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来年の大劇場演目が1789に決定したことも踏まえて、今回の発表から自身が考えたことを書きたいと思います。
まず結論から記載しますと「礼真琴と舞空瞳は二人でこれから数作(短くとも2024年いっぱいは)星組でトップコンビを組むだろう」と私は思っています。
「礼真琴が退団する」「舞空瞳が別の組のトップ娘役になる」「凪七瑠海が星組でトップスターになる」などなど、いろいろな可能性も視野に入れつつ考えましたが、やはりこの結論に至りました。今回はそれにたどり着くまでに考えたことを書き連ねたいと思います。
※過去の公演の実績については私が自力で調べたものになりますので間違っている点などありましたらご指摘いただけますと幸いです。
1.凪七瑠海×舞空瞳が星組でトップコンビを組むのか
トップ娘役が現在コンビを組んでいる相手役意外と全国ツアーを回った例は以下になります。
①朝夏まなと×実咲凜音(2014年:ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-)
②珠城りょう×愛希れいか(2016年:激情/Apasionado!!III)
この2つに共通することとして
▶︎トップスター退団の前(かつ退団『発表後』)の外箱であること
▶︎その相手役は次期トップスターとなり2人は『その組で』トップコンビになっていること
この例に倣うなら次の星組は『凪七瑠海×舞空瞳』コンビになるのか?と考えられますね
しかし、それには2点異なる点があります
▶︎凪七瑠海自身はトップに相応しい人材であったとしても「年齢」が、どうしてもネックになるのではないかということ(可能性が0であるとは言いきれないですが)
▶︎そもそも礼真琴は退団発表をしていない、トップ人事については正答率ほぼ100%カレンダー占いの結果からも、1789で退団する可能性もないと考えられる(スターカレンダー1月掲載ステージカレンダー11月掲載のため)
カレンダー占いのトリックは私が述べるまでもないので割愛させていただきますがステージカレンダー11月掲載のトップスターさんが辞めるなんて考えにくいですよね。
⇒よってこのパターンは「ない」と考えます。
2.2024年1作目で礼真琴は舞空瞳を残して先に退団するのか
1789(礼真琴任期7作目)で礼真琴が退団発表をして8作目で退団する可能性は、来年以降の話になりますので現段階で1.を否定するほどの根拠をもって考察はできません。
では逆に最短1789で「次作での退団」を発表した場合2024年星組1作目が退団公演となるが、次の星組のトップスターになるのは誰なのか
まず1番に挙げられるのは「暁千星」だとして、その間にも全国ツアーが予定されており、そこで暁千星と舞空瞳が全国ツアーを回る可能性は検証できません。
しかし、もし2024年星組1作目で礼真琴が退団するなら暁千星は今回の全国ツアーの主演をしなかったのか
▶︎凪七瑠海に『全国ツアーの主演』をさせる『何かの理由』があるから
※これについては、現段階で出ている情報からは検証できないでしょう
▶︎まだ礼真琴が退団発表をしていないか暁千星はトップを差し置いて全国ツアーをできなかったから
過去の例で柚香光は明日海りお退団発表の前に、その後にコンビを組む華優希(芝居ヒロインは舞空瞳)と2018年に全国ツアーを回っています、このことから暁千星がトップになるのは、さらに先と考えられるのではないでしょうか
⇒よってこのパターンも「ない」と考えますし、暁千星が星組でトップスターになるのは2014年の2作目以降ではないかと考えられます。
3.他のスターが礼真琴と暁千星の間にトップになるのか
暁千星がトップスターになるのが先だとして、凪七瑠海が2014年の1作目からトップスターになるであれば今回の采配は納得できますが、それ以外の人物だった場合なぜ「星組で」全国ツアーを回らないのかが疑問になります。もしそのような人物がいるのであれば瀬央ゆりあと暁千星の上で、すでに二番手になっていなければいけないのではないでしょうかスバリ「間に合わない」かつ、暁千星がトップになるのがそこまで遅くなるのかという疑問もあります。
⇒よってこのパターンも「可能性は低い」と考えます。
4.舞空瞳が先に退団する、他の組に行く可能性
