皆様、こんにちは。
 
6月半ばなのに日本は既に暑いと聞きますが、お元気でお過ごしでしょうか。

私の方は、今日は晴れて気持ちのよい日になったのでお出かけして来ました。行きやすくてよく行く場所なのですが、何故かちょっと久々のドライブになったので楽しかったです。シドニー市内からすると電車で1時間ちょっと北に行った、ホークスベリー・リバーという駅の近辺の、大きな自然を感じられる素敵な場所です。

子供たちがサッカーやクリケットをするグラウンドの裏側にこんな森があります。他の人たちに会った事はほとんどないけれど、のんびり森林浴ができる遊歩道が作られています。
 

 
ユーカリの仲間だそうなのですが、ペイパー・バークと呼ばれる大きな木がたくさんあります。私の拙い写真でお分かりになれますでしょうか、木の皮が名前の通り紙みたいなんです。それが剥けて、ツルツルした新しい木の肌が見えているのもありました。紅葉のように季節的にそうなるのか、どうしてそんな風になるのか、ググってもまだよくわからないのですが、とても面白いと思いました。ちゃんと調べてみたいと思います。
 

 

 

この森の脇は大きな川で、こんな景色に繋がっています。
 

 
 
今日も野生のペリカンがたくさんいました。船で釣りをする人たちのお裾分けを期待して集まってくるんです。普段はこんな風に仲良く平和にしているのに、食べ物を目にするとものすごい争奪戦を繰り広げます。
 
 
出て行く船をみんなで追いかけて行ってお見送りしてました。
 
「楽しんで来てくださいね。たくさん釣って来てくださいね!」
「お帰りは何時くらいになりますかねぇ。今の季節は5時になると真っ暗ですから、お早目にお帰りくださいね~。お待ちしております!」
 
なんて一生懸命プレッシャーかけているようで面白かったです。
 

 
大きな岩が洞窟になっていて、この岩が過ごして来た気の遠くなるような長い時間や、昔々の先住民族の方々の暮らしが偲ばれるようでした。
 

 
これは実はお他所のお宅の木を勝手にパシャってしまったものなので 汗うさぎ 野生の物ではないと思うのですが、こんなに大きな樹になった、鮮やかなポインセチアを見ました。帰ってからググってみて、「鉢植えにするのが一般的だが、地面に植えると3メートルくらいに成長する」なんて書いてある記事を見つけました。鉢植えでクリスマスを飾ってくれるのもきれいだけれど(オーストラリアは季節が逆なのでクリスマスの花ではないですけど…)、こんな風に大きく成長したのもきれいですね!ウチにも鉢植えの子がいるので、地面にお引越ししてもらって大きく育ってもらおうかな、なんて思いながら帰ってきました。ラブ
 
 
帰って来てから、ちょっと遅くなったのでパパパ~っと簡単に作れる物がいいと思い、お昼はラビオリを焼いて食べました。市販の、ゆでてソースをかけるだけ、というラビオリは、茹でるのでなく、焼いてもおいしくなります。中身はきのことチーズというラビオリをブロッコリーとナッツと一緒に焼いて、絞ったレモンと粉チーズをかけて食べました。冬の庶民の味方ですね。焼くと、ラビオリと餃子は起源が同じという説が妙に納得できます。起源を同じくする食べ物が、西に伝わってイタリアンになり、東に伝わって中華になった、ってなんだか壮大じゃありません?ニコニコ
 
 
昨日の土曜日は雨で寒かったので家で本を読んだりして大人しくしていたのですが、デジタル版で読んだこの2冊がとても面白かったです。シドニーを舞台にした心が温かくなるお話、という紹介をインスタで見て興味を持った「木曜日にはココアを」は、本当に心を温かくしてくれるホットココアのような本でした。
 
そして、みつはしちかこさんのエッセイ。様々なささやかな物に「片思い」しながら楽しく日々を過ごす、というとても素敵な考え方が書かれています。長くなってしまったので感想はまたの機会にしますが、私がこんな風に生きていきたいな、と目指す生き方を実際にされている方がいらっしゃる事を知って驚きました。素敵な本に出会えた事に感謝です。
 
皆様にとって新しい一週間が穏やかで、笑顔がたくさんの物になりますように!コアラ