とうとう発表がありました…ということで続配役予想

★は確定済み
デュ・ピュジェ中尉:美稀千種
ポリニャック:白妙なつ
ロナンの父:大輝真琴
ペイロール:輝月ゆうま
ネッケル:ひろ香祐
★アルトワ伯:瀬央ゆりあ
ルイ16世:朝水りょう
★ロベスピエール:極美慎
★マリーアントワネット:有沙瞳
★ディムーラン:暁千星
ダントン:天華えま
ミシェル:夕渚りょう
ジャン・ポール:天希ほまれ
ロワゼル:天路そら(稀惺かずと)
ラマール:輝咲玲央
テルヌマン:蒼舞咲歩(大希颯)
フェルゼン伯爵:天飛華音
ジャック:碧海さりお
リシェル:水乃ゆり
ソレーヌ:小桜ほのか
シャルロット:詩ちづる

男役の配役がある程度確定し、予想通りマリーアントワネットを有沙瞳さんがシングルキャストで務める事により生まれた

「娘役の役の少なさどうするの」問題ですね、本命は上記配役ですか以下の配役も有り得るのでは?と

ポリニャック:小桜ほのか
リシェル:水乃ゆり
ソレーヌ:瑠璃花夏/詩ちづる
シャルロット:藍羽ひより

うーん難しいですね

1789配役予想
前々から勝手に予想を立ててきた1789がついに星組で公演されることになりました!発表当日は仕事が手につかないほどの喜びにはしゃいでいましたが、ここで再び現状況での配役予想を

まず主演の二人から
ロナン:礼真琴
オランプ:舞空瞳

前回の1789ではトップ娘役の愛希れいかさんがマリーアントワネットを演じていましたが、今回は星組にアントワネット役者がいる!という私の独断と偏見かつ舞空オランプを期待している方も多いということで「まずは」舞空オランプで予想を立ててみたいと思います。

デュ・ピュジェ中尉:美稀千種
ポリニャック:白妙なつ
ロナンの父:大輝真琴
ペイロール:輝咲玲央
ネッケル:ひろ香祐
アルトワ伯:
ルイ16世:朝水りょう
ロベスピエール:
マリーアントワネット:有沙瞳/小桜ほのか
ディムーラン:
ダントン:
ミシェル:夕渚りょう
ジャン・ポール:天希ほまれ
ロワゼル:天路そら
ラマール:蒼舞咲歩
テルヌマン:朱紫令真
フェルゼン伯爵:
ジャック:碧海さりお
リシェル:水乃ゆり
ソレーヌ:瑠璃花夏/詩ちづる
シャルロット:※下級生娘

じゃあ舞空瞳マリーアントワネット版は?となると
オランプ:水乃ゆり/詩ちづる
リシュル:瑠璃花夏
ポリニャック:小桜ほのか
ソレーヌ:有沙瞳

あたりかしら?と思います、オランプは瑠璃花夏でリシュルが水乃ちゃんでもいいかなとも思いますが。これまた個人的な希望でソレーヌを有沙瞳ちゃんで見たいんですよね。


さて、あえて空白にしていた男役コーナー
前回の予想で書いていた
ディムーラン:綺城ひか理
ダントン:天華えま
フェルゼン伯爵:極美慎
がぴったり過ぎて私の中で固まってしまっていたので、どう動かす?と悩みました。

ちなみに月組では、このメンバーが演じていました
アルトワ伯:美弥るりか(89期)
ディムーラン:凪七瑠海(89期)
ダントン:沙央くらま(87期)
ロベスピエール:珠城りょう(94期)
フェルゼン伯爵:暁千星(98期)

星組では
瀬央ゆりあ(95期)
暁千星(98期)
天華えま(98期)
極美慎(100期)
天飛華音(102期)
上記5名でこの枠を埋める前提で考えています(ここの前提が崩れる可能性もあるわけですが)

まず、学年順に綺麗に当てはめると以下になります
アルトワ伯:暁千星(98期)
ディムーラン:天華えま(98期)
ダントン:瀬央ゆりあ(95期)
ロベスピエール:極美慎(100期)
フェルゼン伯爵:天飛華音(102期)

まあ悪くはないけれども、出番やソロナンバーの有無を考えたときに瀬央ゆりあさんが「ロベスピエール」「アルトワ伯」のどちらかを取るのではと考えています。

ロナンの敵であるアルトワ伯を瀬央ゆりあさんとした場合
アルトワ伯:瀬央ゆりあ(95期)
ディムーラン:暁千星(98期)
ダントン:天華えま(98期)
ロベスピエール:極美慎(100期)
フェルゼン伯爵:天飛華音(102期)
▶︎ディムーランとダントンを同期コンビが演じるのも個人的にはとても良いですし、この場合だとマリーアントワネットを舞空さんが演じた場合、史実と同じ「同い年のマリーアントワネットとフェルゼン」になるのも個人的にはグッときますね。

ロナンの親友であるロベスピエールを瀬央ゆりあさんとした場合
アルトワ伯:暁千星(98期)
ディムーラン:天華えま(98期)
ダントン:天飛華音(102期)
ロベスピエール:瀬央ゆりあ(95期)
フェルゼン伯爵:極美慎(100期)
▶︎ロマンス劇場で癖のある悪役(そんなに悪くないけど)を演じていた暁さんにアルトワ伯を当てるのも見てみたいなと思います、月組の1789では本役がフェルゼン新人公演がロナンと、アルトワ伯とは対立の立場の役だったのであえて星組版では敵陣営の役に挑戦するのも素敵じゃないでしょうか。あと礼真琴と瀬央ゆりあの親友設定が再び見たいかなと