舞空瞳が先に退団する可能性については現段階では検証はできないですが、もしそうであれば次期トップ娘役候補もしくはトップ娘役人事に関連しない『誰か』が礼真琴or凪七瑠海と全国ツアーを回るのではないでしょうか
演目の関係でどうしても礼真琴が全国ツアーを回れないのであれば凪七瑠海が、その相手役と全国ツアーを回る可能性が高いと考えられるため「舞空瞳が礼真琴より先に辞めるので、凪七瑠海と全国ツアーを回る」は「凪七瑠海と舞空瞳が星組でトップコンビを組む」よりも可能性が低いのではないかと考えます
舞空瞳の組替えの可能性は、これもまた現段階では検証はできませんが先にも記載したように星組に別のトップ娘役が就任する、もう少し可能性を広げるのであれば「トップ娘役空席」で礼真琴がこれからの任期を務めるのであれば舞空瞳を星組トップ娘役として全国ツアーに行かせる理由が「礼真琴と赤と黒をやらせたくなかった」ということしか思いつかないですが、これまた可能性としては低いのではないかと考えます。
⇒よってこのパターンも「可能性は低い」と考えます。
こういった検証は「希望」を含んだものになるので、星組のトップコンビにもう少し長く組んで欲しいなという私の思いが反映されていますが2014年5月に柚希礼音・夢咲ねねコンビも別箱が離れていましたし。
「別箱が離れたのでコンビ解散!」ではなく「超長期コンビを組むからこそ」であると思っております。
1789についてもまた次の記事で触れたいと思います。
雪組「夢介千両みやげ」宙組「ネバーセイグッバイ」星組「めぐり会いは再び」の感想を
ちなみに雪組は大劇場で、宙組は配信で、星組は東京宝塚劇場で拝見しました。
まず3組の主演の皆様から
雪組「縣千」
純粋に「この子できあがってるな」という印象です。最終学年で長の期の長を務めた彼女ですが他2人に比べて圧倒的に真ん中オーラが凄い、だってバウホール公演の主演や東上公演二番手などなど経験値が全く違うのだから、当然と言えば当然かもしれない。しかし今回は得意のダンスを披露する場面もなく、芝居力で勝負の演目でしたが彼女の持つ「陽気で男らしい」オーラの人間が見せる「優しさ暖かさ」がグングン伝わってきて、とても面白いなと感じました。本公演のお役も良かったですが夢介も似合っていましたね。
宙組「風色日向」
私のまわりでは「ダイキンのCMで一人知らない子がいる」と言われている彼女、長期の休演があり惜しいスターさんだなと思っていましたが流石のオーラ。本役の真風さんとは少しカラーの違う役作りをしていたと思います。自然にそうなったのかもしれませんが真風さんが「多くの物を見て世間を引いた眼でみている」ジョルジュなら、風色君は「もっと、もっと多くの物を見たい」と思っている途中の青年って感じと言いますか、作品の本質ってどちらかと問われると真風さんが正解だと思うのですが(なんせ、本作長期トップスターの退団演目)これはこれで、とても面白い。
演技や歌も素敵ですが、とにかく首が長くてさわやかな顔立ちでスタイリッシュで。スーツ姿に惚れ惚れする男役さんだなあと感じました。
星組「咲城けい」
縣君は3回目、風色君が2回目の新人公演なのに対し最終学年にして初めての新人公演の咲城君。ルックスも普段演じている役柄的にも「可愛い」ことから、ルーチェはぴったりだろうなと思い拝見しましたが、本当にそこに礼真琴がいる!?かと思うようなルックスの再現具合。(メイクもほとんど同じ)お芝居もダンスも素晴らしいし期待通りでした。ただ一つ、彼女が歌いだした瞬間に「あ…」となってしまったのは、恐らく見ていた方ならお分かりになるのかなと。元々礼さんが非常に歌が上手いタイプなので分が悪い、かつ声の震え方を聞いていても「緊張」が伝わってきて手に汗を握る形に。ただ終盤に近付くにつれて上手になっていたので、本当に緊張で実力を、発揮できなさったのだろうなと思いましたし、ご本人も挨拶でそのことを悔しがっていたので、この悔しさをバネに頑張っていて欲しいです。
ちなみに、次回の新人公演が発表になっているのは宙組「ハイロー」のみですが、今回主演の風色君は芹香さんのお役に。個人的に芹香さんと風色君ってカラーが似てるなと感じるのでこちらについても期待です。
その他のキャストについては、また後日(少なくとも星組千秋楽前までには…)記載したいと思います。
モンテ・クリスト伯の出演者が決定しました!
