その昔、ディスコに行くと大概どこでもフリーフード、フリードリンクでした。
「飲み物取りに行ってくるけど、何がいい?」
と聞かれれば、かならず 「バイオレット・フィズ」 と答えていましたね。
お酒を飲み始めたばかりの小娘には、味なんてたいして分かりません。
たまたま綺麗な色をしているのと、持ってりゃ可愛く見えるだろう^^
くらいのものです。
ディスコ用のいい加減な飲み物だと思っていましたら
パルフェタムール という紫色が綺麗なスミレの香りのリキュールに
レモンジュース と ソーダ水 で作るそうです。
でもディスコは所詮フリードリンク。
こんなもので大量に薄めに作ってありました^^
20代の頃、一時カクテルが流行りました。
「君の瞳に乾杯」 なんて名前の変なオリジナルカクテルは知りませんが^^
ここではちょっと恥ずかしいくらいの
コテコテの代表的な物を並べてみますね。
「スクリュー・ドライバー」
ウォッカ と オレンジジュース ですね。
アルコール度数が高いのですが
見た目、オレンジジュースと変わりなく口当たりも良いので
女性を酔わせて、お持ち帰りしようと企む男性が
( ほら、そこのあなた! 覚えがあるでしょ?^^)
好んでオーダーしておりました。
「カクテルなんて分からないから、お任せします」
なんて言われたら、しめたと思っていたのでしょう^^
「マティーニ」
ジン と ベルモット をステアして、オリーブが飾られていましたね。
ジンの割合が多いものをドライ・マティーニと言いましたが
「やっぱり、ドライじゃなきゃね」
と言いながら、3杯も4杯もぐびぐび飲んでいました。
ぐびぐび飲む物じゃないのに。
ジェームズ・ボンドを気取って「ステアじゃなくてシェイクでね」
などと言う恥ずかしい奴もいました。。。
若いって、怖い物知らずね。
「ソルティ・ドッグ」
ウォッカ と グレープフルーツジュース。
グラスの縁をレモンで濡らして、そこにお塩が付いていました。
「ソルティ・ドッグ」とは、もともと「甲板員」の隠語なので
汗だらけで働く様子を表したものですね。
私は当時は「塩犬」ってなんじゃい?と思ってましたけど^^
果実が黄色のグレープフルーツを使った物を 「オス」
赤でつくられている物を 「メス」 と呼んでいました。(私達だけ?)
「モスコミュール」
ウォッカ に ライムジュース と ジンジャーエール。
但し、本当は ジンジャー・ビア を使うそうですが
日本では手に入りにくい為、ジンジャーエールにするとか。
居酒屋などでは、普通のグラスに入って出てきますが
バーテンダーがいるところでは、銅のマグカップで出てきました。
これが正式だそうです。
キンキンに冷やされている銅のマグカップは本当に冷たくて
出てくるときは、いつも汗をかいていましたね^^
「ブラッディマリー」
ウオッカ に トマトジュース と レモン です。
300人ものプロテスタントを処刑したイングランドの女王
メアリー1世のあだ名に由来しますね。 「血まみれメアリー」
健康そうですけど、結局酒だという。。。^^
これを頼むのは、お酒が続いたときくらいでしたね。
これを目当てに飲みに行くということはありませんでした。
「カルーア・ミルク」
これはねぇ
1回飲んだだけでギブでした^^
何これ~?
コーヒー牛乳にお酒?
コーヒー・リキュールの カルーア を 牛乳 で割ろうなんて
誰が考えたのでしょう?
「ブルーハワイ」
ラム をベースに パイナップルジュース と レモンジュース。
ブルー・キュラソー で青い爽やかな色を付けます。
丁度サーファーファッションが流行った頃に現れました。
やたらに花と果物が飾ってあってね。
紙で出来た、小さな傘がくっついていることも多かったのですが
あれは何だったのでしょう?^^
凄いのになると、花火が刺してありましたよね^^
オーダーした人が、お誕生日のとき?
私はこっ恥ずかしくて、絶対に飲みませんでした。
今はカクテル飲むようなところに行かないなぁ。
居酒屋でチューハイがメインですかねぇ。
どなたか、マティーニで語り合いませんか?