第1話はここから

目次はここから


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私の夫は結婚前、

姑の実家に住んでいた。

姑の実家は

姑の姉家族と姑の両親が同居している。

そこに夫は身を潜ませていた。

とにかく!

夫はそこにいるのが苦手で

家にいることがない人だった。

寝に帰っていただけ!

と夫の伯母はよく言う。

今となれば

いろいろ思い浮かぶ

姑の夫への執着心。

付き合い始めて少し経ち

お互いのことがわかりだした頃

本当に毎日が楽しかった。

とにかく一緒にいたい。

とにかく同じ時間を出来るだけ長く過ごしたい。

そんな私達だった。

仕事が終われば必ず待ち合わせをし

夫の終電の方が早かったので

その終電まで

一緒に過ごし

明日も会えるのはわかっているのに

後ろ髪を引かれる思いで

別れる毎日だった。

また休日はまる1日一緒に過ごし

家にいることなんて本当にない日々だった。

そんなある日

姑が夫に

最近家になかなかいないんだって?

おばちゃんが言ってたわよ。

あなたがなかなか家にいないって。

外に出かけることは悪いことじゃないけど・・

でも。。わかるわよね。

・・・沈黙・・・

ひらめき電球おばちゃんもあなたとお話がしたいのよ!

(え?!今思い立った意見?)

姑はこの時から

夫が姑の実家離れをするのを恐れていた。

息子離れしたくない姑と

息子に自分の実家離れをさせたくない姑。

とにかく自分の目の届くところに

とにかく夫の情報が入るところに

夫を置いておきたかった。

だからそれを姑の姉のせいにし

遠まわしに家にもう少しいるように夫に言った。

でも夫は

おばちゃんには

娘達がいて

その娘達ととても仲が良く

逆に居候みたいな僕は

しかも男だし

おばちゃんにとっては

楽しい話相手ではないよ!

だから

大丈夫チョキ大丈夫!

と能天気な夫。

それでも姑

おばちゃんは息子がいないから

あなたの存在を息子のように可愛がって

私がしてあげられないことを

私に代わって

母のようにあなたにいつも一生懸命

いろんなことをしてくれてるじゃない

と姑の言葉は続く。

本当の姑の言葉は

夫が私との時間ばかりを過ごし

姑がいつ姑の実家に電話をかけても

夫がいなく

話す機会がなくなってきていることが

嫌だった。

悲しがっているのは夫の伯母ではなく

姑本人だった。

なんといっても

メールは毎日

電話は2日に1回

しなければ気のすまない姑

それは結婚した今も続いている

メールの返事が1日でもあいてしまうと

「お元気?」

と電話がある

一昨日話たところなんですが・・


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