きのう、なかよくなったサワがしんじゃった。


まえにわたしがよつばのクローバーをさがすために

いって、サイとおともだちになった、あのばしょで。


テレビでもしんぶんでも、そのわだいはでてた。


どこかのだいがくのきょうじゅ、ってひとが、いろいろ

しゃべってたけど、そんなことがみみにはいらないくらい

ショックだった。


サワがいないの、しんじられないよ。


だって、きのう、あんなにたのしそうにわらってたのに。

いっしょにぷりんたべるっていったのに。


どこをさがしてもサワはいないってわかってたけど

さがしたくなった。


・・・さがしにいって、いなくなったとかんちがいされちゃ

こまるから、やめたけど。



サワ、いっかいしかおはなしできなかったけど、わたしと

サワはトモダチだよ。


わたしはえん、をしんじてるから、またサワにあえるって

しんじてる。


またあったときのサワは「サワ」じゃないかもしれない。

でも、きっと、わかるきがするから。


だから、サヨナラはいわないよ。


こうえんでわかれたときみたいに、またね、っていうね。


またね、サワ。

だいすきだよ。わすれないよ。



またね、っていおうとおもって、うみにいった。


いえのちかくではなをつんで、うみの

なみうちぎわにそっとおいたの。


またね、サワ。

わたしがそっちにいくのはまださきかも

しれないけど、まっててね。


あえたら、またおはなししてね。


っておわかれをしてたら、おにーさんが

きたの。


じさつしそうに、みえたんだって。


かなしいけどそんなことしないよ、って

おにーさんにいったよ。


いろいろはなしをしたけど、けいしーの

こと、しってるひとみたいだった。


ようじがあるんだって。


どういうようじかはおしえてくれなかった。

じゃあ、ってかえっちゃったから、もりに

いってみたの。


いつもはしずかなもりなのに、ひとが

いっぱいいて、さわがしかった。


そのなかにはなをもったりゅーごとましろさん、

あとけいしーもいた。


・・・みんな、サワのトモダチだったんだな、って

なんとなくおもった。


いつもはげんきのいいけいしーが、なんだか

げんきなくて、ましろさんやりゅーごとおはなし

してたけど、ふらふらーってどこかに

いっちゃった。


しんぱいになっておいかけたけど、みつからなくて。


やたいでにたひとをみたけど、ちがうひとだった。

そのおじちゃんにきいたけど、にたひとはいっぱい

いるから、わからないっていわれちゃった。


またじぶんでさがそうかなっておもったら、ふじの

バスケットにはいった、ニシンのパイづつみをくれた。


ありがとう、ってうけとって、いったんもりに

もどったの。


もしかしたらもどってるかもしれなかったから。


でも、いたのはりゅーごだけ。

ひとりにしておいてほしい、ってせなかがいってる

きがしたから、かえったほうがいい?っていちおう

きいてみた。


ごめんね、っていって、ひとりでいたいからって

いったの。


だから、りゅーごをぎゅってして、りゅーごが

きえたりしないといいな、っておもいながら、

じぶんのきもちをつたえたの。


うまく、つたわらなかったかもしれないけど・・・。


おうちにかえって、ねて。


よなかにまためがさめたの。

たきびをするときにつかうかな、とおもって、

えだをひろってたら、けいしーがかえってきてた。


さきにこやにはいってて、すごくつかれたかおをして

ねてた。


・・・けいしー、だいじょうぶかな。


・・・・・・わたし、けいしーのふたんになってないかな。

けいしーがつかれてるのに、なにもできないのが、

くやしかった。


わたしがもっとおとなだったら、なにかできたかも

しれないのに。


こどもなのがくやしかった。


ごめんね、けいしー。

つかれてるのに、なにもしてあげられなくて。


はやくおとなになりたい。


けいしーねちゃったから、きょうははやめに

ねることにした。


はやくねたら、それだけはやくおとなになれれば

いいのに。


そうおもいながら、まるくなってねてるけいしーの

せなかにくっついて、めをとじた。