「J.ガイルズ・バンド」
1981年発表のシングル 「堕ちた天使」
この曲は6週間に渡って全米1位に輝きまして
ランジェリー姿の女性達が踊る
このPVも随分話題になったようです。
「な~なな、ななな」 というところ
お酒のCMにも使われてましたので、ご存知の方も多いと思います。
(https://www.youtube.com/watch?v=3NNR-9YCwdY)
一発屋だとばかり思われがちですが
結成が1967年で、もともとはブルースバンドとして地道なライヴ活動を続け
60年代ロックの殿堂とも言えるライブ・ハウス、 『フィルモア・イースト』 で
その観客を唸らせていたのです。
フィルモアのオーナー、ビル・グレアムは彼らを大変気に入っており
「ブラック・サバスにしか興味がないお客さんは出て行って欲しい。
彼らを聴いて欲しいんだ。」
と、J.ガイルズ・バンドの紹介をしているほどです。
(J Geils Band Floyd's Hotel + Hard Drivin' Man 1972)
ブルース・ハープ(ハーモニカ)の マジック・ディック が
いい味出してます。
(https://www.youtube.com/watch?v=yZUZHjSPYKY)
演奏だけでも充分に観客を楽しませることのできる実力に
マイク・スタンドを持って踊らせたら世界一の男と言われた
ヴォーカルの ピーター・ウルフ 。
彼はWBCNというボストンのFM局でDJもやっておりまして
早口のラップ調マシンガンMCは名物にもなっていました。
『アメリカのストーンズ』 とまで言われたバンドなんですが
「堕ちた天使」 とこのPVで、産業ロックに走ったと批判され
この曲の成功を機にソロ活動を始めようとしたピーターの脱退により
本当に 「堕ちた天使」 (天使ではないか)になってしまったようです。
大きな成功が必ずしも幸せとは限らない。
なんだか教訓めいたバンドでした。