『龍が如く6』の主要舞台である尾道。リアル世界でも一度は訪れたい地。この作品を購入した理由は何を隠そう尾道に行きたかったから。そんな尾道で「影」が気になったので追ってみた。

 

写真撮影が趣味だった頃、建物や地面に映る「影」を撮ることにどっぷり浸かっていた時期があったなあ、なんてことを思い出す。

 

 

 

 

宮迫、いや今は焼肉屋さんをしている御方と殴り合った路地の歯抜け空き地。トタン張りの家やボロアパートに映し出された電柱などの影が私の心をくすぐる。

 

 

 

 

龍南神社の境内。神仏習合が進みすぎているのかお寺にしか見えない境内にて。地面やお地蔵さんに覆いかぶさるような木陰がたまらない。

 

 

 

 

低層ビルに屹立する電柱の影(電線部分の影は?)。何故かこちらに向かってピースしてくる現地のお茶目なオバちゃんが映り込む。スマホで撮影する桐生さんに向かって良い度胸をしている。

 

 

 

 

 

尾道の非公認御当地マスコット・小野ミチオ。リアルな尾道ではほぼ知名度がないらしいが。そんなミチオも容赦なく木陰が襲う。これこそが「影」の魅力。何者だろうが飲み込み覆い尽くす。

 

 

ちなみに『龍が如く6』にはちゃんとしたフォトモードは搭載していないが、桐生さんが所有しているスマホで撮影ができる。まあフルオートなので絞りも露出も操ることはできないが、返って気軽に撮影できるので意外にスナップが捗る(すぐイベントが始まったり、チンピラに因縁をつけられるは鬱陶しいが)。