という事で早速、確定版(自分の中で)配役予想を…
【本命】
まずは本命、前回の予想からあまり崩れない程度に配役をいじってみました。寿つかささんの役はこのメンツだと分けるかな?と予想してみたり。
個人的に瀬央さんにベルツッチオをやって欲しいので、この配役で希望です。
主な配役 | 宙組公演 | 星組公演 |
エドモン・ダンテス (ファラオン号の一等航海士・後のモンテ・クリスト伯)
| 凰稀 かなめ | 礼真琴 |
メルセデス(エドモンの婚約者) | 実咲 凜音 | 舞空瞳
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*~*~*
|
|
|
モレル社長 (モレル海運社長・メルセデスの父親) | 寿つかさ | 美稀千種 |
ファリア司祭 (イタリアの神父・大学者)
|
寿つかさ |
輝咲玲央 |
オービーヌ(ダングラールの母親) | 鈴奈 沙也 | 白妙なつ |
ミス・メアリー(ハイスクールの演劇部顧問[アメリカ]) |
美風 舞良 |
音咲いつき |
ダングラール(モレル海運の会計士) |
悠未 ひろ |
天華えま |
マドレーヌ(メルセデスの乳母) |
大海 亜呼 |
紫りら |
ベルツッチオ (密輸船の乗員・後にダンテスの家令) |
緒月 遠麻 |
瀬央ゆりあ |
フェルナン(貴族の御曹司) |
朝夏 まなと |
暁千星 |
ヴィルフォール(検事) |
蓮水 ゆうや |
綺城ひか理 |
エロイーズ (ヴィルフォールの後妻) |
純矢 ちとせ |
有紗瞳 |
エルミーヌ(ダングラールの妻) |
愛花 ちさき |
二條華 |
ルイジ・ヴァンパ (密輸船のボス) |
七海 ひろき |
遥斗勇帆 |
ボーシャン(新聞記者) |
澄輝 さやと |
天希ほまれ |
エデ姫(ギリシャの王女) |
すみれ乃 麗 |
詩ちづる |
ムハンマド(密輸船の乗員) |
凛城 きら |
大輝真琴 |
アルベール (フェルナンとメルセデスの息子) |
愛月 ひかる |
稀惺かずと |
ケント (ハイスクールの演劇部員) |
蒼羽 りく |
蒼舞咲歩 |
ジェニファー (ハイスクールの演劇部員) |
伶美 うらら |
綾音美蘭 |
【対抗】
こちらは俗に言う「番手」を意識したラインナップ
本命の方では新人公演を取ってノリに乗った詩ちづるさんがエデ姫予想でしたが、有沙さんが取るのでは?と言う思いも捨てきれずです。
ダングラール (モレル海運の会計士) | 悠未 ひろ | 瀬央ゆりあ |
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ベルツッチオ (密輸船の乗員・後にダンテスの家令) | 緒月 遠麻 | 綺城ひか理 |
フェルナン(貴族の御曹司) |
朝夏 まなと |
暁千星 |
ヴィルフォール(検事) |
蓮水 ゆうや |
天華えま |
| ||
エデ姫(ギリシャの王女) | すみれ乃 麗 | 有沙瞳 |
ジェニファー(ハイスクールの演劇部員[アメリカ]) |
伶美 うらら |
詩ちづる |
いや、配役予想しながら見ていると楽しいものですね。
星組休演に伴い楽しい事を考えてみた
主な配役 | 出演者 | 星組公演 |
エドモン・ダンテス (ファラオン号の一等航海士・後のモンテ・クリスト伯) | 凰稀 かなめ | 礼真琴 |
メルセデス (エドモンの婚約者) | 実咲 凜音 | 舞空瞳 |
*~*~* | ||
ファリア司祭(イタリアの神父・大学者) モレル社長(モレル海運社長・メルセデスの父親) | 寿 つかさ | 美稀千種 |
オービーヌ(ダングラールの母親) | 鈴奈 沙也 | 紫りら |
