私は23歳の時

交通事故で顔にケガをして

病院で頬を縫った


元旦那は

「子供をほったらかしたから

罰として顔を殴らせろ」といい

顔をなぐった


私は当時、統合失調症の母の代わりに

弟の世話もしなくてはならず

バイクに乗り学校へ忘れ物を届けに行っただけだった


その後、意見の食い違いや

金銭トラブル、元旦那のギャンブル依存、女性トラブルなどで口論になるたびに元旦那が暴力をふるうようになり


そこから逃げ出したいけど

逃げられない環境だったし

おまけに

産まれた子供たちには障害があって

何で私ばかりが辛い目に遭うのか

考えるうちに

うつ状態になり


結局、元旦那は大きな過ちを犯し

捕まった

警察に何度も呼び出され

家庭での状況などを何度も聞かれ

性癖などいろんなことを伝えなければならず

恥ずかしい思いもした


これを期に別れられると思ったら

弁護士に言われたのは

「妻であるあなたが旦那さんを更生させるために離婚せず監視してくださいね。そうすれば刑を軽くできるよ」でした


何も理解してない

私のせいでこうなったとでも

言われているように思った


しばらくは

暴言や暴力から逃れられるけど

月1~2回の面会を言い渡されたし


実家からは

出ていけと言われた


途方に暮れて

相談する相手を間違えた

お姑さんが知り合いの共産党の議員さんに相談して

てっきり市営住宅にいれてくれると思いきや母子寮に入ることになった


実家から衣類だけを持って

引越し

リサイクル屋で洗濯機と冷蔵庫、TVを買って生活


だけど

円形脱毛症やうつ状態がひどく

子育てするのがやっとだし

仕事もうまくいかず

集団生活に馴染めない


育児も月2回のリハビリで歩けない子供2人を連れて荷物を持って片道1時間半かけての移動


おんぶと抱っこして2人分の着替えやミルクと水筒持参で

頚椎狭窄で手はしびれ物が持てないしつかめない箸さえ落ちる状態に


病院が遠いし

仕事と育児、療育やリハビリ

その上、旦那の面会

正直くたびれる


そんな矢先に

お姑さんが

寮母さんに勝手にカギを借りて

部屋にあがり

掃除や洗濯をしてた


相手は良かれと思ったかもしれない

けど…

勝手にあがり

下着などを洗濯されるのは

気分が悪い

見られたくないし

不法侵入でしかない


後日、訪ねてきた義弟さんに

申し訳ないけど

うつ病や円形脱毛症であることを話してお姑さんと距離をおきたいと話した


いきなりの訪問はなくなったけど…

居心地が悪い

当時、同じ母子寮の人に紹介してもらい肉屋で働くことになったら

しょっちゅうお店にお姑さんが来てずっとしゃべりっぱなしで迷惑をかけるようになった


どこか他所へ行きたいと思ったら

県外で働かないかと誘われた

母子寮から出ることに


大きな病院はたくさんあるし

福祉関係も充実してる

療育やリハビリのことを考えたら

都会に出る方がいいと判断


離婚するにしても

距離をおいたほうがいいと思った


ここでいう都会は

福岡のこと

九州一都会だから


お姑さんと会わずにいられるだけでもよかった


それでも月1回は面会しなくてはならず

子供たちを連れての面会は苦痛だった


離婚届を郵送してら

刑務官に怒られた

「あなたが面倒みる約束で刑を軽くしてもらったんじゃないの。なぜ離婚するのか、約束違反ではないのか?」って


いくらうちでは暴言や暴力をうけていても

あの中では優等生で模範生だった旦那は人が良さそうにみえるらしい


帰ってきたら地獄が始まるっていうのに…

離婚さえできない


なんて昔話を思い出したら

眠れなくなった…


あんなやつに出会わなければ

別の人生があったのにって

後悔ばかり


悔やむ気持ちはやむことがない

トラブルに巻き込まれないようにと願うばかり