。こころざしを固く守ること。④ほどよい。ひかえめにする。 ⑤とき。おり。 ⑥気候のかわりめ。また、その祭り。 ⑦しるし。割り符
なりたち・・・形声。竹と、音符(シヨク)→(セツ)とから成る。くぎりになっている竹の「ふし」、ひいてくぎり、けじめの意を表す。教育用漢字は俗字による。

・・・・・上記参照

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

とよとよのみこと)(先代旧事本紀・神代系紀)

香しい実り豊かな田畑と自然をつなぐ素晴らしい

 

・・・・・上記参照

・・・・・上記参照

・・・・・上記参照

・・・・・上記参照

・・・・・上記参照

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

うかふのとよかひのみこと)(日本書紀・先代旧事本紀・神代系紀)

拠り所の無い野を筋道をたどり豊かに集めた

 

意味・・・・・①うく。うかぶ。うかべる。 ②はかない。よりどころがない。 ③うわつく。うわべだけの
なりたち・・・水と、音符孚(フ)→(フウ)とから成る。「うかぶ」意を表す。

意味・・・・・①たていと。織物のたて糸。 ②たてのすじ。上下または南北を結ぶ線。 ③へる。たつ。道筋をたどる。④おさめる。いとなむ。 ⑤つね。つねに変わらない。⑥不変の道理を説いた書物。聖人や仏陀(ブッダ)の教えを記した書物。
なりたち・・・糸と、音符巠(ケイ)とから成る。織機のたて糸、ひいて、すじみち、おさめる意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。

・・・・・上記参照

・・・・・上記参照

意味・・・・・かう。代金を出して品物などを求める。
なりたち・・・貝と、网(バウ)→(バイ)(あみ。罒は変わった形)とから成り、貝をあみで集める意を表す。転じて「かう」意に用いる。

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

とよかぶのみこと)(日本書紀)

豊かさを大地に分け与えた

 

・・・・・上記参照

意味・・・・・①かむ。かじる。くいこむ。 ②かける。
なりたち・・・「歯(はの旧字)+㓞(きざむ)」の会意形声。歯でものをきざむこと。

・・・・・上記参照

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

くにのみこと)(日本書紀)

木が在る国の大地を司る神

 

意味・・・・・①は。草木のは。 ②はのように薄いもの。 ③かみ(紙)。一枚一枚の紙。 ④時代の一区切り。世。⑤すえ。わかれ。⑥木のは、紙などを数える語。
なりたち・・・艸と、枼(エフ)(木にはがしげるさま)とから成る。草木の「は」の意を表す。借りて、よ(世)の意に用いる。

意味・・・・・①き。たちき。 ②建築や器具の用材。 ③五行の一つ。 ④七曜の一つ。木曜。 ⑤かざりけがない。
なりたち・・・立ち木の形にかたどり、樹木の意を表す。

・・・・・上記参照

・・・・・上記参照

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

のみこと)(日本書紀)

野をあらわす

 

意味・・・・・①みる。目でみる。みえる。 ②みるところ。物のみかた。考え。立場。 ③まみえる。人に会う。 ④あらわれる。あらわす。 ⑤る。らる。…される。受け身の助字。
なりたち・・・目(め)と、儿(じん)(ひと)とから成る。人が目を大きくみひらいているさまにより、ものを明らかに「みる」意を表す。

・・・・・上記参照

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。

 

とよのみこと

豊かな実りを実感させる

 

・・・・・上記参照

意味・・・・・①は。動物の口の中にあり、食物をかみくだく器官。 ②はのような形やはたらきをなすもの。 ③よわい。とし。年齢
なりたち・・・もと、象形で、口の中に並んでいる「は」の形にかたどる。旧字は形声で、これに、のち音符止(シ)が加わったもの。歯は、成長につれてぬけ変わり、欠け落ちることから、年の意に用いる。教育用漢字は省略形による。

・・・・その職務を仰せつかった神。職務が無い場合は単に”神”と言われる。一般的には、尊・神・命は神を表す尊称。