今日は、はじめて スコットランドの小学校 に行った時のお話をしたいと思います。
夫Gは、3人兄弟の末っ子。
上のお兄さんは、カナダ のオタワに住んでます。
ある大企業の役員で、忙しすぎてあまり会えません。
真ん中のお兄さんは、スコットランド のダムフリースという町で消防士さんをしてます。
ダムフリースは、夫Gの出身地。
イングランドとのボーダー近くにある町で、
スコットランド人が愛する詩人 ロバート・バーンズが住んでいた
ことでで有名です。
(ロバートバーンズは、「蛍の光」の作詞でも有名ですよね)
2年前、夏にダムフリースに行った時、お兄さんにお願いして
消防車に乗せてもらいました。
後ろに写っているのは、おじさんではありません(笑)
その息子です。
さて、脱線してしまいました。
この消防士のお兄さんの奥さん、私の義理の姉Sが、小学校の先生
なのです。
今は、なんと 校長先生
子ども4人を育てながら(しかも全て男の子)、フルタイムで仕事をしている
というだけで、すごいなぁ・・・と思うのですが、それだけでなく、
大変責任のあるポジションにいる女性です。
もう、10年近く前になるでしょうか・・・。
ある夏、いつものようにダムフリースに滞在していると、義理姉Sから
「明日、学校に来て、ゲストティーチャーになってくれない?」
とのオファーが。
このころ 義理姉Sは、小学校1年生(だったと思います。あまりはっきり覚えてません)を担当している、イチ先生で、
このころちょうど、クラスでアジアについて勉強していたらしいのです。
で、私がちょうど日本から来ているので、何かやってくれない?と
ヒラメイたらしいんです。
スコットランドの小学校に興味津々の私は、夫Gとクラスに行くのでした。
いろいろ考えた結果
ちょっとした日本語講座。
夫Gと私が、みんなの前でちょっとした会話をします。
(日本語の音を聞いてもらう目的)
そして、あいさつの練習
グループ対抗 日本語ゲーム
「○○○は、好きですか?」の文を覚えてもらって、
○○○の中に、好きな単語を英語で言ってもらう。
たとえば、「Fish and chips は好きですか?」 など。
私の答えが 「はい、大好きです」 だと 5ポイント
「まあまあです」 だと 2ポイント
「いいえ、きらいです」だと ゼロポイント
私の主観のみで勝ち負けが・・・。
グループ対抗 おはしゲーム
割り箸で、お箸の持ち方を練習します。
で、ジェリービーンズを、お皿Aからお皿Bまでお箸で移動させる。
速さを競うゲームです。
楽しかったですよ~~~~~!
レッスン自体もとっても楽しかったですが、
日本の小学校との違いが、面白かった~~~!
日本と違っていておもしろかった点
机が、テーブル。
日本のように、先生対各生徒全員 が 向かい合ってるのではなく、
机がテーブルなんです。
机に向かえば、先生に背を向ける状態の子たちも。
グループごとに取り組むスタイルも多いそうです。
細かいカリキュラムなし。(カリキュラム自体はあります)
日本のように、月ごとや学期ごとの細かい学習要綱は決まっておらず、
大まかな、「1年のウチに、これ、これ、これ・・・を取得すること」
って感じらしい。
なので、教え方やコマ数の取り方などは、個々の先生によって
ずいぶん違うらしいです。(低学年だからかな?)
だから、義理姉Sのアイディアひとつで、私たちもゲストティーチャーとして
呼ばれました。
カフェテリア
小学校なのに、カフェテリアが!
もちろん、メニューも自分で選びます。
そして、一番びっくりしたこと・・・・
セキュリティの厳しさ!
まるで、ここ刑務所? たとえが悪くてゴメンなさい。
まず、駐車場に入るのにインターフォン、
(これは送り迎えの時間ではないときだったから?)
建物の入口にインターフォン。
誰と、どのような要件で学校に来たか。を説明し、IDをカメラに見せる。
そして、中からのコントロールで 「カチャッ」とアンロック。
その後も守衛さん(?)にエスコートされながら、
義理姉Sの待つ職員室へ。
なんだか、悪いことをしているみたいなミョ~な気分でした。
今は日本でも、セキュリティは厳しいんでしょうね。
ちなみに、スコットランドの小学校は、5歳になった8月から入学します。
イングランドより1年早いそうですよ。
去年の夏滞在した時は、グラスゴーの小学校に長男Sが入学しました。
その時の話も、おいおいアップしますね。
お楽しみに!
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