ミス・メアリー(ハイスクールの演劇部顧問[アメリカ]) | 美風 舞良 | 音咲いつき |
ダングラール(モレル海運の会計士) | 悠未 ひろ | 天華えま |
マドレーヌ(メルセデスの乳母) | 大海 亜呼 | 澪乃桜季 |
ベルツッチオ(密輸船の乗員・後にダンテスの家令) | 緒月 遠麻 | 瀬央ゆりあ |
フェルナン(貴族の御曹司) | 朝夏 まなと | 暁千星 |
ヴィルフォール(検事) | 蓮水 ゆうや | 綺城ひか理 |
エロイーズ(ヴィルフォールの後妻) | 純矢 ちとせ | 小桜ほのか |
エルミーヌ(ダングラールの妻) | 愛花 ちさき | 二條華 |
ルイジ・ヴァンパ(密輸船のボス) | 七海 ひろき | ひろ香祐 |
ボーシャン(新聞記者) | 澄輝 さやと | 天希ほまれ |
エデ姫(ギリシャの王女) | すみれ乃 麗 | 有沙瞳 |
ムハンマド(密輸船の乗員) | 凛城 きら | 朝水りょう |
アルベール(フェルナンとメルセデスの息子) | 愛月 ひかる | 稀惺かずと |
ケント(ハイスクールの演劇部員[アメリカ]) | 蒼羽 りく | 大希颯 |
ジェニファー(ハイスクールの演劇部員[アメリカ]) | 伶美 うらら | 水乃ゆり |
稽古場情報など情報が出てきたのでまとめ
【幕開き】
1月サン・セバスチャン(太鼓祭り)
○妖精たち(美稀・大輝・花雪)
【プロローグ】
2月のカーニバル
○大階段(礼)
3月サン・ホセ
○綺城、天華
4月セビリア 春祭り
ニンジン娘(田原俊彦)
○瀬央
※振り付け 平澤先生
5月パティオ祭り
遥斗勇帆率いる4人の男役
boni-ta(田原俊彦)
礼×音波
礼×娘役
礼×舞空
【中詰め】
6月サン・ファン 火祭り
歌い出し極美慎
礼×美穂×万里
(礼×美穂デュエット)
舞空瞳ダルマ
8月フェリアデマラガ
闘牛士(礼)
闘牛士の恋人(音波)
闘牛士の父(天寿)
闘牛(瀬中)
10月ピラール祭り
ゴスペル
振り付け 御織先生
ロックオペラモーツアルト、アーサー王伝説、カサノバなどなどフレンチロックミュージカルって素敵ですよね。そもそもロック好きな私にとっては凄く耳馴染みがよいというか、宝塚に興味を持つきっかけの1つでした。
礼さんがスカステの番組で「演じて欲しい役」を募った結果 ロミオ(ロミジュリ)、ソール(ノバ・ボサ・ノバ)、そしてロナン(1789)が入っていましたが、ロナンって比較的どのトップスターさんにも似合う演目だなと思います。(確か他のトップさんでもロナンが上がっている方いましたよね。)
貧しい主人公のクーデターと、そこで生まれる友情。身分違いの恋に苦しみながらも、命を懸けて未来のために戦う若者の運命やいかに…的な。テーマとして若干ありふれているんですけど、だからこそ分かりやすくて面白くて。
普段、演劇なんて見ない!本も読まない!というような知人に見せても「ミュージカルって面白いね!」と言ってもらえる作品だと思います。(実際、私の周りではそうでした)
宝塚では2015年に月組(トップスター龍真咲)で、東宝では2016年に小池徹平・加藤和樹のW主演で初演
2018年の東宝再演では、宝塚を卒業された龍真咲さんがマリーアントワネットで出演されていたり。東宝版にしても数々の宝塚OGの皆様がご出演されていて、全体的にとてもゴージャスでテンポが良くて見ごたえある作品だと思いました。
さてさて1789への思いを語りだしたら止まらないのでここでタイトルに戻りまして…
星組で見たい!1789配役予想~
ロナン:礼真琴
オランプ:舞空瞳
ルイ16世:美稀千種
ペイロール:輝咲玲央
ネッケル:大輝真琴
マリーアントワネット:有沙瞳
