私は姉のかわりに生まれてきた
姉と同じレベルの容姿で もっと健康な身体で育つように願われて
生まれた私を見て母も周囲もガッカリした 容姿は親戚中で誰にも似ていない
母はこの失敗を無かったことにしたいらしい
「こんなはずじゃなかった」 ずっと言い続けている
「姉ちゃんが生きていれば・・・」 ずっとそう言い続けている
私は選ばれない
私は一生選ばれない
私はずっと“命の平等”を願った
ずっと願っている
選別 特別扱い そういうものには触れたくない!
『私は選ばれない』『私は一生選ばれない』そんな事実は受け入れたくない 受け入れられない
そういうものからは離れて生きていきたい
だから
まあ
そういうことで
そんな世界からは離れて暮らしますよ
一生選ばれない そんなことはわかっていますよ
そんな世界には居たくない
ただそれだけ
今ウチの姫様は【私だけを選んでくれていますよ】
それだけでいいや