日本への旅行が人気の様です

皆様こんにちは。

シドニー北西部は今週も雨がシトシトの寒い週末です。皆様はお元気でいらっしゃいますか？

昨日は義理の姉と兄が遊びに来てくれて、楽しい一時を過ごしました。リタイヤ記念の約４週間の日本への旅行から帰って来たばかりで、ダンナが会いたいと言うので、お招きしました。

本音を言うと最初は、「え？会社から帰って来ていつもバタバタと夕飯の支度して、夕飯が終わったらすぐに力尽きてしまう生活を見ているのに、誰かをお招きしたいなんて、何言ってんの？」と思ったんです。でも突然木が枯れてしまった一件や、お天気がよくない事で最近目に見えて元気がなくなっているので、少しでも元気になれば、と決行しました。

日本はと～っても楽しかったそうです。パソコンをテレビにつないでたくさんの写真を見せてくれました。ホテルの窓から朝に見た富士山の美しさとか、私は正直言ってそれまで全く知らなかった、現代美術でいっぱいの香川県の直島の話などがとても面白くて、行ってみたい！と思いました。

歴史的な円安が庶民の生活を圧迫…というようなニュースをよく目にしますのでちょっと申し訳ないな、と思いながらも、オーストラリア人からすると、これまで手の届かなかった日本に行けるぞ！という事なのか、周りで日本に行きました、これから旅行します、という声を最近よく耳にします。会社でお茶入れてたら突然、「カ二チワァ」なんて叫ぶ人がいるから何事かと思ったら、「僕ね、最近日本に行ってきたの。とっても楽しかったよ。ハイ！アリガトザイマス！」なんてハイテンションで言われました。こんにちは、って言いたかったのね。

で、夕飯の方は、あまり手をかけた物を出せる気がしなかったので、簡単にシチューを作りました。前日の夜に、野菜を切ってやわらかくなるまで煮ておいて、帰って来てから牛乳と鮭、白身魚をいれてできあがり。 寒い夜の野菜ゴロゴロの温かいシチューはおいしかったし、なかなか喜ばれて嬉しかったです。味付けの方は、熟年夫婦には色々と食餌制限があって市販のシチューミックスのような物は使えないので、メインの味付けは缶のクリームコーンと塩コショウと自然の甘味料を少々、と言った感じで調整しました。クリームコーンはとろみにもなるし、優れものですね。野菜としては、にんじん、たまねぎ、マッシュルームなどの常連さんに、カブをいれるのが私的こだわりです。

いつもだったら、スープやシチューには、ちょっといつもよりもワンランク上のパン（バゲットとかサワードウブレッド、ターキッシュブレッドなど）を添えて終わりなのですが、昨夜はちょっと見栄はって、軽くトーストしたバゲットの上に細かく切ったトマトと赤玉ねぎをマリネしておいた物と、カッテージチーズにナッツをまぜて塗ってイチジクを飾った物の2種類を作ってみたら、なかなか美味しいのができました。若くてカロリーをちゃんと消費できる世代の方々、食餌制限の必要のない方々は、クリームチーズでもいいかもしれません。何かのナッツやドライフルーツなどと混ぜてパンに載せ、季節の果物をちょっと載せたら、デザート風にもなって良いかもしれないな、とこれからリピしたいと思います。

アメリカにはこういうクリームシチュー的な物は存在しない、というのを、よく見る YouTube チャンネルで見て驚きました。でも、そう言えばオーストラリアもそうかも、と思って、逆にごちそうになるのではないかと思ったのも昨夜の献立に役立ちました。英語学習のためのチャンネルみたいな名前ですが、とても平和で楽しくて、よく見ているチャンネルです。いつも読ませていただいているブロガーさんの記事にもこのチャンネルの事が突然出て来てうれしかったので、私も貼り付けちゃいます。

アメリカ人が許せない日本のシチュー #shorts

今日は雨の合間に、我が家の枯れてしまったユーカリの木に、小さな鳥さんたちが団体さんで来ていました。鳥さんたちからしたら、雨の中食べ物を探すのは切実な問題なのかもしれませんが、10羽くらいかな、小さな鳥たちが停まっているのを見て、なんだかうれしかったです。木の方もこれまでのありがとうを言う事ができてうれしかったかもしれません。そう言えば、これもいつも読ませていただいてるブロガーさんの記事で知ったのですが、シドニーでロケをした日本のテレビ番組を見たら、先住民族の方々の伝統的な楽器、ディジュリドゥは、アリに食べられてしまって穴ができたユーカリの木で作った物、という事を知って、元々アリって、ユーカリの木が好きなのかぁ、とちょっと腑に落ちて、面白かったです。これは今後ちょっと調べてみたい案件です。

明日は母の日ですね。祝われる側の方も、祝う側の方も、楽しい一日をお過ごしください。