長女とオープンキャンパスへ



眩しかった



学生達が



熱心に語る教授が 



オフィスビルのような近代的なキャンバスが



外に出れば 青々と茂っている緑が



多少緊張した面持ちで参加している

長女が




全てが 眩しかった




そして




実は





泣けるほど 羨ましかった



いいな いいな



私も こんな風に



生き生きと学生生活を語る学生で



研究に誇りを持ち

学生と学びを共有してくれるような

熱い大人から

学んで



図書館も学食もラウンジも素敵で



ふっと息を抜く緑が揺れていて




そんな環境に 私を置いてみたかったな





帰り道 長女に



羨ましいと言ったら



ママもこれから!と



軽く肩なんか叩かれちゃった


参ったなー笑



嬉しいなぁ





ママはね



43歳から人生2周目な感じだから



つまり もうすぐ3歳



2周目はね



まだ始まったばかりだけど



1周目より 



ママは

自分を生きてるよ



羨ましいなって感じる心が




ママには 戻ってきたんだ



羨ましい! 眩しいっ!

って 思う時



ママの心は

なぜか晴れ晴れとしてる



ママが

自分の心に素直になったからだよね



泣きそうになるのは



そんな自分の心に気付いてることに




ママの深いところが

喜んでいるんだと思うんだ




大きな目標 希望 なくてもいい



ママは




1つ決めたことがあるんだ




できるだけ



ママは 目の前の今と一緒にいる



それこそ



命をかけて それだけは



努力するんだ



それだけで いいと思うんだ