ここからは少し観点を変えて、龍真咲さんの後にトップになった珠城りょうさんがロベスピエールを演じたことを考慮するなら

アルトワ伯:瀬央ゆりあ(95期)
ディムーラン:極美慎(100期)
ダントン:天華えま(98期)
ロベスピエール:暁千星(98期)
フェルゼン伯爵:天飛華音(102期)

なんて形になるのかなと思います。

当てに行く、というより私の個人的な「この子このキャラだよねー」配役は以下だったりします。

アルトワ伯:天華えま
▶︎舞台の上の魔術師!妖艶な歌い手ぴーちゃんでアルトワ伯様を見たい!

ディムーラン:暁千星
▶︎人柄が良くて少し神経質にも見える真っ直ぐさをもった役って意外と演じていないけど、ありちゃんに似合うのではと思います

ダントン:天飛華音
▶︎熱さ!人情!パワフルで陽気な役は彼女のお家芸かなと、天飛華音テンプレートすぎて面白くないのでは?くらいの

ロベスピエール:極美慎
▶︎カリスマ性と言えば極美の慎ちゃん、少し突っ走り型なところも想像がつくし、かりんのボイパが見たい

フェルゼン伯爵:瀬央ゆりあ
▶︎愛する人の立場を考えて本当は自分が守りたいのに身を引く男…それ瀬央さんやん…(号泣)


いやどうなるのでしょうか1789…配役を予想している時が1番ワクワクしているような気もしますね。
そして、その前に、そろそろディミトリが始まりますし情報など楽しみです。
星組の別箱演目が発表になりました。
来年の大劇場演目が1789に決定したことも踏まえて、今回の発表から自身が考えたことを書きたいと思います。

まず結論から記載しますと「礼真琴と舞空瞳は二人でこれから数作(短くとも2024年いっぱいは)星組でトップコンビを組むだろう」と私は思っています。

「礼真琴が退団する」「舞空瞳が別の組のトップ娘役になる」「凪七瑠海が星組でトップスターになる」などなど、いろいろな可能性も視野に入れつつ考えましたが、やはりこの結論に至りました。今回はそれにたどり着くまでに考えたことを書き連ねたいと思います。

※過去の公演の実績については私が自力で調べたものになりますので間違っている点などありましたらご指摘いただけますと幸いです。

1.凪七瑠海×舞空瞳が星組でトップコンビを組むのか
トップ娘役が現在コンビを組んでいる相手役意外と全国ツアーを回った例は以下になります。
①朝夏まなと×実咲凜音(2014年:ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-)
②珠城りょう×愛希れいか(2016年:激情/Apasionado!!III)
この2つに共通することとして
▶︎トップスター退団の前(かつ退団『発表後』)の外箱であること
▶︎その相手役は次期トップスターとなり2人は『その組で』トップコンビになっていること

この例に倣うなら次の星組は『凪七瑠海×舞空瞳』コンビになるのか?と考えられますね
しかし、それには2点異なる点があります
▶︎凪七瑠海自身はトップに相応しい人材であったとしても「年齢」が、どうしてもネックになるのではないかということ(可能性が0であるとは言いきれないですが)
▶︎そもそも礼真琴は退団発表をしていない、トップ人事については正答率ほぼ100%カレンダー占いの結果からも、1789で退団する可能性もないと考えられる(スターカレンダー1月掲載ステージカレンダー11月掲載のため)
カレンダー占いのトリックは私が述べるまでもないので割愛させていただきますがステージカレンダー11月掲載のトップスターさんが辞めるなんて考えにくいですよね。

⇒よってこのパターンは「ない」と考えます。

2.2024年1作目で礼真琴は舞空瞳を残して先に退団するのか
1789(礼真琴任期7作目)で礼真琴が退団発表をして8作目で退団する可能性は、来年以降の話になりますので現段階で1.を否定するほどの根拠をもって考察はできません。
では逆に最短1789で「次作での退団」を発表した場合2024年星組1作目が退団公演となるが、次の星組のトップスターになるのは誰なのか
まず1番に挙げられるのは「暁千星」だとして、その間にも全国ツアーが予定されており、そこで暁千星と舞空瞳が全国ツアーを回る可能性は検証できません。
しかし、もし2024年星組1作目で礼真琴が退団するなら暁千星は今回の全国ツアーの主演をしなかったのか
▶︎凪七瑠海に『全国ツアーの主演』をさせる『何かの理由』があるから
※これについては、現段階で出ている情報からは検証できないでしょう
▶︎まだ礼真琴が退団発表をしていないか暁千星はトップを差し置いて全国ツアーをできなかったから
 過去の例で柚香光は明日海りお退団発表の前に、その後にコンビを組む華優希(芝居ヒロインは舞空瞳)と2018年に全国ツアーを回っています、このことから暁千星がトップになるのは、さらに先と考えられるのではないでしょうか

