国民的人気アニメ「けいおん」がついに最終回を迎えた。
なんでこんなにゆるくて、ストーリーもすばらしいと思えるものではなかったのにこれほど良い出来アニメだったのだろう。
ところどころにアホな行動と、無駄な回が何回かあったと思うのだが、
それこそが「けいおん」の良さであり、実際のリアルを感じさせてくれた。
出来すぎたストーリーのような超展開などなくて、でも確実なるリア充。
かなり楽しそうであこがれてしまう高校生活である。
そして最後に1人卒業ではない「あずにゃん」である。
これが絶妙のスパイスで、涙を誘う。
事実、全国民が↓な感じであったのは言うまでもない。
うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
気構えずにすーーと入ってくるストーリーと各キャラクターの個性が「けいおん」の良さであり、数年後も語り継がれる伝説である。
あと、最後に唯がのどかに今日帰れたら一緒に帰ろうと言ったのが、とても印象的だった。
これってかなりうれしいことで、小学校や中学校の時に仲良かった人が高校や大学に行ったときに新たな出会いでどんどん、お互いの友好関係が分岐していって、距離が広がるってのはよくあることだ。
自分が1度だけ体験したのは、本当に仲がいい友達で今でも親友だと思っているけど、学校が違って離れてしまって、ある時、今までかなり上位だった優先順位が自分ではないと感じてしまった時、なんだか少し寂しかった。
あの一言が3年間を軽音部で過ごしても、今でも、のどかは大事だということを確認させる描画になっていたこと。
勝手な解釈だけど、すごくよかった。