夏だというのに、友人と遊びに行く場所は季節感がまるでない都内某所。
そんな僕たちに、夕暮れは夏らしい風景を届けてくれました。

セミです。しかも幼虫が歩道を歩いてる!
これから羽化する場所を探しているんでしょうか。

(こっちは縁石の、セミの抜け殻)
「セミは短命なんだよ。1週間しか生きられないんだって~。」
「へぇ~、そうなんだ。命は大切にしないとね~。」
みたいなよくあるブログの流れにも飽きた今日この頃。
ちょっと俗説にも流されずにセミについて考えてみた。
セミは孵化から考えてみれば、地中とはいえ数年生きるセミは昆虫界では長寿ですよね。
同じ夏の昆虫カブトムシやクワガタはおよそ1年ですしね。
それから成虫のセミは「1週間のはかない命」と思われがちですが、寿命ははっきりとはわかっていないんです。
網を張った飼育で1ヵ月以上生きたという記録があります。(中尾舜一 1990『セミの自然誌』(中公新書)179pp.)
栄華のはかなさを好む日本の国民性が、セミを悲劇のヒロインに仕立ててしまっている感じがありますよね。
セミを「かわいそう」みたいな視点で見る表現とかありますし。
そもそもセミの成虫期が短いのには、できるだけ同時期に短期間で高密度な繁殖をすることで、
より確実に子孫を残すという合理性があります。
(余談ですが、アメリカには13年ゼミと17年ゼミというセミがいて、
繁殖を繰り返すうちに公約数を持たない素数の年のセミだけが生き残ったという説があります。)
(↑こういうのに興味持っちゃう理系なあなたに、数理生態学の吉村仁教授の著書、『素数ゼミの謎』(文藝春秋))
少子化に困窮する日本の方が、セミに「かわいそ」がられてもおかしくないですよね。
それにしても遊びすぎました。
素数ゼミの話して数理統計の授業思い出しましたし、今夜は統計の本でも読もうかな。
そんな僕たちに、夕暮れは夏らしい風景を届けてくれました。

セミです。しかも幼虫が歩道を歩いてる!
これから羽化する場所を探しているんでしょうか。

(こっちは縁石の、セミの抜け殻)
「セミは短命なんだよ。1週間しか生きられないんだって~。」
「へぇ~、そうなんだ。命は大切にしないとね~。」
みたいなよくあるブログの流れにも飽きた今日この頃。
ちょっと俗説にも流されずにセミについて考えてみた。
セミは孵化から考えてみれば、地中とはいえ数年生きるセミは昆虫界では長寿ですよね。
同じ夏の昆虫カブトムシやクワガタはおよそ1年ですしね。
それから成虫のセミは「1週間のはかない命」と思われがちですが、寿命ははっきりとはわかっていないんです。
網を張った飼育で1ヵ月以上生きたという記録があります。(中尾舜一 1990『セミの自然誌』(中公新書)179pp.)
栄華のはかなさを好む日本の国民性が、セミを悲劇のヒロインに仕立ててしまっている感じがありますよね。
セミを「かわいそう」みたいな視点で見る表現とかありますし。
そもそもセミの成虫期が短いのには、できるだけ同時期に短期間で高密度な繁殖をすることで、
より確実に子孫を残すという合理性があります。
(余談ですが、アメリカには13年ゼミと17年ゼミというセミがいて、
繁殖を繰り返すうちに公約数を持たない素数の年のセミだけが生き残ったという説があります。)
(↑こういうのに興味持っちゃう理系なあなたに、数理生態学の吉村仁教授の著書、『素数ゼミの謎』(文藝春秋))
少子化に困窮する日本の方が、セミに「かわいそ」がられてもおかしくないですよね。
それにしても遊びすぎました。
素数ゼミの話して数理統計の授業思い出しましたし、今夜は統計の本でも読もうかな。