今日は仕事納めだった。
といって、26連勤最終日だと思ったら、明日も働くことになった。
今月は12/1,2,30,31の4日間しか休みが無いらしい。
社畜乙とでも言わんばかりだ。
納会が行われて、ささやかな食事と缶ビール片手に話をする。
まぁ、そんなに面白くもなかった。
話す人も居ないし。
そもそも、自社の納会じゃないしね。
いつものメンバーでいつものようにいつもの話をしてるんだもの。
僕はそこの中に入ってむやみに話を壊そうとはしない。
いつも通り疎外感を感じつつ、納会は終わった。
もう一つ、今日は隣の席の人の最終日だった。
5年間くらい務めたらしい。
何だ、それでいいのか?というのはそっちの話だ。
辞めるというのに、一向に僕らに辞めますと自分で言葉に出して、あと少しだから頑張りますわ!
と臭わせないのだ。
そう、偉い人に辞めますとだけ言って、偉い人がその他のメンバーに話をする。
そして、本人はそのことについて話さずに、何というか辞めるということに触れることが聖域と
化してしまっていたのだ。
だから、最後までそのことは触れずに。
これからどうするんだ?とか、予定はあるのか?とか、お金は大丈夫なのかと言った話をする
こともなかった。
納会が終わる最後の最後までそのことは触れずに、帰る少し前のエレベーターに乗る寸前で、
今日が最後ですけど、あとはよろしくお願いします。
頑張ってください。と言ってきた。
内心知ってはいましたが、寂しくなりますね。そちらも頑張ってくださいと言っておいた。
そんなので良かったのかな。
妙にやるせなかった。
辞めた原因は当然僕にはないんだけど、カウントダウンするくらい盛大に辞めるくらいしても
良かったんじゃないかと思う。
そういうことをしないと、例えば送別会の企画すらなかったのだ。
5年間も働いたのに。
誰も辞めるということを知らないフリだったから。
そんなんでいいのかよ。
もっと、うまくやれよ。と思った。
本人はそれで良かったのかもしれないけど。
隣でみてるとよく笑って、楽しそうに仕事してたのに。
本当の心か身体はズタズタだったみたいだ。
そこまで考えすぎなくても良かったのに。
そして、今の僕よりも成果だしてるから、別段足手まといになってるとも思わなかったけど。
プロジェクトの区切りでもなくて中途半端なところだったし。
本当にもうちょっと上手に最後を飾れば良かったのに。
勿体ないと思った。
出先で幸せなことに何回か送別会をして貰ったことがある。
そういうことが無くても、最後は感謝の気持ちで終わると、気分よく終われる。
言い辛かったことも何回かあったけど、事前に言うことで腹を割って話せるし、引き継ぎも
円滑に進む。
俺は会社を辞めることが決まった時、速攻で社長に説明したうえで、社内メーリングリストに流した。
忘年会から少しも居辛さとかは無くて、むしろ清々しく次の職場の話もした。
はっきり言うことの方が俺は前に進めるし、最後は派手に行きたいと思う。
7年間務めた会社を辞めるのもあと2か月だ。
頑張ろうと思った。