⇒よってこのパターンも「ない」と考えますし、暁千星が星組でトップスターになるのは2014年の2作目以降ではないかと考えられます。

3.他のスターが礼真琴と暁千星の間にトップになるのか
暁千星がトップスターになるのが先だとして、凪七瑠海が2014年の1作目からトップスターになるであれば今回の采配は納得できますが、それ以外の人物だった場合なぜ「星組で」全国ツアーを回らないのかが疑問になります。もしそのような人物がいるのであれば瀬央ゆりあと暁千星の上で、すでに二番手になっていなければいけないのではないでしょうかスバリ「間に合わない」かつ、暁千星がトップになるのがそこまで遅くなるのかという疑問もあります。

⇒よってこのパターンも「可能性は低い」と考えます。

4.舞空瞳が先に退団する、他の組に行く可能性
 舞空瞳が先に退団する可能性については現段階では検証はできないですが、もしそうであれば次期トップ娘役候補もしくはトップ娘役人事に関連しない『誰か』が礼真琴or凪七瑠海と全国ツアーを回るのではないでしょうか
 演目の関係でどうしても礼真琴が全国ツアーを回れないのであれば凪七瑠海が、その相手役と全国ツアーを回る可能性が高いと考えられるため「舞空瞳が礼真琴より先に辞めるので、凪七瑠海と全国ツアーを回る」は「凪七瑠海と舞空瞳が星組でトップコンビを組む」よりも可能性が低いのではないかと考えます
 舞空瞳の組替えの可能性は、これもまた現段階では検証はできませんが先にも記載したように星組に別のトップ娘役が就任する、もう少し可能性を広げるのであれば「トップ娘役空席」で礼真琴がこれからの任期を務めるのであれば舞空瞳を星組トップ娘役として全国ツアーに行かせる理由が「礼真琴と赤と黒をやらせたくなかった」ということしか思いつかないですが、これまた可能性としては低いのではないかと考えます。

⇒よってこのパターンも「可能性は低い」と考えます。

こういった検証は「希望」を含んだものになるので、星組のトップコンビにもう少し長く組んで欲しいなという私の思いが反映されていますが2014年5月に柚希礼音・夢咲ねねコンビも別箱が離れていましたし。
「別箱が離れたのでコンビ解散!」ではなく「超長期コンビを組むからこそ」であると思っております。

1789についてもまた次の記事で触れたいと思います。
ここ最近ブログを更新しておりませんでしたが

雪組「夢介千両みやげ」宙組「ネバーセイグッバイ」星組「めぐり会いは再び」の感想を
ちなみに雪組は大劇場で、宙組は配信で、星組は東京宝塚劇場で拝見しました。

新人公演って本当に面白いなと常々思っていますか、この三作品もまたその思いを強くしてくれました。本役を完璧にコピーする子、及ばぬ所があっても越えている所がある子、全く別のアプローチをする子。いろんな可能性を感じて胸が熱くなるなと感じます。

まず3組の主演の皆様から

雪組「縣千」
純粋に「この子できあがってるな」という印象です。最終学年で長の期の長を務めた彼女ですが他2人に比べて圧倒的に真ん中オーラが凄い、だってバウホール公演の主演や東上公演二番手などなど経験値が全く違うのだから、当然と言えば当然かもしれない。しかし今回は得意のダンスを披露する場面もなく、芝居力で勝負の演目でしたが彼女の持つ「陽気で男らしい」オーラの人間が見せる「優しさ暖かさ」がグングン伝わってきて、とても面白いなと感じました。本公演のお役も良かったですが夢介も似合っていましたね。
個人的に今のトップだと柚香さんや真風さんのように「宝塚で男役スターになるために生まれてきた」といつも思わせてくれるジェンヌさん。今回で新人公演を卒業ということで、今後は本公演の役にどう向き合って、どう魅せてくれるのか楽しみです。

宙組「風色日向」
私のまわりでは「ダイキンのCMで一人知らない子がいる」と言われている彼女、長期の休演があり惜しいスターさんだなと思っていましたが流石のオーラ。本役の真風さんとは少しカラーの違う役作りをしていたと思います。自然にそうなったのかもしれませんが真風さんが「多くの物を見て世間を引いた眼でみている」ジョルジュなら、風色君は「もっと、もっと多くの物を見たい」と思っている途中の青年って感じと言いますか、作品の本質ってどちらかと問われると真風さんが正解だと思うのですが(なんせ、本作長期トップスターの退団演目)これはこれで、とても面白い。
演技や歌も素敵ですが、とにかく首が長くてさわやかな顔立ちでスタイリッシュで。スーツ姿に惚れ惚れする男役さんだなあと感じました。

星組「咲城けい」
縣君は3回目、風色君が2回目の新人公演なのに対し最終学年にして初めての新人公演の咲城君。ルックスも普段演じている役柄的にも「可愛い」ことから、ルーチェはぴったりだろうなと思い拝見しましたが、本当にそこに礼真琴がいる!?かと思うようなルックスの再現具合。(メイクもほとんど同じ)お芝居もダンスも素晴らしいし期待通りでした。ただ一つ、彼女が歌いだした瞬間に「あ…」となってしまったのは、恐らく見ていた方ならお分かりになるのかなと。元々礼さんが非常に歌が上手いタイプなので分が悪い、かつ声の震え方を聞いていても「緊張」が伝わってきて手に汗を握る形に。ただ終盤に近付くにつれて上手になっていたので、本当に緊張で実力を、発揮できなさったのだろうなと思いましたし、ご本人も挨拶でそのことを悔しがっていたので、この悔しさをバネに頑張っていて欲しいです。

ちなみに、次回の新人公演が発表になっているのは宙組「ハイロー」のみですが、今回主演の風色君は芹香さんのお役に。個人的に芹香さんと風色君ってカラーが似てるなと感じるのでこちらについても期待です。

その他のキャストについては、また後日(少なくとも星組千秋楽前までには…)記載したいと思います。

モンテ・クリスト伯の出演者が決定しました!

