ポジティブとネガティブは一般的に認識されている感覚だと思うが、これも一次的な感覚である。ただし、他の一次的感覚と比較すると、これはもっと高次な感覚の可能性が高い。

 

ここまで挙げてきた一次的感覚はかなり原始的な感情が多く、また、その一部はそもそもの化学変化が脳に起源しないものもある。それに対して、ポジティブとネガティブはもっと高次の感覚で、脳の内部の視床下部付近で作られている可能性が高い。

 

それが一般的な理解であるが、自分はこの感情をコントロールできないので、自分の人体実験の結果として、この感覚がどこにあるかは正確には分からない。逆に言うと、コントロールできないのは脳の内部深くにあることを意味しているのかも知れない。

 

この感覚は感情であると共に、意見である。つまり、直感である。ある事象が起こった際に、それを直感的に判断することがポジティブとネガティブである。それが瞬間的に判断される場合もあれば、ゆっくり時間を掛け、最終的により総合された直感を形成する場合もある。

 

この感覚は経験によっても磨かれる。つまり、同じ事象を何度も経験すると、直感的に瞬間的にポジティブとネガティブが判断できるようになる。つまり、これらは一次的な感覚でありつつも、いろんな機能に支えられているという意味においては二次的な感覚である。

 

人間はこの機能をうまく利用し、多くの事象に対して瞬間的な理解を生みだし、場合によっては瞬間的に態度を決められるようになっている。そのため、これは感情であると同時に意見である。

 

この感覚が操作されると、直感的な判断がおかしくなる。通常なら間違っていると感じることに対しても、電波操作下では逆に正しいと思ったりする。これを避けるためには直感に絶対的な信頼を置かず、ゆっくりと前頭葉と大脳前皮質で考える必要がある。そうすることで、電波操作によるポジティブとネガティブの統制を乗り越えられる。