昔、大阪に住んでた頃

友達の車に乗って、郊外の川の土手沿いを夜中に走っていました

土手には街灯がぽつり、ぽつりとあるのですが、遠くの街灯の下に人が立っているのが見えました

だんだんと近づくにつれ、それは髪の長い女性のようでした

さらに近づいていくと、彼女の手に何やら鈍く光る物を見ました

すれ違いざまに見たモノは、手にしっかりと握りしめられた包丁でした

真夜中に女一人で街灯の下で包丁を握りしめている・・・

それは見間違えだったのか?

それとも見えてはいけないものを見てしまったのか?

もし、自分一人で歩いている時にソレと遭遇してしまっていたら?

思い出すだけでもゾッとします