引き続き何だか最近ゲームで子育てばかりしているような気がする。

 

御遣い配達ゲームとして有名なDEATH STRANDINGでもBBと呼ばれる赤ちゃんのお世話をしなければならない。

 

元々は「装備品」扱いなのだが、共に苦難をくぐり抜けていくうちに妙な使命感が宿ってくる。BBの機嫌が最優先事項となるのだ。

 

 

 

 

BTとかいうヤバい化け物に追い回されている危機中の危機の最中でも、BBが泣くと必死の形相(私が)でアヤしたり、キャッキャ笑ってくれると得も言えぬ感情が押し寄せてくる。

 

 

 

 

BBをアヤすのに多少の身体性を要求される、というのもあるかもしれない。

 

電車内で若いママさんがグズっている赤ちゃんを、必要最低限の仕草でアヤし笑顔へと導いている光景を思い起こす。あのママさん、天才かよ。

 

 

 

 

赤ちゃんのお世話とは共有体験なのである。絶景に出会いばBBと写真を撮りたくなり、困難を乗り越えるとBBを高い高いしたくなる。

 

 

 

 

ゲームでの子守体験などリアルな世界からすれば些細なことでしかない。だが、そんな些細な共有体験でも……いや、結論めいたことを言うのは止めておこう。