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子どもの教育について考える父親のブログ

子どもの才能を最大限まで伸ばすために親は何をすればいいのか?どういう教育がいいのか?外国語教育は?子育て・教育に正解はない!というけれど失敗も許されない。子育て・教育は真剣勝負です。でも、おもしろい!

現在、1歳になる息子は中国人の妻とのハーフ。自分も父親は中国人であるから、中国人の血のほうが日本人血よりも濃いことになる。


生まれは中国の深セン。生後から9カ月まで、息子は中国で育った。おもに世話をしてくれたのが妻のお母さん。中国では共働きが主流であるため、子どもの面倒を祖母が見ることが普通となっている。9カ月までは妻のお母さんがほぼ面倒を見てくれたため、息子の耳に入ってくる言葉はほぼ、中国語であったと思っていい。自分は平日は香港にいて、週末にだけ中国へ戻っていたので、日本語が彼の耳に入ってくるチャンスは多くなかった。


子どもが生まれるまでは香港・中国の生活を結構、気に入っており、日本への帰国は考えていなかったが、子どもの教育のことや中国の医療水準の低さひ辟易させられたことを契機に息子の生後1年を待たずに日本への帰国を決断。その後、日本の小児科のサービスの良さ、医療全般の質の高さ、保育所などの福祉水準の高さすべてに満足し、帰国は間違いではなかったと感じている。


日本にこれから軸足を置く上で一番の関心事項が子どもの教育。特に、中国語をどのように身につけさせればよいかに頭を悩ませている。


自分の地元である神戸にも中国人は多い。おそらく、日本でも東京、横浜、大阪、神戸は在日中国人人口が集中している都市だろう。自分の妻のように結婚を機に日本に移り住むこととなった中国人も相当数に上る。両親とも中国人で家庭での公用語が中国語の場合は家庭内では中国語、外では日本語と使い分ければ最低限の中国語能力を子どもに授けることは比較的簡単かもしれないが、片親が日本人である場合、我が家と同じケースの場合はかなり難しいように感じる。


実際、日本在住で日本人夫と中国人妻の夫婦を4組知っているが、いずれも子どもは今のところ、日本語しか話さない。子どもは話ができるようになると、家で中国語で話をされること、話すことを強要されることを極端に嫌うみたいだ。同じような環境下にあるわが子も中国語を日本にいながら身につけるのはいくら妻が中国人であったとしても難しいに違いない。現実、自分の父親は中国人だったが、日本で生まれ育った自分は26歳で一念発起し中国に留学するまではほとんど中国語を理解し話すことができなかった。弟に至っては現在でも全く中国語は話さない。


自分の子どもに対する言語戦略を考えてみたい。