僕の兄貴 | 僕の理屈

僕の兄貴

前の記事にも書いたのだけど、兄弟が結婚する。

半年ほど前に決まっていた姉のほうは、まあいいんです。

そうなるだろうと思っていたし。

兄が結婚を発表したのには正直驚きです。

「長く付き合っている恋人がいる」って話は聞いていたんだけど、

どちらかというと寡黙な兄は、前ぶれなしで「結婚申し込んでOKされた」って来たからね。

 


俺は兄貴とすこぶる仲がいい。

一番目の兄と四番目の俺だから、年は9つも離れているんだけど、

小学生のガキの頃から俺のことをすごくかまってくれて、いろんなことを教えてもらった。

9つも離れているから、逆にあんまりケンカをすることもなかったってのもあるんだろうな。

俺はもっぱら「お兄ちゃん、お兄ちゃん」って感じでとても従順だったと思う。

どういうわけか、夜中(20時くらいだけどその頃の俺にとっては未知の領域)にカードダスを買いに行って、

親にガチコン怒られたのを覚えてます。

普段、不用意にそういう冒険しない人だから、

今思うと、兄貴の中になんかもやもやしたものがあったのかな。

その時、家に帰る前に「公園で宇宙に関しての話をしてたって言うんだぞ」って口裏合わせて帰った。

6歳くらいの俺は、親に問い詰められても、頑なに兄貴から教えられたフレーズを繰り返してるんだけど、

兄貴は別室でお袋に諭されて、本当のこと言ってんの!おれったら超健気(笑)

それでも俺は、兄貴を心の底から信頼してたから、逆らうことなんてないし、

兄は兄の権力を振りかざして、理不尽なことをいうタイプでもなかったから、それで大丈夫だったんだね。

クリスマスや誕生日なんかのプレゼントは、いつも兄貴に相談して、

ぶっちゃけ兄貴の欲しいものが、俺の欲しいものだったな(笑)

刷り込まれるだよね、「このゲーム絶対面白いから、お前これにしろ!」って、

「うん!僕それにするよ!」だったよ。

きっとこの頃の影響で、今の俺は決断力ない優柔不断ちゃんになったんだね(いいわけ)。


兄貴は俺とは大違いで、浪人だったにもかかわらず、高校を卒業すると共に家を出て、

住み込みで新聞配達をしながら一人暮らしを始めた。

場所が埼玉県川口市と遠かったので、あまり遊んでもらえなくなってた。

その頃の俺は「将来の夢はプロ野球選手」って迷わず言っちゃうような、野球少年で野球に夢中でした。

で、中学入学。俺が全力で思春期だった時期には、あんまり家に兄貴はいなかった。

そんなわけで、いまだに下ネタトークとかあんまりしない。いや一切しない。

今思うとすごい不思議なんだけど、兄貴のエロ本とかエロビデオとか一回も見つけたことないんだよな~。

男兄弟がいる人はわかると思うんだけど、見つかるし見つけるよね。

かく言う俺は、それはもう見つかり放題ですよ。

中学の時「大人のボキャブラ」に瞳輝かせてたら(「乳輪十色」!色ついてたよ)、

背後に姉貴が無言で立ってましたよ(超真顔)。

シューン・・・ですわ。いろんな意味でシューン・・・・・・ですわ(笑)


家を出た兄貴は、勉強そっちのけでバイクに夢中になってた(笑)

そして俺は、たまに帰ってくる兄貴のケツに乗っけてもらって、夜の街で風になるのをめちゃ楽しみにしてた。

初めて見た東京湾の花火大会。綺麗だったな~。

帰りすごい渋滞だけど、単車だからスイスイだったな~。

俺が高校に入った頃には、兄貴は沼袋に引っ越して大学生をしていたのかな?

何浪か忘れたけど、それなりに積んでたんですね。

俺は俺で楽器を始めたり、本当の意味で自分が好きなこととか、

そういうことをいろいろ始めた時期。

この頃から俺は、兄貴に与えてもらうばっかりじゃなく、

たまには兄貴に与えられる人間になり始めていたように思う。

俺が高校を卒業する時か、その後かくらいに、兄貴は家に戻ってきた。

理由は単純「金をためたい」。大事ですよね。

それから今まで、ずっと実家でいっしょに生活している。


兄貴は大学卒業後きっちり就職して、息つく間もないほど忙しい生活を送っていて、

週末は彼女のところに行ったり、旅行に行ったりという生活をしてるので、

今は兄弟で「さあ、何かしよう!」って事は少なくなったけど、

自宅の屋上でいっしょにタバコを吸う時間は、今でも特別で大切な時間です。

リアル悩み相談したりもするしね(されたりはあんましない・・・、ちぇっ!)。


その兄貴が、来年初めに結婚する。

相手の女性もなかなかの美人で、すごくいい人そうでした☆

両手両足の指を全部使っても、数えられないくらいの恩が兄貴にはある。

これから少しずつ返させてください。

しゃがみ中キック波動拳の重要性を教えてくれたこと。

富士山に連れて行ってもらって、見せてもらった景色。

両親と口論になって孤軍奮闘の俺に、中立で冷静な立場で助けてくれたこと。

なんも言わないけど、応援してくれていること。

俺は俺でいいって事を教えてくれたこと。

返せないままじゃ、悔しいからさ。


兄貴、結婚おめでとう。

いろいろありがとう。

結婚式で泣いたらごめんなさい(笑)

 


はい、ちょっといい話でした☆

それにしても「僕の理屈」ってタイトル何気に勝手が良いなぁ(笑)