今日は10年ぶりくらいに土曜夜市に行ってきた。
まぁ、実際には行かなかったわけだけどw
土曜夜市ってのは、駅前の商店街に夜店が出現して、プチ祭りみたいなことをする。
この土曜夜市、かつて俺が子供だった頃。
平成元年から平成5年くらいだっただろうか、非常に盛り上がっていた。
夜店の量も沢山あったんだけど、デパートも土曜夜市一色で、デパートの中でも風船ヨーヨーなどの夜店が出ていた。
それから中学、高校とそこそこ土曜夜市に参加してたんだけど、年々規模が縮小していった気はしていた。
大学になると全く参加しなくなった。
そこで、久しぶりに参加してみると、おそらく15年前と比べると比較にならないほど小さな規模になっていた。
なんだか、規模が小さすぎて、しかも、開始時間になっても一向に始まらないため、結局違う場所に行った。
その際、商店街をぐるっと一周したんだ。
商店街を回ったのは結構久しぶりで最低でも6年ぶり位は経つだろう。
本当にシャッター街でもうどうしようもない。
はっきりと、町興しをするのであれば、捨てたほうがいいという印象だった。
時には捨てることも大事だ。
そして、お金がない自治体なのだから、人が集まるところにお金を使ったほうが良いと思う。
いつまでも、駅前にとらわれることは無いと思う。
完全にオワコンなのだから。
で、疑問に思ったから、親に聞いてみた。
駅前っていつの時代が一番栄えていたんだ?って。
昭和55年くらいは駅前は街の中心だったし、人も今よりもっと多かったと言っていた。
そうだわな。
そして、バブルで、このまま、弱小のうちの地元ですらどんどん発展していくんだろうと思ってたに
違いない。
バブルがはじけるなんてことも思っていなかっただろう。
だから、発展していくこの街で暮らしていこうと少しは思ったかもしれない。
技術力とか大きな建物は今のほうが沢山あるのだけど、やっぱり、この駅前の全盛期は今じゃない。
もっとはるか昔で、今後も栄えることは無い。
人が居無い、魅力が無い街は衰退していく。
それは仕方がない。
今後日本は人口が増えないので、ますます都会ですら住むところが余ってくる。
田舎を発展させる必要はなくて、この際みんな、ちょっと便利なところに移住するのも手じゃないかな。
極端な話、中国地方に住んでいる人は全部、集中的に広島、岡山、兵庫、大阪に移住して、その他は開発しないくらいのことをしてもいいんじゃないかくらい思ってしまう。
もっと20年前くらいに、いや、もっと前に対応してなきゃダメだった。
まぁ、開発なんて誰も望んでいないのかもしれないけど、電車が発展してて、車が必要ない生活もいいもんだと思うけどね。
そして、中心は郊外に移ったんだけど、ガソリンも年々高騰していっている。
駅が近くにあればいいんだけど。
数十年後は本当にオワコンになっているかもしれない。
俺が50歳くらいになって、また同じ質問をされたとき、駅前は俺が子供の時代から終わってた。
だけど、郊外のジャスコの辺りは活発になってきてた。
でも、今はどこもダメだ。とならなければいいなと思う。