アルトワ伯:瀬央ゆりあ
ロベスピエール:暁千星
ディムーラン:綺城ひか理
ダントン:天華えま
フェルゼン伯爵:極美慎
ソレーヌ:小桜ほのか
ラマール:ひろ香祐
ロワゼル:碧海さりお
テルヌマン:天飛華音
シャルロット:詩ちづる
ポリニャック:白妙なつ
ちなみに以前、書いていた配役予想はこんな感じでした
アルトワ伯:愛月ひかる
ロベスピエール:瀬央ゆりあ
ペイロール:天寿光希
ラマール:輝咲玲央
シャルロット:瑠璃花夏
ポリニャック:音波みのり
★ロナン★月組公演:龍真咲【新人公演:暁千星】
礼真琴
これはもう変わりませんね。ただ新人公演で暁さんがやっているので、あれ…もしかしてそちらで?と言う思いもあったりもしております。
そして次が悩ましいところですが、ヒロイン(トップ娘役)の演じるキャラクターを「オランプ」にするか「マリーアントワネット」にするか。
宝塚版では「マリーアントワネット」、東宝版では「オランプ」
個人的に舞空瞳さんには「オランプ」を演じて欲しい。もちろんゴージャスな衣装を着て、優雅に振る舞う彼女もとても素敵に違いないのですが…得意のダンスを披露する場面がないのは惜しい。若々しくてパワーのある舞空さんには、正義感が強くてかわいいオランプをぜひ演じて欲しい。「私にも人間としての権利はございます!!!!」と啖呵着る舞空さん…想像するだけで、とっても素敵。
そしてマリーアントワネットを演じられる、直接的な言い方をすると「強い娘役」として有沙瞳さんがいるのも星組1789を想像する理由だったりします。月組1789でマリーアントワネットをトップ娘の愛希さん、オランプを役替わりで早乙女×海乃にしたのは衣装の豪華さやナンバーの多さ的などなど、役が大きすぎて例え役替わりにしたとしても、他の娘役に振れなかったのではないかと予想します。(下手すると二番手男役がやるような役ですよね)
なので愛希さんほどの華やかな衣装(もはやあれは舞台装置?)を使った派手な登場は、トップ娘役が演じないならばカットになってしまう…?いやでもルーレットドレスで出てくる舞空さんを見たい夢もあったり…。と思いながも、舞空さんは健気なヒロインが似合うタイプ。対する有紗さんは威厳がある女性が似合うタイプ…
ということで
★オランプ★月組公演:早乙女わかば・海乃美月【新人公演:叶羽時】
舞空瞳
★マリーアントワネット★月組公演 愛希れいか【新人公演:美園さくら】
有沙瞳
さて男役編に参ります、本作は2番手の役が明確ではないと思うので妄想がいろいろ広がるのですが
★アルトワ伯★月組公演:美弥るりか【新人公演:朝美絢】
宝塚版のアルトワ伯って凄く美味しい役だと思うのです。「私は神だ」を美弥さんが怪しい色気たっぷりに歌っているのを時々見返しては惚れ惚れしております。瀬央さんは、どちらかというと東宝版のアルトワ伯のような「威厳」があるキャラクタになりそうなのではないかと予想、彼女は悪役を演じた瞬間にグッと色気が出るタイプだと思うので、似合うでしょう。
番外
天寿光希:退団発表をしてしまいましたが星組のロイヤルと言えばこのお方!!!一番お似合いだと思うのです。悪役×色男をやらせたら右に出るものはいないと思うのですよね。逆に似合いすぎて面白くないかしら?とも思いつつ媚薬を片手に「私の指に触れられて女神となれ」なんて耽美な歌詞がこんなに似合う方、他にいるのでしょうか…
★ロベスピエール★月組公演:珠城りょう【新人公演:蓮つかさ】
暁千星
ソロナンバーがあることや、珠城りょうさんの新人公演を経験したという点も含め、ここが一番おさまりが良い気がします。ロベスピエールの人物像は圧倒的に東宝版の方が好きですね、ロナンを亡くして彼が恐怖政治を行うようになってしまった悲壮感も描かれているように思います。なんとなく、暁さんが演じることで、そのロベスピエール像が見えるのでは…とも期待していたり。
