現在年長さんの長男S


顔はどちらかというと私に似てます。


髪も黒い。(厳密に言うと、ちょっと茶色めの黒・・・かな)


ぱっと見は、普通の日本人の男の子。





一方、長女Cは、夫Gに似ています。


うん?やっぱりあんまり似ていないな。


私にも夫Gにもそんなに似ていませんが(笑)


おそらく夫Gの血のほうが濃いのかな?


・・・というのは、彼女、はじめてお会いする方には必ず


「ハーフですよね?」と言われます。


又は「パパのお国は?」とか。


要は、すぐにハーフとわかる容姿です。








さてさて。





先日、長女Cとふたりだけで飲食店にはいる機会がありました。


二人で注文したものを待っていると、となりの席に


60代後半くらいのおばあさんが一人で座りました。


その人、すぐに


「あら~、ママとお出かけなの?いいね」などと


長女Cに話かけてきました。








・・・ま、ここまでは、よくある話ですよね。





で、次に彼女、長女Cをまじまじ見て


「あら、あいのこみたい・・・」


と言ったんです。





一瞬顔が引きつりましたよ。


どうやって答えていいかわからず、固まってしまいました。


こんな差別用語、まだ普通に使ってる人いるんですね。


別に怒ったわけではありませんが、その後彼女と会話することは


なくなりました。





彼女は、その後、英語で会話する私たちを見て


「あ、私、本人の前であんな言葉つかっちゃったわ・・・」


と思ったんでしょうか。


それとも、差別用語だ、と気づいていないから


何とも思わず、これからもその言葉を使い続けるのでしょうか・・・。














長男Sが生まれて少しして、学生時代からの仲の良い友達に


「ねぇ、’ハーフ’って自分の子どもが呼ばれることについてどう思う?」


と聞かれたことがあります。





とってもセンシティブな問題ですよね。


これは国際結婚ママでも意見の分かれるところです。





「ハーフ」という言葉は「半分」という意味だから、おかしい!


むしろ、言葉も文化も国籍も二つずつある恵まれた子どもたちだ!


「ダブル」という言葉を使うママたちもいます。





英語だと、


Mixed race とか Mixed culture というので 「ミックス」 という


言葉を好むママもいます。





でも、犬や猫じゃないんだから「ミックス」って言葉もいやだな、


というママもいます。











ややこしい!!!











さて、学生時代からの友達の質問に、私はどうやって答えたかと言うと・・・


「別に何とも思わないな。だってハーフだもん。」





長男Sや長女Cのような子どもを呼ぶ時は、おそらく





「国際結婚でできた子ども」





と言うのが、一番正しいかな、と思いますが、


いちいちそんな長ったらしい言い方はできません。


誰もが文句を言わない「ばっちりな言葉」がないんですよね~。





でも私、「ハーフ」でいいと思います。





「ハーフ」と聞いて、みなさん「あ~、半分の子だ」なんて思いませんよね?


いちいち「半分」という意味の意識ってないでしょう?


ただの名称であって、それ以上でもそれ以下でもナイと思います。


むしろ、「ダブル」という言い方のほうが違和感を感じます。


言い方には違和感を感じますが、「ダブル」を使うママたちには


何の特別な感情はありません。





でも、「混血」とか「あいのこ」と言われるのはかんべん!


本当にいやな気分になりました。


と同時に、


この子たちをそういう目で見る人たちもいるんだ・・・


この子たちは一生、そういう目を向けられることになるんだ・・・


と、何とも悲しい気持ちになりました。





何か言い返してやろうか、とも思いましたが、


まったく私の人生で関係のない女性。


きっと彼女は


「あいのこ」という言葉の裏にある昔の時代背景や差別意識などは


きっと深く考えもせず使っているんだろうな、とも考え


何もいいませんでした。





ま、彼女もきっと「ただの名称」として使ったんだろうな、とも思いましたし。





はぁぁぁぁ、何とも後味の悪い一件でした。



















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