シロが帰ってくるまで寝てよう、とベッドで寝てたら、いつの間にか

帰ってきてた、みたい。

寝てたら、急に鼻から息が吸えなくなって、苦しくなって起きたら

シロが鼻をつまんでた。


苦しいよって怒る前に、シロに会えたのが嬉しくて。

体を起こしておはようシロってあいさつしてからぎゅってシロの頭を

抱きしめた。

会いたくて会いたくて、たまらなかったから。


寝ぼけてる?って訊かれたけど、ちゃんと起きてたよ。

この前はごめんねってシロがバツが悪そうに呟いてたけど、今日

シロに会えたし、遅くなったけど七夕をしたいって言ってくれたのが

嬉しかったから。すごくすごく嬉しかったから。

だから、七夕当日にお祝いできなかったけど、いいんだ。


短冊、まだ間に合うかなってシロが言ったけど、わたしがきっと

間に合うよ。って言って。一緒に短冊を書いたんだ。


シロの短冊は水色。わたしは黄色にしようか黄緑色の短冊にしようか

迷って、黄色を選んだよ。


わたしが書いたのは「シロとずっと一緒にいられますように」って

お願い書いて。


シロは「マナがずっと幸せでいられますように」って書いてくれた。


…わたしもシロがずっと幸せでいられますようにって書けば

良かったかな。

自分の幸せしか願ってない…。ちょっと反省。


でも、嬉しかった。すごく。

シロがいてくれたら、わたしはすごく幸せだよって言ったら、

好きだよ、ずっとって言ってくれた。

わたしも好きだよって言ったら、知ってるって返してくれた。

それがまた嬉しくて。すごく幸せな気持ちになる。


飾りをつけた笹に、お互いに短冊を結びつけた。

願い事、叶ってるねって言ったら、シロがこれからじゃん。

「ずっと」でしょ?って。


うん。ずっと、傍にいたい。


シロが何だか、何かを不安に思ってるような気がして。

余計強くそう思った。


わたしが傍にいることで、その不安が少しでもなくなればいいのにな。


ぎゅっと抱きしめあってると、わたしとシロの心臓の音が合わさってて

すごくすごく、落ち着く。


あったかくて、優しい気持ち。


ぎゅっと抱きしめあって、一緒に眠ったよ。

夢の中でもシロに会えたらいいな。

寝てるシロが夢の中でも笑っててくれたら、いいな。