このインサイダー捜査の流れの中で自殺が1つあった。この捜査の過程でどれくらいの人が死んだかは知らないが、このインサイダー案件も含む一連の工作の中で諜報機関は多くの人を殺し、多くの人を死に追いやっており、この自殺もその1つである。その人はこのインサイダーの一斉捜査が行われている間に転落死したが、その時の自分は違法捜査だけではなく、激しい拷問を受けている最中であった。

 

 その人が死んだ理由がはっきりしていないが、2011年にインサイダーに関わるメールを見たことがある。それはその自殺した人と自分に対して送られてきたメールであり、そこにはある株を買えば利益が出ると書いてあった。

 

 その通りに取引すれば、本当に利益が出たと思うが、正確に言うと、これがインサイダーに該当するかどうかは難しい問題である。それはこのメールの内容が犯罪を構成するには不十分であり、ただ利益が出るというだけでは犯罪には問えない。ただし、これが本来的にはインサイダー情報の可能性があり、それがインサイダー情報だと知って取引をすると、違法行為に該当する可能性がある。

 

 実務上、これをどう扱うかは難しい問題であるが、自分は情報の出自を確定させ、犯罪性のない情報だと確認できた時にだけ、投資に利用できる情報としていた。つまり、この株は上がりますよと言われても、上がるかどうか分からないのが普通であり、それが違法な情報を含んでいないことを確認できなければ、それに関わる取引を行うことはなかった。

 

そこまでする必要は本来的にはないが、同様の方法で利益が常に出た場合は、そこにクリティカルな情報が存在しているという認識があったと包括的に認定される可能性があり、情報の出自が不確かなことが抗弁にならない場合がある。だからこそ、昔から丁寧に情報を扱っており、その意味でも、インサイダー取引に関わりようがなかった。

 

このメールが送られてきた際もやんわりと断り、それ以降、同種のメールは送られて来なかった。この最初の段階で断るのは重要であり、そうしないと内容がエスカレートし、そのうち明らかに違法な取引になる情報に変質する場合がある。自分はそこで断ったが、メールによると、その人はもっと前からその情報を利用して取引をしているようだった。

 

ただし、彼がこの情報だけで取引をしてもインサイダー取引に該当せず、違法取引にもならない。少なくとも、自分が知っている範囲では違法性のある行為はない。ただし、必ず儲かる情報が常に存在するのであれば、どこかで違法な取引が行われている可能性がある。つまり、その情報が本来的にはインサイダー情報であり、どこかでそれによって利益を得ていた人がいる可能性がある。あるいは、それがその他の違法な取引手法に関わっていた証拠になる可能性もある。いずれにせよ、その取引の中には違法行為を行っている人たちが、かなりの確率で存在したはずである。

 

彼は電波操作で自殺に追い込まれたのではないかと疑っている。少なくとも、自分のPCにはこのメールが証拠として残っており、これを辿っていけば、どのように情報が流れていたかは分かったはずである。実際に、そこでどのような取引があったかは知らないが、彼の行為が犯罪でなかったとしても、そのチェーンにいる誰かは犯罪行為になる可能性がある。

 

彼が事情聴取を受け続けると、そのチェーンの突破口ができる可能性があるため、彼を自殺に追い込んだのではないかと思っている。もちろん、その可能性が高いというだけであって、何の証拠もないのは事実である。ただ一方で、この情報を辿っていけばCIAやCIAのアセットが違法な証券取引で利益を出していた事実に突き当たる。

 

内部関係をもう少し正確に理解していれば、どこに問題があったかはより把握できるが、何度もこのようなインサイダーの誘いを断っているために、自分は彼らの情報サークルの中に入っていなかった。その結果として、どこまでの違法行為が行われていたかは分からない。

 

逆に言うと、そのサークルに入っていないからこそ、自分はCIAにも公安にも永遠と狙われている。つまり、早々にアセットになっていれば違法行為は見逃され、保護する身内でなければ、存在もしない犯罪を見付けるために拷問を行い、えん罪を作ろうとする。あるいは殺される。それが現実に行われたことである。このどこに法の公平性があって、このどこに法治国家が存在するのか分からない。

 

 

ご一緒に、ご覧ください。

http://ameblo.jp/multifractal/entry-12169047783.html