地下鉄での出来事 「 どんぶり君 」 | オババブログ(名古屋のおばちゃん50代ですが何か)

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音楽とおばちゃんの昔話をぐだぐだと。  





        息子が高校に入学したばかりの頃、仕事に向かう地下鉄の中で

        ライオンのたてがみのような頭をしている男子高校生がいました。

        長い茶髪を Xjapan の hide のようにしています。

        ふと見ると、うちの息子と同じ校章。

        お~ 凄い先輩がいるものだと思っておりました。




        




        あるとき、私のすぐ傍でお友達と話をしてました。

        「 オレ、今日調理実習だしぃ~~

         調理のグループで、男一人だしぃ~~ 」

        ( あれ、彼は文系クラスみたいね。文系って、家庭科もあるんだ。)

        「 何作るの? 」

        「 卵どんぶり 」

        ( 卵どんぶり 。。。 実習しなくても作れそうな 。。。)

        「 そしたら、今日弁当いらないね 」



        「 。。。。。。。!!!! 」



        誰が見ても、明らかに狼狽している。。。

        ( ぷぷぷ! お弁当持ってきちゃったな^^)

        まわりに立ってる人は皆、笑いをこらえています。

        「 べ、べつにいいしぃ~ オレ、バイトの前に食べるから~ 」

        「 バイトしてるんだ 」

        「 携帯代くらい、自分で払いたいしぃ~ 」

        ( ほぉ~ なかなか感心な子じゃ。うちのボーズとはえらい違い )

        その日から、私は密かに心の中で 「 どんぶり君 」 と名付けます。




        



       
        どんぶり君 はいつも5~6人のお友達と一緒にいるのですが

        彼以外の子は髪もごく普通なんです。 

        普通こういうお兄ちゃんは、同じたてがみ同士で集まる傾向にあると思うのですが

        中にはカッターのボタンを上までぴっちりとはめているような

        超真面目そうな子も混じっています。

        どんな集まりなんだろう?

        学校の最寄りの駅に着く前に、名古屋駅に止まります。

        彼は時々「 じゃあな 」と言って、一人だけ名古屋駅で降りちゃうのよね。

        何処へ行ってしまったのでしょう?





        あるとき、どんぶり君 が真剣な表情をして何かを見ている。

        何だろうと思って見てみると

        びっしりと書き込んであり、あちこちに グ がしてあるノートを見ていました。

        定期試験なんだ。一応、進学校だもんね^^ 

        どんぶり君 がお友達に聞いていました。

       「 クロマニョン人って、南フランスで発見されたんだよなぁ? 」

       ( 勉強してたの、そこかい?^^ )



        



        ある駅で降りた人の後に私が座ると同時に、私の両隣の人も降りて行きました。

        どんぶり君 達が座れるようにと席を詰めると

        「 ありがとうございま~す。 」

        大~きな声の どんぶり君

        「 お前らも言え! 」

        「 あ、ありがとうございます。 」 「 ありがとうございます 」

        お友達も次々と^^






        修学旅行で数日間、彼らを見なかったときは寂しかったよ。

        今はもう、働いているよね。

        どんなお仕事しているのかなぁ。 どんぶり君