最後の授業 | 俺の夢ってなんだったけorz…  的な

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タダの日記なんだからね!!

この日は忘れられない日になった。

1年間、人にものを教えるということをしてきた。

毎週土曜日朝の6時起き。
正直、体力的にとてもきつかった。

準備も教える範囲に目を通す必要があったから、金曜日は寝るのが
遅くなる。

それでも、僕に教えられる人が不憫に思わないように多少準備に納得
した上で寝るように心がけた。

そして、最後の授業だ。

最後はいつも教える内容ではなくて、好きなことをして良いと言われたので、
IT関連のことから全く関係のないことを話した。

僕の歩んできた8年間を話した。
大学4年から働き始めて今に至るまで。

勝手に盛り上がって、12月末から原稿を考え始めて、ワードに書き溜めてたら、37ページ
になった。
どれ程の文字数か検討が付かない。

原稿を書くだけで1週間くらい使った。
それをプリントアウトして、仕事の合間に読んだら、1時間の休憩中に全部読み終えられ
なかった。
精査しながら読んでいたというのもあるけど、これは長すぎると思って、2/3をカットした。

スライドを作り始める。
スライドもプログラマーらしく、Microsoftのパワーポイントは使わずに、reveal.jsを使った。
書きたいことが取りとめもなく溢れ出てくる。

自分が感じて若い人に伝えたいことが沢山あった。
プレゼンの資料として、長すぎることはダメだという事も知っていたし、目次を出して、要点をまとめることもしないといけないのは知っていたけど、
あえてストーリー仕立てで、最後まで結論が分からないように作った。

当日の朝4時に資料は完成した。
時間内に終わるのか、または早く終わってしまうのだろうか不安だったけど、時間はぴったりだった。
時間は結果として75分とありえないくらいの大作になってしまった。

大学の時に考えたこと。
プログラマーになろうと思った経緯。
会社に入ってから何をしたか。
何を考えたのか。
今、何を考えているのか。
まとめとして、若い人に伝えたいことを話した。


はっきり言って、1年通して初めてみんなが僕の話を聞いてくれた気がする。
みんな割と好き勝手やってたけどw
時間が長すぎるから、だれるかと思ったけど、テンポよく次々話を進めて行ったので、
みんな真剣に聞いていた。

最後は拍手喝采も貰った。
勝手に巻き起こった。

信じられなくて嬉しかった。

1年間ありがとうございました。
みんな頑張ってねと言っておいた。

これほど嬉しい日は久しぶりだった。

1年間の大変さは全部吹っ飛んだ。

全く涙が出そうだった。

貴重な体験ができた。多分、今後こんな機会は無いだろう。

そしてまた日常が始まるわけだ。