という事で早速、確定版(自分の中で)配役予想を…



【本命】

まずは本命、前回の予想からあまり崩れない程度に配役をいじってみました。寿つかささんの役はこのメンツだと分けるかな?と予想してみたり。

個人的に瀬央さんにベルツッチオをやって欲しいので、この配役で希望です。

 

主な配役

宙組公演 

 星組公演

エドモン・ダンテス

(ファラオン号の一等航海士・後のモンテ・クリスト伯)

 

凰稀 かなめ

 礼真琴

メルセデス(エドモンの婚約者)

実咲 凜音    

舞空瞳

 

*~*~*

 

 

 

モレル社長

(モレル海運社長・メルセデスの父親)

寿つかさ

美稀千種

 

ファリア司祭

(イタリアの神父・大学者)

 

 

寿つかさ

 

輝咲玲央

オービーヌ(ダングラールの母親)

鈴奈 沙也

白妙なつ

 

ミス・メアリー(ハイスクールの演劇部顧問[アメリカ])

 

美風 舞良

 

音咲いつき

 

ダングラール(モレル海運の会計士)

 

悠未 ひろ

 

天華えま

 

マドレーヌ(メルセデスの乳母)

 

大海 亜呼

 

紫りら

 

ベルツッチオ

(密輸船の乗員・後にダンテスの家令)

 

緒月 遠麻

 

瀬央ゆりあ

 

フェルナン(貴族の御曹司)

 

朝夏 まなと

 

暁千星

 

ヴィルフォール(検事)

 

蓮水 ゆうや

 

綺城ひか理

 

エロイーズ

(ヴィルフォールの後妻)

 

純矢 ちとせ

 

有紗瞳

 

エルミーヌ(ダングラールの妻)

 

愛花 ちさき

 

二條華

 

ルイジ・ヴァンパ

(密輸船のボス)

 

七海 ひろき

 

遥斗勇帆

 

ボーシャン(新聞記者)

 

澄輝 さやと

 

天希ほまれ

 

エデ姫(ギリシャの王女)

 

すみれ乃 麗

 

詩ちづる

 

ムハンマド(密輸船の乗員)

 

凛城 きら

 

大輝真琴

 

アルベール

(フェルナンとメルセデスの息子)

 

愛月 ひかる

 

稀惺かずと

 

ケント

(ハイスクールの演劇部員)

 

蒼羽 りく

 

蒼舞咲歩

 

ジェニファー

(ハイスクールの演劇部員)

 

伶美 うらら

 

綾音美蘭


【対抗】

こちらは俗に言う「番手」を意識したラインナップ

本命の方では新人公演を取ってノリに乗った詩ちづるさんがエデ姫予想でしたが、有沙さんが取るのでは?と言う思いも捨てきれずです。

 

ダングラール

(モレル海運の会計士)

悠未 ひろ

瀬央ゆりあ

 

 

 

ベルツッチオ

(密輸船の乗員・後にダンテスの家令)

緒月 遠麻

綺城ひか理

 

フェルナン(貴族の御曹司)

 

朝夏 まなと   

 

暁千星

 

ヴィルフォール(検事)

 

蓮水 ゆうや

 

天華えま

 

エデ姫(ギリシャの王女)

すみれ乃 麗   

有沙瞳

 

ジェニファー(ハイスクールの演劇部員[アメリカ])

 

伶美 うらら

 

詩ちづる


いや、配役予想しながら見ていると楽しいものですね。
 

 

星組休演に伴い楽しい事を考えてみた



主な配役

出演者

星組公演

エドモン・ダンテス

(ファラオン号の一等航海士・後のモンテ・クリスト伯)

凰稀 かなめ

礼真琴

メルセデス

(エドモンの婚約者)

実咲 凜音

舞空瞳

***



ファリア司祭(イタリアの神父・大学者)

モレル社長(モレル海運社長・メルセデスの父親)

寿 つかさ

美稀千種

オービーヌ(ダングラールの母親)

鈴奈 沙也

紫りら

ミス・メアリー(ハイスクールの演劇部顧問[アメリカ])

美風 舞良

音咲いつき

ダングラール(モレル海運の会計士)

悠未 ひろ

天華えま

マドレーヌ(メルセデスの乳母)

大海 亜呼

澪乃桜季

ベルツッチオ(密輸船の乗員・後にダンテスの家令)

緒月 遠麻

瀬央ゆりあ

フェルナン(貴族の御曹司)

朝夏 まなと

暁千星

ヴィルフォール(検事)

蓮水 ゆうや

綺城ひか理

エロイーズ(ヴィルフォールの後妻)

