東京タワー 2 | 僕の理屈

東京タワー 2

今度は「東京タワー」の感想です。

(意味不明の方はコチラ)

 

「東京タワー」といっても芝公園にどーんと建ってるそれでも、

江國香織の著書でも、その映画版でもありません。

 

リリー・フランキー
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

 

リリー・フランキー著の東京タワーです。

 

どういう切り口だったかは忘れたけど、

友人と家族に関する話をしていた時に、

「読んでみれば?」と勧められたので読んでみました。

 

帯の部分に、たくさんのレビューが書いてあったんだけど、

結構そのままの感想。

 

”笑えて泣ける”

 

笑えて泣けました。

個人的に前半部分はどうもテンションの上がらない展開で、

1/5くらい読んだ時点で、2週間くらい放置入った。

世代の違いでピンと来なかったり、

東京育ちの自分にはピンと来なかったり、

両親とも健在の自分にはピンと来なかったりで。

 

全体で著者の今までの人生が綴られた自伝的な本なので、

人生における様々なことが展開されている(当然)。

ので、受け手によっていろいろな感想があると思う。

そのため、誰にでも受け入れられやすいのではないでしょうか。

俺の場合、中盤の「ダメ期」が一番面白かった。

おそらく一番伝えたいことではないだろうと思うけど、

なんとなく自分の現在と、最もリンクしてピンと来た。

言い知れぬ「希望」が込み上げてきちゃった。

「あ~、こんなダメダメなのに立派な人になれるんだぁ」って。

おこがましくも、ちょっと俺に似てるなと思ったり☆

 

メインである、オカンと僕の絆も感動する。

激しく親孝行したいなぁ、という気持ちになりました。

そしたら熱を出して凄く世話を焼かしてしまいました、母親に。

めんぼくねぇ・・・。

 

 

□気に入ってるところを少し抜粋

 

たまにボクの箸の持ち方見て「行儀が悪い」といいたがる女がいる。また、そういう女に限って、暖かい料理が運ばれて来てもなかなか手を付けず、べらべら喋って、食べていない料理の上に煙草の灰を落としたりする下衆が多い。

行儀とは自分のための世間体ではなく、料理なら、料理を作ってくれた人に対する敬意を持つマナーである。こうした箸の持ち方程度の事で天下でも取ったような物言いをする女は、得てして、料理人に対して「私はお金を払ってる、お客よ!!」という態度でいる形式ばった行儀の悪い女である場合が多い。こともあろうにその類の女は、そんな態度を取りながらも、勘定は人まかせというのだから、その態度の悪さはもはや驚きである。

ちなみに、今までボクの鉛筆の持ち方を「変だ」と指摘した奴の中で、ボクより字が上手だった奴は一人もいない。(P.54)

 

・・・子供の頃は、おまえマザコンやろうち言われるのが好かんでからオカンの話を人にようせんかったんよ。

でも、なんで大切な人のことを思うていかんのやろうか?なんで好きな人のことを話して、気持ち悪いとか言われんといけんのやろうか。いまでもようわからん。そげんことを気にしとってから、オカンに優しいこともいうてやれんかったかもしれん。(P.448 P.???)

 

 

もっとたくさんあるけど、長いしめんどくさいのでこんなもんで(笑)

 

 

この本を読む前は、リリー・フランキーという人をよく知らなかった。

読んでみて非常に興味深い人だなぁと思った。

トップランナーに出てたのも見て、凄いイケてた。

人生が超面白そう!!

リリー・フランキーになりたいです。

というわけで今日からマルチクリエイター林太郎で行きます(本気)

 

 

今後この本を読む予定の人は、

あんまり身構えないで読んだ方がいい気がする。

めちゃくちゃ話題作だし、ぬぁぁぁってくらい売れてるけど、

「泣けるんだろう?泣かしてみろやぁ!」的なスタンスで読むと、結果つまらん事になる気がする。

俺が「リング」全然怖くなかったみたいに。

損ですからね、それは。

フラットに、裸眼で読んだ方が面白いし、直(ちょく)る。

 

 

あまり感想という感じではないですが、こんなもんで。

タメになることもあると思うので、お勧めはします!

特に母親と何らかの確執がある人とか、

老人の介護なんかに疲れてる人とかは読んだらいいと思う。

俺は「それほどでもない」と思う部分もあるけど、読んでよかったと思います。

勧めてくれた友人ありがとう☆

 

今度ツタヤ行ったら江國香織の映画、借りなくちゃ。

 

 

 

以上