私の場合、
術後の経過観察には、
最初の約2か月は、1週間→10日→2週間→3週間→1か月に一度、
その後から今までは、6週間に一度のペースで通ってきました。
何故こんなに頻繁なのかというと、リンパ節転移が多かったからです。
副甲状腺もなくなっているので、低カルシウム血症に注意しながら。
術後1か月間の薬の処方は、
チラージン100ug, アルファカルシドール1.25ug, 乳酸カルシウム4g を術後から続けていましたが、
術後約週間のTSHが3.6で、
まだドクターの希望値(笑)に下がらないので、チラージンを増量して、
100→125になりました。
TSHを低値に抑えることにより、
再発抑制に繋がるようです。
チラージンを増量されてからは徐々に下がっていき、今は0.04前後をキープ。
術後のサイログロブリンの値もゆっくりさがり、0.04
なのですが、
私は、抗サイログロブリンが元々基準値よりちょっと高かったみたいで、
橋本病のけがあることも判明したのです。
抗サイログロブリン値が基準値よりもオーバーな人はサイログロブリン値ではなく、抗サイログロブリン値を再発指標にするのだとか、しないのだとか。(医者により指標にしないと言う人もいます)
私は、この値とTSHとカルシウム値を特に経過観察の中で、注目していきます。
術後数ヶ月かけて、今日に至るまで(2024/3)抗サイログロブリン値が元々の93から基準値以内の19にまで下がりました。
甲状腺組織や甲状腺分化癌にしか存在しないタンパク質であるサイログロブリンですが、抗サイログロブリンも同じように、
組織(甲状腺がん)が存在しなくなれば、サイログロブリンも抗サイログロブリンも必然的に下がっていくという説があるということなのです。
次回は術後3か月目のCT造影に関してお話ししたいと思います。
つづく