純矢 ちとせ

小桜ほのか

エルミーヌ(ダングラールの妻)

愛花 ちさき

二條華

ルイジ・ヴァンパ(密輸船のボス)

七海 ひろき

ひろ香祐

ボーシャン(新聞記者)

澄輝 さやと

天希ほまれ

エデ姫(ギリシャの王女)

すみれ乃

有沙瞳

ムハンマド(密輸船の乗員)

凛城 きら

朝水りょう

アルベール(フェルナンとメルセデスの息子)

愛月 ひかる

稀惺かずと

ケント(ハイスクールの演劇部員[アメリカ])

蒼羽 りく

大希颯

ジェニファー(ハイスクールの演劇部員[アメリカ])

伶美 うらら

水乃ゆり



稽古場情報など情報が出てきたのでまとめ


【幕開き】

1月サン・セバスチャン(太鼓祭り)

○妖精たち(美稀・大輝・花雪)


【プロローグ】

2月のカーニバル

○大階段(礼)


3月サン・ホセ

○綺城、天華


4月セビリア 春祭り

ニンジン娘(田原俊彦)

○瀬央

※振り付け 平澤先生


5月パティオ祭り

遥斗勇帆率いる4人の男役

boni-ta(田原俊彦)

礼×音波

礼×娘役

礼×舞空


【中詰め】

6月サン・ファン 火祭り

歌い出し極美慎

礼×美穂×万里

(礼×美穂デュエット)


舞空瞳ダルマ


8月フェリアデマラガ

闘牛士(礼)

闘牛士の恋人(音波)

闘牛士の父(天寿)

闘牛(瀬中)


10月ピラール祭り

ゴスペル

振り付け 御織先生



感想を書くのが遅くなりましたが、ご縁あり生で観劇することができましたので少々、現段階での人事的なことにも触れつつ個人的な感想を。



『王家に捧ぐ歌』
御園座は音響がよいのでしょうか、数回しか行ったことがないのでわからないのですが、まず冒頭のエチオピアメンバーの美しい歌声に鳥肌が立ちました。
娘役勢はかなり歌の上手いメンバーを揃えていていたこともあるからか、終始圧倒的なコーラス力にやられていました。
白妙なつ、乙咲いつき、七星美妃、星咲希、都優奈 あ、これ名前見ただけで歌うまいってなるメンバーじゃん とパンフレットを見た段階で思いましたが、さすがでしたね。
エチオピア側に歌うまい娘役を総動員したのか?とすら思いました。

そして、その美しいコーラスの中にやってくる礼真琴、本当に歌が上手いんですよね。何を今更と、お思いのことと存じますが。とても上手で感動するのですよ。
音程を正しく上歌い上げる力も勿論あるんですけど、歌に感情を込める力もあるって役にあった声を出す力もある。
私の中では最強に近い存在です、完璧な歌い手ではなかったとしても、私はすごく上手いと思う、つまりそれってすごく好きだと言うことです。
アイーダを演じた舞空瞳さんについても、決して歌が素晴らしく上手なタイプではなく、得意技はダンスだと思うのですが、難易度高い楽曲の数々を歌いこなしていて「根性」を感じました。
一作づつ、着実に成長している というのはプロに対して失礼な表現になるのかもしれませんが、その姿が感動を与えてくれるのも事実。

個人的な思いですが、この二人は「芝居」をするより「歌芝居」で力を発揮するタイプなのかなと思います。
礼真琴×舞空瞳最強説を唱える私ですが、二人とも「歌やダンス」で表現する力がものすごく高いと感じます。
すなわち圧倒的ミュージカル向きの二人、ストレートプレイよりも断然海外ミュージカルを見たい二人です。(ちなみに、この二人の名シーンは?と問われると、私はロミオとジュリエット天国のデュエットダンスを推します。)

そして、王家に捧ぐ歌のもう一人のメインキャストであるアムネリス様。
有沙瞳さんは本当に芝居も良ければ歌芝居も素晴らしい、感情に訴えかける歌を歌えることが強みの人だなと感じました。
パレードの並びで礼さんの隣にいた時は驚きましたが、まあ順当だよね…と思わせる存在感。
彼女も音だけで判断すれば正確な音を出していないこともあるのですが、ミュージカル作品において正確な音を正確なピッチで出すことが必要不可欠かと問われると、私はノーと思うタイプなので有沙瞳さんは本当に「素晴らしく歌が上手い役者」だと感じます。
絶対音感をもっている人は気になったりもするのでしょうが、残念ながらそのようなものを持ち合わせていないので、本当に有紗さんの歌はずっと聞いていたいですね。

この3人が素晴らしいことが本作の成功の条件だと思うのですが、他のメンバーの存在が不必要なわけではなく他のメンバーも素晴らしかった。

【悠真倫:ファラオ】
今までのファラオの箙かおるさんよりも、温かみのあるファラオだなと感じました。一幕終わりのラダメスの訴えに対して「お前の思いに賭けよう」と言った時の熱さ、王族が部屋に籠る前のラダメスの訴えに対して「どうした?」と問いかける優しさ、箙さんのファラオが絶対的な王であるなら悠真倫さんのファラオは人間界の神、圧倒的な存在感と、そこに存在する優しさが、ファラオ暗殺のショッキングさをより引き立てたと感じさせられました。

