親父は還暦を超えてもなお起業して仕事している。

研究開発者でありながら、営業マンに恵まれず自分で売り込みまでやってきた。

そんな親父は

「仕事は人生で一番長い時間を過ごすんだから好きなことをして楽しまないと」

と酔っぱらうとよく言っていた。


俺はその影響で研究者か宇宙飛行士になりたいという夢を普通の人よりも長い期間、具体的に考えていた。

で、宇宙飛行士への夢は門戸の狭さと受験期間無職にならないといけない経済力が必要である事実により挫折。

研究者への道は想像よりダーティー過ぎるし人間の負の部分にもみくちゃにされることを知って断念した。


で、今はITで起業しつつ友人の会社を手伝っている。


最初はITが好きではなかったが、お金を稼ぐ手段として割り切って受け入れていた。

その後の転職の過程で、俺にとっての師匠との出会い、ITが好きでしょうがないという今一緒にやっている友人との出会い、更にプログラミング基礎を叩きこんでくださった講師の方々のおかげでかなりIT好きになれた。

ITにはあらゆるモノづくりに通じる技法が紛れているし、あらゆる製品の開発に関わることも可能であり、あらゆる研究開発に関わることができる可能性がある。


今では「ネットワーク」だとか「サーバー」だとか「プログラマーだとか」「SE」だとかいうすみ分けをバカにできる程のレベルにはなれた。

PCだろうがサーバーだろうがネットワーク機器だろうがどれもこれも計算機の話だし、設計したら開発してしまえば良いのだからSEだとかプログラマーだとか分ける必要性を感じない。


ちゃんと知識がある人からしたら当たり前なんだけど。。。


とかね、そういうことが言える程のレベルにもなり、仕事を好きになれたし、好きなものを仕事にできた。

当初描いた夢とは違うけど、人生を経てそこに辿り着けた。

そして、今やっている職種なんてのも今の稼ぐ手段でしかない。

俺は基本的にサイエンスが好きで宇宙旅行も調査も今だってやってみたいが、資格を取って宇宙飛行士として参加するのではない他の方法もあるのではないかと模索している。

何なら自分で事業を起こしてしまえば良いのだろうなとすら思っている。


「好き」を仕事にすること、これは親父から頂いた大きく大切な贈り物だと思う。


最近堀江貴文さんの「ゼロ」を読んだ。

そしたらそこにも「好きを仕事にしろ」と書かれていた。
実はこの本を読んで「親父と同じことを言ってる」と思ってこの記事を書くに至った。

好きを仕事にしている人はすごい結果を残していると思う。親父も含め。








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