前回に引き続き、歴史にアンテナが立っています。
プレジデントオンラインにこんな記事がありました。

(出典:プレジデントオンライン)


現在、日本を代表する大財閥である三菱。起源は幕末から明治維新にかけての大変革で活躍した商売人・岩崎弥太郎氏の海運会社です。

いわゆる”歴史モノ”にはあまり名前を見ない岩崎弥太郎氏ですが、彼は、今話題のせごどん(西郷隆盛)や、坂本竜馬、 新選組 、高杉晋作、 伊藤博文…などと同じ時代を生きていました。
もともと地下浪人出身という貧しい身分でしたが、その反動か野心があり、商売の基礎をつくったのは投獄中に木こりから教わった算術だと言われています。

当時、武士で算術が出来る人はほとんどいなく、幕府存続や大政奉還という政治に対して躍起になる武士が多い中、岩崎弥太郎氏は商売・ビジネスに将来の可能性を見て動きました。

更に、最初の海運会社を軌道に乗せながら、そこに生まれたニーズに対して、銀行と保険会社を設立したそうです。(三菱銀行と東京海上火災)

当時の世の中の流れ、表面だけにとらわれず、未来に対してどうしたらより良くなるのか?、常に本質を考えている岩崎弥太郎氏の成し遂げた結果が、約150年にも渡り長期に繁栄する商売・組織に成長した三菱財閥です。


現在も、幕末維新ほどの大変化を感じるほどではないものの、ITやAIの発達、働き方の変革が盛んに行われている変化のとき。
長期に繁栄していくために、自分自身も柔軟に変化していきます!


塩島隆義