【輝咲玲央:アモナスロ】
クセの強い男役を本当に上手に演じられていて、このも芸達者としか言えない存在感。星組にこのままいて欲しい存在でありながら、この才能を宝塚の財産として残していく道もあるのかなと感じました。しかし黒燕尾を見ていても、やはり男役としてまだまだ現役…星組の後輩たちに背中を見せていっていただきたい所存。

【ひろ香祐:カマンテ】
エチオピア戦士として極美、碧海の二人を占めるよい存在感でした。フィナーレの歌手選抜メンバーに出てきたときは驚きました。天寿さんのポジションだと思っていたのですが、これも今思えば代替わりの予兆だったのでしょうか。
礼真琴政権になってから、より目立つポジションにいるようになったひろ香さんですが、やはり技術は裏切らないということを彼女を見ていると感じます。今回のメイクも凄く似合っていてカッコイイなと感じましたし、フィナーレで見せてくれる人柄の良さがにじみ出る笑顔に心惹かれます。


【天寿光希:ネセル】
今回は神官長を務めたわけですが、セリフは少なくとも場面をしっかりとした重厚感で締めている姿は「流石」の言葉に尽きます。先日退団発表がありましたが、輝咲さんと同じく後輩に男役の何たるかを背中でそして言葉で語っていく存在だと思っていたので、しばらくショックは収まりませんでしたが「退団」は、すべてのタカラジェンヌに等しく訪れるもの…次回作での活躍を願うばかりです。

【天華えま:ケペル】
素晴らしい その言葉に尽きる役作りでした。目線の一つ一つがケペルとして生きていて親友のラダメスを思う気持ちが、セリフがなくても伝わってくる。凱旋のダンスで0番で踊っていた姿もさすがでしたね、後ろに希沙薫・天飛華音をおいても見劣りしない存在感は流石だと感じました。
フィナーレでもセンターを務め、階段降りも男役2番手のポジション。ウバルドに選ばれたのは極美慎ですが、俗に言う「抜かされた」感はなく配慮されている印象です。
しかしバウホール主演も極美慎に決まりました、同期の暁千星の組替…同期のあやおうかの退団、彼女に吹く風は少々強いものになっているように思いますが、これを受けて今後彼女はどんな道を歩んでいくのか、とても気になる存在です。願わくば、長く星組にいて欲しいと思います。

【極美慎:ウバルド】
そしてウバルドに抜擢された極美慎ですが、とにかく頑張っていたというのが印象。その等身バランスから舞空さんの兄であるのが納得しかないのですが、この兄妹本当に本作では「頑張っていた」印象。それが役作りにも反映されて「必死に生きている」ように感じられたのも、なんとも面白いなあと感じました。とても失礼なことを承知で言うのですが、今の星組の路線組の中では技術的に足りない部分を感じることもある彼女。
その殻を、これからどんどん破っていって欲しいですし、そんな彼女だからこそ出せる魅力というものがあるのも事実。高い技術をもった人が魅力的なのは当然ですが、そうでない人が出せる魅力があるのもまた周知の事実。次回作、そしてバウホール公演を経て彼女がどうなるか楽しみです。


【碧海さりお:サウフェ】
ばっちりフィナーレ階段降りに入ってきていますが納得の存在感。とにかく彼女もダンスが上手くセリフが明瞭で芝居心がある。歌についても何ら問題がなく総合的に見て非常に高スキル。1学年上の極見とも1学年下の天飛とも違うカラーで、若手の組力をグングンあげてくれる存在なのだろうなと思っています。

【天飛華音:メルレカ】
実は、彼女もポジション的には抜擢ですよね?というか、外箱ではことごとく抜擢を受けている印象。そしてまた、それに対して大ヒットホームランとはいかずとも確実に答えている印象を受けます。ダンスは非の打ち所がない、歌も歌える、彼女の弱点ってどこなの と思った時に「引き算の芝居」なのかなと個人的に感じています。良くも悪くも「与えられた出番をものにする!」という意思が見えている。それってものすごく大切なことで、若かりし頃の礼真琴に通ずるものを感じるのですが、気づけば彼女も新人公演では長の期…今回は同期の咲城が主演となるため、彼女にとって別の観点からの学びになるのではとこれまた楽しみです。

【都優奈】
エトワールおめでとう!!!!!!実は彼女のエトワールを心待ちにしていました、さすがの迫力そして声が美しい。彼女おそらく緊張していたことでしょう、公演によって精度が異なるように感じました。次は本公演のエトワールを是非務めていただきたい。

【二條華・瑠璃花夏】
スゴツヨ女官二人組、二人とも高スキルの娘役さんで、エチオピア側に奪われた歌唱力を支えていましたね。
華ちゃんは可愛い可愛いと思っていましたが、実はもう新公卒業済み星組の娘役らしい、思い切りのよさが感じられる、まさに縁の下の力持ち。
そして柳生忍法帳で一気にその名をあげたであろう、ちなちゃん。小さな体からは信じられないほどのパワーを秘めていて、今回は日替わりセリフのコーナーも担っていました。これから、どんどん出番も増えてくるのでしょうか、増やして欲しい存在です。

