パイロットのコピー | 僕の理屈

パイロットのコピー




pilot

パイロットコーポレーション/企業広告
「1本のペンがあれば」篇万年筆は、メールやブログに賛成です。
○企画制作/電通+電通テック+アドブレーン○CD/渡邉悦男○CD+C/後藤彰久○AD/秋葉裕介


このコピーがすごくいいなと思いました。



自分でもコピーを考えることがあるという視点で評価すると、

普通は万年筆なんて商材だと(企業広告かもだけど同じこと)

「書いてるときに流した涙は、メールやブログじゃ伝わらない」とか、

「描き間違えの後が、その人だと思う。」とか、(以上二点即興自作)

要するに“デジタルVSアナログ”みたいな切り口で書いちゃうと思うの。


実際、デジタルの低温感から来るアナログ贔屓の人も多いと思うし、

今の時代、万年筆やペンの“手書きの味”ってのは大きな訴求点であり

最大の売りの一つだと思う。


そんな中のこの視点。

すごいと思うな~。

この案を採用した広告主にもめちゃ好感が持てる。

どころか一気に好きになった。

相武サキはもはやどうでもいい。



リードコピーの大切な役割として「ボディを読ませる」という役割がある。

その点でも申し分ないのではないかと思います。

事実、俺は読みましたし。


↓ボディはこちら(クリックして見てね)

pilot_body


忙しい人と携帯の人タメに要約すると

>メールもブログも万年筆も書くこと。書くことっていいよね。

>あなたの字で書きたくなったらパイロット使ってね。

ってことなんだけど、その視座が非常にいい。


メールやブログ(もとい、デジタル文字列)にアンチな人の価値観に、

それらを容認する方向に持ってくほどの提案があるようにも思う。

アナログサイドの代表が言ってるのも非常に重要。


ちなみにこの広告は文芸春秋の中に掲出されていました。

その辺もおもしろいよね。

多そうじゃん、アンチメール・アンチブログ。



で、最後に「書く、を支える。」という締めコピー。

ちゃんと自分たち側の立ち位置を優位に位置づける。




本当にパッと見のフィーリングで「いい!」って思ったんだけど、

こうやって理屈っぽく紐解いても非常に良く出来た広告だなぁと思います。



こういうコピーを書けるようになりたいものです。


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以上