ボルドーとブルゴーニュ、僕はブルゴーニュ派。
昔からブルゴーニュに憧れている。

そんな味や香りでランクを付けるほど舌が肥えてる訳ではないし、
ブルゴーニュのワインの方が美味いと思っているからではない。

それでは何故ブルゴーニュ派か。

それは名前がかっこいいから。(深い理由だ)

簡単に名前を挙げてみると、

ロマネ・コンティ
ラ・ロマネ
シャンベルタン
ミュジニー
クロ・サン・ドニ
ラ・ターシュ
シャルルマーニュ
コルトン・シャルルマーニュ
モンラッシェ


いや~イカツイ、そうそうたる名前だ、キラ星の如く輝いてるな~。
名前だけでオーラまで感じてしまう。

いかついと思ってるのは名前だけじゃなく自分なりの根拠もある。

ボルドーはぶどう品種を混ぜて造る。
五大シャトーでいうとオー・ブリオンを除いて4品種。
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド。
カベルネ・ソーヴィニョンを70%以上使われてカベルネ・ソーヴィニョンを中心にブレンドされる。

カベルネ・ソーヴィニョンはボルドーの赤の主要品種になっている、全体的にはメルロの畑の方が多いのに。
メドックというボルドーを代表する土地の品種がカベルネ・ソーヴィニョンなのでボルドーの品種として定着したんだろう。

あるワインジャーナリストがカベルネ・ソーヴィニョンについてこんな説明をしている。
「何とも言いようがない威厳がある。
その黒い瞳には優位に立つ者の静かな自信がたたえられている。
すぐには親しみはわかないが、どんな時でも安定している。
最高級のカベルネともなると、その複雑さをしのぐ品種は他にはない。」

なるほど、自分ではこんな表現は出来ないが言われてみればそうかもと思ってしまう。

そんなカベルネ・ソーヴィニョンを中心にブレンドしたら美味いに決まっている、と僕は思う。
混ぜて不味くする奴はいないだろうし。

確かにそれぞれの品種を醸造してそれをアサンブラージュする醸造家の技術は大したもんだ、けどそれはあくまで技術。

それに対してブルゴーニュは単一品種で造られる。
その単一品種でボルドーのカベルネ・ソーヴィニョンを中心とした品種軍団のワインに
堂々と渡り合っているのだからブルゴーニュは凄い。


そこで採れた単一の品種で造ったワインで堂々と世界に君臨しているブルゴーニュ。
ピノ・ノワールは両極端で下手をすると薄っぺらな味になりがちで気難しい品種だと個人的に思ってる。

僕が今以上にワインの事を知らない若い時、
ブルゴーニュの赤なら美味いだろうと適当に千円~2千円あたりのワインを買って飲んだが、
憧れていただけにあまりの期待外れに勝手にブルゴーニュに失望したの覚えている。

そんなピノ・ノワールだけでよくもまあこの世の物とは思えないと言われるほどのワインを作れるもんだ。

それにこの土地のシャルドネ。
シャルドネを使って白ワインを造ろうとする世界中の醸造家が目標としているのがモンラッシェやコルトン・シャルルマーニュ。

ブルゴーニュは偉大な土地だ。
その偉大な土地の葡萄で作ったワインを偉大なワインと言わずして何と言おう。

名前がカッコいいだけでなく、やっぱりブルゴーニュはイカツイ。


※ 完全に個人の好みで独断と偏見の世界です。