大きな岩 | 僕の理屈

大きな岩

俗にいう“コピペ”ってやつですが、

素直に感心した。




 307 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/11/27(木) 06:07:03.42 ID:sug4pyg10

 ある大学でこんな授業があったという。 
 「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。
 その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
 「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
 「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。
 そしてじゃりを壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。
 そしてもう一度聞いた。
 「この壺は満杯か?」学生は答えられない。
 一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。

 壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。
 それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
 「この壺はこれでいっぱいになったか?」 学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
 教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
 「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」

 一人の学生が手を挙げた。「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、
 いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」「それは違う」と教授は言った。

 「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、
 大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」
 君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始める。
 それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり…。
 ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。
 それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。
 もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、
 君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
 そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体失うだろう。  



ふむふむなるほど、面白い。



で、

「自分にとって、この“大きな岩”は果たしてなんだろうか?」と考えてみる。
「自分の“壷”の中には何が入っていて、どんな状態だろうか?」と考えてみる。



妄想の中で出来上がってきたその壷の中を覗いて、思う。

実在するのなら、この大学教授に聞いてみたいな、と。


「先に入れてしまった大きな岩は、もう2度と取り出すことは出来ませんか?」


とても大切なものを、随分前にその壷の中に入れたのだけど、

時間が経って、それに伴う結果があって、もうわからなくなってしまった。

今でも大切だけど、もう入れっぱなしに出来そうにない。

持っているのは簡単だけど、持ち続けるのは非常に怖い。


取り出して捨ててしまえるなら、そうしたい。

軽くなった壷に、中くらいでいいからまた岩を入れたい。

前に入っていた岩は、欠片だけ記念に持って。


まあ、普通の読み解いたら、当然無理だろうね、取り出すのは。



先に入れてしまった“大きな岩”を、

今、何とか砕こうとしているのかもしれない。

砂っ粒に変わってくれれば、替りが入るという話だろ。

だが、これが硬い。

硬くて硬くて手元が狂い、手に傷を負ったりする。

そもそも、「今でも大切」などと言っている以上、その砕く手には、躊躇が見られる。

硬い上に、やっぱり魅力的に光っているのだ。



かつては、核となる岩を、

より強固に大きくしようと鉄を塗りつけてきた。

より強固にしようと、不純物は取り除いてきた。

一度装甲は剥げ落ちても、核を抱き今度は鉛を塗りつけたりした。

だがそれは、より脆く剥げ落ちた。

体力もなかったし、焦りが選別を誤らせもしたのだろう。


俺は、初めて、核となる岩と対峙しているのかもしれない。

取捨選択の候補に上がったことがない、その核が、

初めて天秤の片側に載った。

天秤に載るまでもなく、他者を蹴散らしてきたその核がだ。



まだ、光り、生み出すかもしれない。


もともと愚か者にしか見えない光かもしれない。


耳を澄まさなくたって聞こえてくるな。

若い俺が「マジですか?マジなんですか?」と言っている。



おい、岩。

俺はずっとおまえと付き合っていかなきゃいけないのか?

窮屈なこの壷を抱えて。


おい、岩。

ずっと一緒に歩って来たよな?信じていいのか?

俺を試してるならやめてください。

俺は、平気で間違えてきた。

あそこに見える山は、全部後悔ですよ。




ここに書く結末はまだ途中。

結末の全部は、本当は続きのある、最新の途中。


その岩は、壷の中に、確実にまだある。

壷の中に、無理くり別の岩を詰め込もうとしている。

こいつを中にいれるにはかなりの努力が必要そうだ。

最後にどちらが納まるのか。

はたまた、どちらも崩れるのか。

結局のところ神のみぞ知る。



おめでたく、贅沢な苦悩だな。




以上