星組半分?そう思えないほどのパワフルな作品でした、ポスターや衣装が斬新すぎて「どうなるのか」との声が大きかったですが、作品の完成度の高さで満足させてくれましたね。
未知のウイルスに世界が混乱し、この公演もストップしたかと思えばロシアとウクライナの問題が勃発。奇しくも乱世に一石を投じるような作品になってしまいましたが礼さんの言うように
いつかこの作品を見て『この時は大変だったね』と笑える日が来ればよいなと思うばかりです。
1789~バスティーユの恋人たち~

ロックオペラモーツアルト、アーサー王伝説、カサノバなどなどフレンチロックミュージカルって素敵ですよね。そもそもロック好きな私にとっては凄く耳馴染みがよいというか、宝塚に興味を持つきっかけの1つでした。

礼さんがスカステの番組で「演じて欲しい役」を募った結果 ロミオ(ロミジュリ)、ソール(ノバ・ボサ・ノバ)、そしてロナン(1789)が入っていましたが、ロナンって比較的どのトップスターさんにも似合う演目だなと思います。(確か他のトップさんでもロナンが上がっている方いましたよね。)

貧しい主人公のクーデターと、そこで生まれる友情。身分違いの恋に苦しみながらも、命を懸けて未来のために戦う若者の運命やいかに…的な。テーマとして若干ありふれているんですけど、だからこそ分かりやすくて面白くて。
普段、演劇なんて見ない!本も読まない!というような知人に見せても「ミュージカルって面白いね!」と言ってもらえる作品だと思います。(実際、私の周りではそうでした)

宝塚では2015年に月組(トップスター龍真咲)で、東宝では2016年に小池徹平・加藤和樹のW主演で初演

2018年の東宝再演では、宝塚を卒業された龍真咲さんがマリーアントワネットで出演されていたり。東宝版にしても数々の宝塚OGの皆様がご出演されていて、全体的にとてもゴージャスでテンポが良くて見ごたえある作品だと思いました。

さてさて1789への思いを語りだしたら止まらないのでここでタイトルに戻りまして…

星組で見たい!1789配役予想~

ロナン:礼真琴
オランプ:舞空瞳
ルイ16世:美稀千種
ペイロール:輝咲玲央
ネッケル:大輝真琴
マリーアントワネット:有沙瞳
アルトワ伯:瀬央ゆりあ
ロベスピエール:暁千星
ディムーラン:綺城ひか理
ダントン:天華えま
フェルゼン伯爵:極美慎
ソレーヌ:小桜ほのか
ラマール:ひろ香祐
ロワゼル:碧海さりお
テルヌマン:天飛華音
シャルロット:詩ちづる
ポリニャック:白妙なつ

ちなみに以前、書いていた配役予想はこんな感じでした

アルトワ伯:愛月ひかる
ロベスピエール:瀬央ゆりあ
ペイロール:天寿光希
ラマール:輝咲玲央
シャルロット:瑠璃花夏
ポリニャック:音波みのり

★ロナン★月組公演:龍真咲【新人公演:暁千星】
礼真琴
これはもう変わりませんね。ただ新人公演で暁さんがやっているので、あれ…もしかしてそちらで?と言う思いもあったりもしております。

そして次が悩ましいところですが、ヒロイン(トップ娘役)の演じるキャラクターを「オランプ」にするか「マリーアントワネット」にするか。
宝塚版では「マリーアントワネット」、東宝版では「オランプ」
個人的に舞空瞳さんには「オランプ」を演じて欲しい。もちろんゴージャスな衣装を着て、優雅に振る舞う彼女もとても素敵に違いないのですが…得意のダンスを披露する場面がないのは惜しい。若々しくてパワーのある舞空さんには、正義感が強くてかわいいオランプをぜひ演じて欲しい。「私にも人間としての権利はございます!!!!」と啖呵着る舞空さん…想像するだけで、とっても素敵。

そしてマリーアントワネットを演じられる、直接的な言い方をすると「強い娘役」として有沙瞳さんがいるのも星組1789を想像する理由だったりします。月組1789でマリーアントワネットをトップ娘の愛希さん、オランプを役替わりで早乙女×海乃にしたのは衣装の豪華さやナンバーの多さ的などなど、役が大きすぎて例え役替わりにしたとしても、他の娘役に振れなかったのではないかと予想します。(下手すると二番手男役がやるような役ですよね)
なので愛希さんほどの華やかな衣装(もはやあれは舞台装置?)を使った派手な登場は、トップ娘役が演じないならばカットになってしまう…?いやでもルーレットドレスで出てくる舞空さんを見たい夢もあったり…。と思いながも、舞空さんは健気なヒロインが似合うタイプ。対する有紗さんは威厳がある女性が似合うタイプ…

ということで

★オランプ★月組公演:早乙女わかば・海乃美月【新人公演:叶羽時】
舞空瞳
★マリーアントワネット★月組公演 愛希れいか【新人公演:美園さくら】
有沙瞳

さて男役編に参ります、本作は2番手の役が明確ではないと思うので妄想がいろいろ広がるのですが

★アルトワ伯★月組公演:美弥るりか【新人公演:朝美絢】
瀬央ゆりあ
宝塚版のアルトワ伯って凄く美味しい役だと思うのです。「私は神だ」を美弥さんが怪しい色気たっぷりに歌っているのを時々見返しては惚れ惚れしております。瀬央さんは、どちらかというと東宝版のアルトワ伯のような「威厳」があるキャラクタになりそうなのではないかと予想、彼女は悪役を演じた瞬間にグッと色気が出るタイプだと思うので、似合うでしょう。
以前までなら愛月さんがアルトワ伯で、親友のロベスピエールを瀬央さんが!と思っていましたが、この体制になった以上もうアルトワ伯は彼女以外思いつきませんね。(そして新人公演もまた、同期の朝美さんというのが面白いと思うのです)