★ディムーラン★月組公演 凪七瑠海【新人公演:夢奈瑠音】
綺城ひか理
★ダントン★月組公演 沙央くらま【新人公演:春海ゆう】
天華えま
知的なディムーランに対して、熱くて男気のあるダントン。この二人がこの配役になるだとうというのは、きっと皆様ご納得のはず。月組での配役を見た時に綺城さんは凪七さん、天華さんは沙央さん、各々雰囲気が似てると思うんですよね。
他の配役については、語るまでもなくって感じでしょうか。
花組千秋楽、まずはこの日を終えられたことに心からの拍手を送りたいです。
星組、宙組の公演中止が決まった中で、公演中止を余儀なくされたものの何とか時計の針を動かしていた花組。
お芝居の感想は先日記載したので、レビューの感想を。
いきなりですが、私は中村一徳先生のレビュー好きだなと本作であらためて感じました。近年ですとRayもMusicRevolutionも好き。いや、どの先生がダメだとかは思わないのですが。
とても頭の悪い言い方をするなら「たくさん人が出てきて楽しいぞー!」と思う。
華やかで花組のこれまでを振り返る楽しいショーだったのですが、本当に今の花組はフレッシュでイキイキしている組だと感じました。
今回も研10以上の生徒さん達の退団となり、時代の移り変わりは避けられないのですが、新陳代謝を繰り返して100年間続いてきた花組だからこそ、ベテラン勢が退団するに相応しい公演だったのだなと感じました。
印象に残った場面として、いろいろありますが95期ファンの私としては柚香光×水美舞斗のペアダンスからの真鳳つぐみさんの歌唱…このトリデンテは最後かと思うと、素敵な場面を用意してくださったのだなと胸が熱くなりました。
男役1.2がダンサーって今の宝塚だと花組だけですよね…ちなみに永久輝せあさんもダンスがお上手ですし、まさにダンスの花組!星風さんもシンガーの印象がありますが、ダンスもお上手…そして腰の位置が高い…小顔…あの柚香さんに「お人形さんのような等身バランス」と言わせるだけあります。
花組メドレーの1曲目、エキサイターは…!本当に反則というか…なんですかねあの高揚感、歌詞は全然良くわからない事を言っているのに(笑)下級生を率いるキラキラ帆純まひろさんの笑顔!この子のオーラはタカラジェンヌになくてはならないもの!といつも拝見しています。
そして「心の翼」
本当に、今この時代に歌われると胸が苦しくなる。30日の再開公演の際にも思いましたが、花組生たちが手を繋いで、美しい歌詞を歌う姿には涙が止まりません。公演中止に胸を痛めながらも、組子同士支え合って今日の日を迎えたのだろうと思うと。本当によかったなと感じました。ちなみに現地では、うっかり優波さん、高翔さんのお顔を拝見してしまい心が苦しくなりました。花組生でいられる貴重な時間が奪われたことは、どれだけ悔しかったのだろうかと思うと…。
そして、その後はエーデルワイス
こちらも私の大好きな場面です。飛龍つかさ星空美咲の歌ウマコンビが美声を響かせたかと思うと…私は見てしまいました。
上手からやってくる羽立光来さんを
これは、凄い、ゴクリと思った瞬間に広がる美声…花組94期さんは本当に職人さん…だってその後に爽やかに下手から出てくるのは、和海しょうさんですもの…実力派男役の歌いつぎに耳が幸せで幸せでたまりませんでした。
書ききれないほどの名場面にうっとりとするレビューでした。
柚香光さんがお話しされていましたが、奇しくもこの公演で時を止めてしまう宝塚…どうか無事に幕があがるようにと祈るばかりです。