僕はテーブルワインクラスのカルメネーレを好んでよく飲む。
初めて飲んだカルメネーレは何だったか覚えてないけど、
記憶に残ってるカルメネーレは幾つかある。

以前山梨に住んでた頃に飲んでた「ミシオネス・デ・レンゴのカルメネーレ」は千円そこそこの割に美味かったな~。
カラになっては「スーパー・イッツモア一宮店」によく買いに行ってましたわ。
あのスーパーにはお世話になりました。
また飲みたいけど、こっち(関西)では中々手に入らないワインのようだ。
ワイン用ぶどう品種にカルメネーレというのがある。
今はチリにしかないチリ固有の品種になってますが、
元々は1850年頃フィロキセラの被害に遭うまで、
ボルドーを中心にメルローなどと一緒に栽培されていたフランスの伝統ある品種だ。

フランスではもう絶滅しているのでボルドー産のカルメーレ種のワインはもうない。
というか世界中でほぼチリしかないワインと言っていいだろう。
この“ほぼ”というのも微妙な発言だけど・・・。

フランスの伝統ある品種が何故絶滅したか、チリでどう復活したか、
この辺はワインの歴史の大きなターニングポイントというかワインの歴史の大きなうねりがあり、
カルメネーレはその歴史に翻弄された。
これも壮大なロマンのあるひとつのワイン物語だ。
僕はカルメネーレという品種に思いっきり興味を持ってしまった。

因みにカルメネーレは「カルメネール」や「カルムネール」と呼ばれたりもします。
ブルゴーニュの白のグラン・クリュ(特級畑)といえば、
コート・ド・ボーヌのモンラッシェやコルトン・シャルルマーニュが有名だけど、
コート・ド・ニュイにも貴重な白ワインのグラン・クリュがある。
コート・ド・ニュイ地区のミュジニーの特級畑の中にそれがある。
シャルドネの特級畑で「ミュジニー・ブラン」と呼ばれてる。

ミュジニーの特級畑でシャルドネを栽培しているのは
唯一ヴォギュエ(Vogue)家だけだそうで、
だからヴォギュエのブランドだけにしかミュジニー・ブランは無い。

白はあまり飲まない僕でもモンラッシェやコルトン・シャルルマーニュは飲んでみたいと思ってたが、
このミュジニー・ブランも是非飲んでみたいですね。