木立を散歩しているとよく木の洞を見つけます

 

あれって、よく見るとなんだか木の顔にも見えて楽しいですね

 

あくびをしていたり、笑っていたり、泣いているように見えたり・・・

 

中に何かいるかな?とか考えるとちょっとワクワクします

 

大人げなく少し覗いてみたくなります

 

でもたいていは何にもないんですけどね・・・

 

ところがこの子たちはラッキーだったみたいですよ

 

 

 

 

公園の奥の木立を少し入ったところに

 

大きな口を開けている木がありました

 

 

‘お兄ちゃん、あの木、お口があるよ’

 

‘ちょっと、のぞいてみようか?’


 

 

‘怖くない?’

 

‘大丈夫、大丈夫。 何かいるのかなぁ?’

 

 

 

ワクワク ドキドキしながら

 

そっと覗いてみると・・・

 

 

 

‘うわぁ~’

 

‘たまご’

 

 

 

‘何の卵かなぁ・・・?’

 

‘触っちゃだめだよ、このまま、このまま’

 

‘うん、このまま、このまま’

 

 


 

木の洞には何だかロマンがありますね

 

あれこれといろんなことを想像してみると

 

小さな物語の世界が広がってきます

 

 

きっとこの子たちも 目をキラキラ輝かせて、

 

自分たちの大発見をおうちに帰って

 

いっぱいお話ししたんでしょうね。