番外
天寿光希:退団発表をしてしまいましたが星組のロイヤルと言えばこのお方!!!一番お似合いだと思うのです。悪役×色男をやらせたら右に出るものはいないと思うのですよね。逆に似合いすぎて面白くないかしら?とも思いつつ媚薬を片手に「私の指に触れられて女神となれ」なんて耽美な歌詞がこんなに似合う方、他にいるのでしょうか…


★ロベスピエール★月組公演:珠城りょう【新人公演:蓮つかさ】
暁千星

ソロナンバーがあることや、珠城りょうさんの新人公演を経験したという点も含め、ここが一番おさまりが良い気がします。ロベスピエールの人物像は圧倒的に東宝版の方が好きですね、ロナンを亡くして彼が恐怖政治を行うようになってしまった悲壮感も描かれているように思います。なんとなく、暁さんが演じることで、そのロベスピエール像が見えるのでは…とも期待していたり。


★ディムーラン★月組公演 凪七瑠海【新人公演:夢奈瑠音】
綺城ひか理
★ダントン★月組公演 沙央くらま【新人公演:春海ゆう】
天華えま

知的なディムーランに対して、熱くて男気のあるダントン。この二人がこの配役になるだとうというのは、きっと皆様ご納得のはず。月組での配役を見た時に綺城さんは凪七さん、天華さんは沙央さん、各々雰囲気が似てると思うんですよね。



他の配役については、語るまでもなくって感じでしょうか。
個人的には優美なマリーアントワネットが小桜ほのか、世を恨み女達を率いて立ち上がるロナンの妹ソレーヌを有沙瞳でも面白いと思うのですが。いやはや1789の再演を首を長くしてお待ちしております。

花組千秋楽、まずはこの日を終えられたことに心からの拍手を送りたいです。

星組、宙組の公演中止が決まった中で、公演中止を余儀なくされたものの何とか時計の針を動かしていた花組。


お芝居の感想は先日記載したので、レビューの感想を。


いきなりですが、私は中村一徳先生のレビュー好きだなと本作であらためて感じました。近年ですとRayもMusicRevolutionも好き。いや、どの先生がダメだとかは思わないのですが。

とても頭の悪い言い方をするなら「たくさん人が出てきて楽しいぞー!」と思う。


華やかで花組のこれまでを振り返る楽しいショーだったのですが、本当に今の花組はフレッシュでイキイキしている組だと感じました。

今回も研10以上の生徒さん達の退団となり、時代の移り変わりは避けられないのですが、新陳代謝を繰り返して100年間続いてきた花組だからこそ、ベテラン勢が退団するに相応しい公演だったのだなと感じました。


印象に残った場面として、いろいろありますが95期ファンの私としては柚香光×水美舞斗のペアダンスからの真鳳つぐみさんの歌唱…このトリデンテは最後かと思うと、素敵な場面を用意してくださったのだなと胸が熱くなりました。

男役1.2がダンサーって今の宝塚だと花組だけですよね…ちなみに永久輝せあさんもダンスがお上手ですし、まさにダンスの花組!星風さんもシンガーの印象がありますが、ダンスもお上手…そして腰の位置が高い…小顔…あの柚香さんに「お人形さんのような等身バランス」と言わせるだけあります。


花組メドレーの1曲目、エキサイターは…!本当に反則というか…なんですかねあの高揚感、歌詞は全然良くわからない事を言っているのに(笑)下級生を率いるキラキラ帆純まひろさんの笑顔!この子のオーラはタカラジェンヌになくてはならないもの!といつも拝見しています。


そして「心の翼」


本当に、今この時代に歌われると胸が苦しくなる。30日の再開公演の際にも思いましたが、花組生たちが手を繋いで、美しい歌詞を歌う姿には涙が止まりません。公演中止に胸を痛めながらも、組子同士支え合って今日の日を迎えたのだろうと思うと。本当によかったなと感じました。ちなみに現地では、うっかり優波さん、高翔さんのお顔を拝見してしまい心が苦しくなりました。花組生でいられる貴重な時間が奪われたことは、どれだけ悔しかったのだろうかと思うと…。


そして、その後はエーデルワイス


こちらも私の大好きな場面です。飛龍つかさ星空美咲の歌ウマコンビが美声を響かせたかと思うと…私は見てしまいました。


上手からやってくる羽立光来さんを


これは、凄い、ゴクリと思った瞬間に広がる美声…花組94期さんは本当に職人さん…だってその後に爽やかに下手から出てくるのは、和海しょうさんですもの…実力派男役の歌いつぎに耳が幸せで幸せでたまりませんでした。


書ききれないほどの名場面にうっとりとするレビューでした。



柚香光さんがお話しされていましたが、奇しくもこの公演で時を止めてしまう宝塚…どうか無事に幕があがるようにと祈るばかりです。