4年前に書いた、続きです。

 

今、テレビドラマでも、映画でも、実写・アニメ・漫画分野に限らず、タイムスリップやタイムマシンなどを取り上げた作品がめちゃ受けるけど、そういうことは絶対に起きないと断言できちゃうんです。

 

歴史。

 

私たちは、地球というかけがえのない存在があるおかげで、生きていける。

 

また、太陽や月、その他の天体・太陽系惑星の緻密な運動のおかげで、秩序が保たれている。

 

地球の、太陽を回転して時間、日を、無限に思えるほどの運行によって歴史は作られていく。

 

太陽系は、この、所属する天の川銀河を、中心にして回転している。

 

あらゆる科学者、天文学者は、この宇宙に中心などない、と言っているが本当にそうだろうか。

 

それは、現代科学が、実証主義また、物理学理論にあてはめて、明確な説明がなされなければ採用しないという、頭コチコチの考え方に支配されているからである。

 

タイムスリップなど存在しない、という私の考え方は単純である。

 

個人、またはある都市が突如として消え去る、時空を超えて。考え方は面白いけど、それを成すには170億光年先の、全宇宙まで連動させて影響を与えねばならないという、運行の逆回転。

 

絶対にそれは不可能。

 

今も膨張を続けている、といわれる、この無限に思える宇宙を、地球上の個人や建物を過去や未来に行かせるということは、事実上不可能。

 

物語的には面白いけどね。

 

だけど、今世紀になって、ブラックホールという奇妙な存在が映像、写真によって証明されてしまった。

 

ブラックホールは謎だらけ。

 

超新星爆発により、太陽の数千倍以上の恒星が赤色矮星になり、膨張し、その恒星が自らの重力にこらえきれなくなり、収縮、そして爆発。超新星になったあと、ブラックホールになるといわれている。その説が正しいかどうか分からないけれども、その1つの恒星の生涯だって軽く100億年は超える。それを観察できる生命体は存在しないし、人類とて、よほど運がよくて、100万年程度の存在だろう。ま、それほど長く現生人類が存在するとも思えないけど。1万年、この地球上で生物の頂点にいられるかどうか、核戦争や地球環境変動、汚染を考えると、人類滅亡もあり得るから、余り期待しないほうがいい。

 

人間の寿命がどう頑張っても、150歳以上いけないんなら、恒星の観察など、代替わりで観測できても10億代まで必要。そんなの所詮無理だって。

 

だから、ホーキング博士などが提唱されたビックバン説にいきつくんだろうな。今のところ。

 

で、ブラックホールはあらゆる物質や光までも飲み込んでしまうという。

 

それと、時間が停止すると言われている。

 

本当かどうか分からんけど、この宇宙に実在しているのに、時間が止まるとはおかしな話である。

 

アインシュタインさんの提唱された、重力波はやっと2020年か2019年に確認されて、時空の引きずり、効果はどうであろう。

一般性相対理論はすごいけど、完璧じゃあない。なぜなら、彼は量子物理学を否定したからだ。それも生涯にわたって。

でも、電子レンジは日常でごく当たり前に使用されている。

量子論にまだまだ不備はあるけど、これからの人類の未来はその科学の正しい使い方にあるね。

 

日本人の、元東北大学の早坂秀雄教授は1990年代に奇妙な実験を行った。

 

高速で回転するジャイロ。まあ、独楽(コマ)みたいなもんだね。

 

こいつを回転させる実験を行った。その内容は、同じ質量の同じものを使用して、何千回とくりかえし実験を行ったら、右回りのジャイロは左回りの時より軽くなったというのである。ジャイロの残留磁場と地球磁場との相互作用、地球の回転とローターの回転の相互作用など、あらゆる外部要因を考慮して、考えられるすべての測定ミスの原因を排除しても、常に右回転のジャイロは軽くなったのである。回転数に比例してはっきりと軽くなった。

毎分千回転ごとに・1,5~1,2ミリグラムほどだそうである。

 

米国の物理学雑誌、「フィジカル・レビュー・レターズ」に、実験結果が詳細に報告された。

 

現実世界でも不思議なことだらけ。

 

ボーアさんやグレゴリー・トンプソンさん、ポール・ディラックさんやグラショフさんの考え方など次回紹介します。

 

 

 

ガモフさんは、本当にすごい人だ