会場が東京大学の本郷キャンパスだったので、初めて赤門を見ることに成功した。
そこそこ広い大学で設備は結構よかった。
mobailepointが教室で使えたのは凄かった。
Androidの未来を感じた。
開発してて思うことは、AndoridのAPIはすごい。使いやすい。
AndroidはWebのUIとネイティブコードのやり取りをOSレベルで考えているが、iOSはそこら辺泥臭い実装をする必要があるらしい。
さすがGoogleだ。
出来るだけ面白いセッションを選びたくて、サイバーエージェント→GREE(開発)→白石俊平(HTML5)→はてな→ACCESSと選んだ。
サイバーエージェントはちょっと残念だった、PVが右肩上がりだのという話が多かったので、依然見たサイバーエージェントの凄腕のエンジニアに発表して貰いたかった。
GREE(開発)→白石俊平(HTML5)→はてな
この辺りは結構面白かった。
自らの事例に対して話すのは、本当に参考になって面白かった。
最後のACCESSは疲れたから動きたくなかっただけだけど、mixi(開発)ってのも大した話が聞けないかと思って辞めた。
mixiのセッションっていつもmixiは○○億ビューあります。すごいでしょ的な話が来るから、あまり興味が沸かない。
全体的にはいい話が聞けた。
正直セミナーは何でも行けばいいとは思わない。
東京に居たらクソほどあるんだから、その中から自分が重要だと思うものを取捨選択する必要があると思う。
帰り、秋葉原でノートPC用のメモリ8GBを買うもはや8千ちょっとで買えてしまう。
激安時代だ。
そして、うかれぽんちだった俺は幸せそうに家についたのだけど、帰ってからムカつくことがあった。
それのおかげで全部吹っ飛んだ。
自分のノートPCのデータが誰かに抜き取られたかもしれないというのだ。
まさか、共有にしてザルにしてたのか？と思ったが。
そのPCは俺がセットアップして、そんなことはしていないという自信はあった。
どうやら同じ研究室の奴が、そのPCに入っている重要な資料が欲しかったが為に勝手にPCを立ち上げてデータを抜き取ったというのだ。
とてつもない怒りが込み上げてきた。
情報が制する世の中で、他人の作ったノウハウを勝手に他人のPCにアクセスして抜き取ったというのだ。
そもそも、俺なら自分のPCを他人が勝手に使った時点でぶっ殺す。
そこには例えばAmazonでクレジットカードの情報なんかも入っている。
または、検索履歴で知られたくもないことや、見られて困る何かもあるだろう。
他人から受け取ったメールも入っている。
それは、ひょんなことから分かったらしい。
自分のPCは研究室におきっぱなしにしていて、翌日PCを使おうと思うと電源が入っていたらしい。
おかしいと思って、自分のPCを見てみると、触ったはずのないワードファイルが開かれた形跡があったり、デスクトップ上にコピーまで残っているお粗末な状態だったらしい。
そして、極めつけにWindowsのイベントログが自宅に帰った後、起動しているはずもない時間に残っていた。
これで確信がとれた。
真のハッカーならこんなミスはしないだろうが。相手はハッカーでも何でもないのでそんなことはお構いなしなのだろう。
時間も特定できていて、その時間に研究室に居た人も絞れている。
超高学歴な奴が、こんなしょうもないことをしてしまう現実。
セキュリティーが甘かったと言えばそれまでだが、モラルとしてやってはいけないことの判断は付かなかったのだろうか？
この人は明日から白い目で見られて、残りの学生生活を惨めに過ごすことになるだろう。
こいつ俺のPCじゃなくてよかったよ。
俺ならそれ相応の対価を支払って貰うのに。
それは謝るとかお金とかそんなのじゃ済まされない。