自我の物語からの解放の旅  | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。

↑2番目の孫1歳の時。

 

 

大変だ!!と思う出来事の向こうには

すでに大きな愛の準備が整っていた、

お久しぶりの今日は そんなお話をお届けします。

 

 

穏やかな日々が続いていたある日のこと。

息子の住む町に元夫と行ってきました。

 

元夫のDVが原因で40年近く前に離婚したのですが

5年前、3人目の孫が生まれた時

孫におじいちゃんを会わせたい、

元夫に孫を見せてあげたい、孫を抱かせてあげたい、

その思いが募り 声をかけ

元夫は初めて孫たちとの対面を果たしました。

ですので今回は2度目。

 

 

息子の住む町に着き孫たちの顔を見た後

息子は

私、元夫の3人だけで子供の入れないお寿司屋さんに

連れて行ってくれました。

そこで元夫は 自分の姉から

「3男(元夫の甥っ子)の嫁が子供を連れて出て行ったのを

 俺が同じ目に遭ったからだと言われて腹が立った」という

話をしはじめた途端声を荒げて

 自分がその時どれだけ辛かったかを話し出し

 わたしがそのことで

 どれだけひどいことを自分や子供にしたかを話しだしました。

息子は慌てて

「もっと声を押さえて!」と言えば言うほど

声は大きくなり今にも暴れ出しそうになり

慌てて店を出ました。

 

 

その日はそのままホテルに戻り

それぞれ休むことにしましたが

もうすでに夫との問題を解決済みだと思っていた私ですが

(なんだこれは?何が起こってるの?)という疑問で頭がいっぱいで

なかなか眠ることができませんでした。

 

 

翌日の朝は 日の出を見るつもりでいたので

3:30分に起床し展望台に上るとあいにくの雨。 

その足で

小雨ウオーキングに出たところ

歴史的建造物に指定されている大きなドームを発見。

 

 

古代ローマ遺跡(見たことないけど)を彷彿させるような大きな柱、

円形の高い天井が素敵な大きなドームをウォーキングすると

ちょっと気分が軽くなってきました。

 

 

息子の家でみんなでお昼ご飯を食べ

孫との団らんの時間…のはずが・・・

元夫が孫たちと仲良く遊んでいるのを見ていると

私の中から

謂れのない、理由のわからない猛烈な怒りが湧いてきました。

 

元夫の楽し気な声が聞こえるだけで

怒りが吹き出しそうで抑えるのが精いっぱいな私。

 

ずっと鬼のような顔で不機嫌だったと

後から息子が教えてくれましたが全く無自覚でした。

 

この間の記憶があいまいになっています・・・

 

 

その日の夜、すっかり忘れていたはずの 

辛く苦しかった出来事を

思い出させ怒りを募らせ繋がりを絶つよう仕向ける

自我の物語を夢で見せられました。

 

 

それは

妊娠9か月に入ったばかりのある夜

朝から調子が悪く臥せっていたことに

腹を立てた元夫は

布団の上から殴り蹴って外に出ていきました。

次の日の早朝、激しい痛みで目が覚め起き上がった瞬間に

大出血し急いで病院へ行くと

胎盤が剥離し赤ちゃんが危険だといわれ

すぐに出産となりましたが

未熟児ながら無事生まれてくれました。

 

これは

後に明らかになる「可哀そうな私」というタイトルの

脚本の一部だったのですが(≧▽≦)

 

 

夢はここまで、早朝目が覚めました。

 

そしてドームでウォーキングをしながら

ずっと「私は何がわかっていないのか」考え続けました。

 

すると

考えてみると

おじいちゃんという立場の人が孫たちと楽し気に過ごすことに

嫌悪感を感じる理由が思い当たらない。。。。

 

 

あ!もしかして あれか?・・・

 

ある日、

私たち夫婦と舅が同居してるところに

別居していた姑が孫に会いに来ました。

部屋を横切る舅の姿を見た瞬間

怒りでいっぱい鬼のような顔に変わったのを

私が見た時

「おばあちゃん、かわいい孫にとって

どちらも大事なおじいちゃんもおばあちゃんなんだから

そんな顔しないでほしい!

おばあちゃん、間違ってる!」と思っていたのを

思い出しました。

 

そして次に

元夫のDVは世代間連鎖していたから

若いころは姑が舅のDVで随分つらい目に遭っていた。

しかも元夫は10人兄弟姉妹、

姑は お産のたびに同様の思いをしたかもしれない。

 

 

あぁ、今回の私の怒りは

あの時私が理解していなかった姑の思いだったのだ。

この夜の夢は

自分の解釈を訂正するためのもの、

姑を理解するためのだったのだ、と

心に深く落ちました。

 

ここに思い至った瞬間に

元夫に感じていた激しい怒りや、恐れが

完全に消え

せっかくの旅行を台無しにしてしまったことを

息子夫婦や孫たち、元夫に

心から謝りました。

 

 

肉体の目に見えてるもの、耳に聞こえているもの

肉体に生じている衝動的な感情には

本当に何の意味もなかった。

 

何故ならそれは「今ここ」にあるものではなく

全て過去なのだ。

 

翌朝、帰路に就く前に

さっそく 元夫をコーヒーに誘い

「申し訳なかった」と心から謝ると

元夫は

「子供と嫁さんが家を出てしまった甥っ子は、

きっと俺のように嫁さんにひどいことをしたんだよな」と

ポツンとつぶやくと

 

「DVが原因で離婚してるから孫たちに会えるとは

思っていなかったよ」

 

「孫たちとこんなに楽しく過ごせるなんて、

まさか自分にこんな日が来るとは思わなかった・・」と泣いていました。

 

 

いわれのない怒りには

まだ自分が知らないことを知らない

あるいは

自分が認めていない自分の間違いや考え違い、解釈があることを

また一つ気付かせられました。

 

 

Awakening lesson では

こうした苦しみや問題を作り出す間違った思考回路を修正し

自ら真に心を平和にすることができるようになるためのトレーニングや

自分がまだ知らないことを知らない、認めていない自分の間違った考え、

間違った解釈を明らかにする心理ワークを提供しています。

 

 

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