が、めげずに今日も連日の就職難弁護士シリーズの続きの記事です。
なぜ、このシリーズにこんなにこだわるか？
人生、仕事、恋愛、結婚のヒントが隠されているからです（笑）
実は、今日の記事は、昨日までの記事を見て
・どうせ自分は凄くはなれないよ！！
・凄くなくたっていいじゃないかよ！！
と思ったあなたにも、是非読んで欲しいのです！！！
要するに、「凄さ」って何？ってことなんですけど、無名は、連日のブログ記事で、「迅速かつ高品質」という言葉を連呼しました。
まさに、「デキる弁護士」みたいな意味での「凄さ」を前面に押し出しました。
比較的分かり易い「凄さ」なので、「迅速かつ高品質」という言葉を連発しました。
特に、有名弁護士相手に商売をする上では、「迅速かつ高品質」なルーチン弁護士というのは、とても魅力的な「凄さ」だと思ったのです。
しかーーーーーーーーし！！！
世の中は本当に素晴らしいのです。
この世の多様性は、知れば知るほど感動せざるを得ません！！
「凄さ」には、いろんなタイプの「凄さ」があるのです。
「迅速かつ高品質」じゃなきゃ「凄く」なれないというわけではないのです。
その実例をお話しましょう。
無名が密かに尊敬している、ある先輩弁護士の話です。
この弁護士は裁判所に提出する書面を書いてもイマイチです。
法廷の証人尋問をやってもイマイチです。
法律相談をしても、さほど分かりやすくもなく、豊富な法的知識があるわけでもありません。
弁護士費用はむしろ高いほうです。
要するに、「迅速かつ高品質」とはほど遠いお方です（笑）
でも、この弁護士には依頼者が絶えません。
無名は不思議に思いました。
なぜ、この弁護士は人気があるのだろう？？
いろいろ見たり聞いたりしていくうちに、ひとつ気づいたことがありました。
この方、とってもフレンドリーなのです（笑）
無名がペイペイの２０代の若手弁護士で、この方がすでに大御所的な立場にいた頃から、裁判所ですれ違って挨拶すると、挨拶し返してくれたり、たまたま依頼者との談笑風景など見ても、やたらフレンドリーなのです。
ゴルフや夜の飲み会のお付き合いも好きな方で、とにかくお友達がたくさんいるのです（笑）
そして、このお友達たちもこの弁護士のことが大好きらしく、どんどん依頼者を紹介したり、自分で相談に行ったりしているようなのです。
そうです。
この弁護士の「凄さ」はフレンドリーなのです。
フレンドリーをウルトラＣにして、フレンドリー好きな依頼者層を感動させているのです！！
「凄い！！こんなに気軽に話せる弁護士はいない！！」
「この弁護士と知り合いになってるだけでも、なんかいい気分！！」
「あんまり仕事早くもないし、キレ者ってわけでもないけど、なんか安心するんだよな♪」
本当に世界は素晴らしいですね…
誰もが「迅速かつ高品質」な弁護士を「凄い」と思っているわけではないのです。
「迅速かつ高品質」は自分には無理という弁護士も、ほかの面で、誰かにとっての「凄い」弁護士になれるチャンスがあるのです！！
勘のいいあなたはお気づきでしょう。
これが、恋愛や結婚があちこちで成り立つ理由です。
「見かけも中身も高品質」じゃない男女も、惚れ合っていたりするのです（笑）
誰もが高身長、高学歴、高収入の男性を望んでいるわけでもなく、
誰もが美人で、スタイルがよく、やさしい女性を望んでいるわけでもないのです。
いや、正確に言うと、皆さんそんな感じの理想を望んでいるかもしれませんが、そうでもない人と恋をしたり、結婚をしたりして、結構幸せに暮らしていたりするのです（笑）
同じように、「迅速かつ高品質」に越したことはないけど、「フレンドリー」な弁護士、「フレンドリー」じゃないけど、「やたらカッコいい」、「休日でも携帯電話につながる」、「礼儀正しい」、「話をさえぎらないでじっくり話を聴いてくれる」…などなど…
何か光るウルトラＣを持っている弁護士を選んで満足してもらうことは十分可能なのです。
そして、誰かにとって光るウルトラＣがあれば、それを欲しがる同じような嗜好の他の誰かにとっても、あなたは「凄い」弁護士になり得るのです。
無名が提案した、「有名弁護士向けの迅速かつ高品質なルーチン弁護士」は、「凄い弁護士」のほんの一例に過ぎません。
この程度のアイディアは、世界の多様性からすれば無数にあり得ます！！！
さて、最後に、ここで昨日のブログの文末をもう一度引用します。
昨日の文末と同じ文字でも、今日のはちょっと違った響きになっているはずです（笑）
あなたは、どんなウルトラＣで、どんな人達を感動させますか？
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