自分を捨てることをイェシュアもブッタも勧めています。


それができないと最善を選択出来ないからです。


最善は自分の中にはなく、時、場所、人、状況によって刻々と変わるものです。


しかし人間というのは、自分を捨てたフリをして自分自身まで欺くという技術を生み出しました。


口では自分を捨てたと言いながらも、捨てている風の生活をする自分や、それを褒めてもらうことに執着しているなどがよくあるパターンです


この乖離した実生活と本心の隙間に悪霊が住み着きます。


※乖離は正反対の向きに反して分裂しているニュアンスを含む。


※解離はバラバラに分裂しているニュアンスを含む。


聖書には体から悪霊を追い出しても、本人の心が変わっていなければ7倍に増えて悪霊が帰ってくる話が書かれています。


ブッタもバラモンはバラモンの仕事をしていたり、バラモンの家に産まれたからバラモンなのではなく、執着を断ち切った者こそ真のバラモンだと教えています。


いくら見た目を綺麗に整えても、他人や自分を騙しても


心と現実の間にある隙間が大きければ大きいほど


その隙間に大量の悪霊や魑魅魍魎が入り込んで魂や霊を死で汚染します。



これによって実際に身体に実害が出る人もいますが、多くの場合は悪霊と契約関係を知らずのうちに結んでいるので、契約が切れるまでは害がありません。


それどころか、人生勝ち組で上手くいく場合も多いですね。


しかし霊がボロボロになります。その代償は計り知れません。