もはや伝説と化してしまった、アニメ。
魔法少女まどか☆マギカの最終回が、ついに放送された。
システムエンジニアから絶大な支持を集めていた理由として、インキュベーターの理不尽な契約が挙げられる。
これは、多くのシステムエンジニアが抱える問題として、不当な労働条件で理不尽なことを言われながら働く様がとても共感できたからだろう。
そして、この絶望的な状況でそれでも一筋の希望へ向けて抗う魔法少女が、システムエンジニアがデスマ―チに挑むその様と酷似している。
俺もシステムエンジニアとして、今日も1時まで働くというなすすべもなく絶望的なプロジェクトに立ち向かっている。
抗うだけ無駄だと分かっていても、ぼろ雑巾のようになりながら、戦い続けている。
結論
非常におもしろかった。
11話でほむほむがワルプルギスの夜に1人で立ち向かい、全力でありとあらゆる武器を使って戦うが、
全くダメージを与えられない状況。
この絶望的な状況が非常におもしろかった。
何度となく繰り返してきた時間の中で、うまくいかないことは何度やってもうまくいかない。
何度やっても勝てないのだ。
1留しようが1浪しようが、うまくいく奴はうまく行く。うまくいかない奴はうまくいかない。
それが絶望ってもんだ。
しかし、ほむほむは何度となく繰り返したおかげで、まどかの因果を強力にして、
いわゆるまどかのレベルアップをし続けた。
そのおかげもあって、まどかが最強の魔法少女になったのだけど。
これはほむほむの努力が大きい。
ほむほむを絶賛していいだろう。
ここで俺は、まどかが最後まで魔法少女にならなければ、伝説のさらに上を行くと思ったのだが、
そこまでとんでもない脚本ではなかった。
アニメのタイトルに魔法少女とついていながら、魔法少女になるのが最終話だけという、すさまじい
脚本。
これが、最後の最後まで魔法少女にならなかったとしたら最強の脚本だろうと思った。
しかし、残念だったことが1つ。
エンディングが。
宇宙創成エンドだったこと。
このエンディング方法はかなり出尽くしている。
結局自分が神になって、宇宙を作り上げる、そして永遠の時の中で思念体のようなものになって生き続けるというのはあまりにありふれてる。
ここは、結局バッドエンドで終わって欲しかった。
ほむほむの死亡エンドは必須条件だったのに。
ところで、クレオパトラや卑弥呼が魔法少女だったなんて知らなかったよw