久々にかなりのレベルで面白いアニメに出会った。
KURAU Phantom Memory
といっても、2004年に放送されたものなのだけど。
当時は知らなかった。
俺の中でトップ10入りしそうなくらい面白い。
オープニングもエンディングも神。
声優も完璧。
特にクリスマス役の小林美佐はうまい。
あまり他の作品に出演してないんだけど、役と声がぴったり。
表情の出し方も上手。
主人公の天箕クラウ役の川澄綾子は言うまでもなく、トップレベル。
何回俺を泣かせれば気が済むのだろうか・・・
ストーリーが最高。
主人公は12歳の誕生日に父・天箕博士の研究所にいた際、突如発生したリナクスに触れたことでリナクス人間となる。
リナクスという未知の存在が身体の中に入ってしまって、空を飛んだり超人的な力を手に入れてしまって、そのお陰で国際警察機構に追われてしまう。
国際警察機構はリナクスを実験材料のモルモットにしたいらしく、主人公は実際に少しの間そこで幼少時代を過ごしていた。
リナクスはやっぱり力が強いので危険な存在として見つけたら、捕らえられるらしい。
リナクス人間となってしまって、父親はとても泣いて、それを見てリナクスは人格があるんだけど、子供の身体を父親に返さなきゃって思って。
絶対に自分の身体を危険にさらなさいように生活しようとする。
乗っ取った側もいいやつで、乗っ取られた側の人格もあって混ざってしまっている感じ。
リナクスは対で存在しており、もう一人のリナクス人間を守ってお互い楽しく過ごすことがささやかな夢なのに、そういう生活が許されずに色々と事件に巻き込まれていく。
ホントこの作品はおもしろい。
俺は萌とか、中二的なのとかより、本格的にストーリーが面白い作品がやっぱり好きだ。
最近の作品はあきらかにグッズを売る為にオタク層を狙ってる感を作品に出すから、ちょっと残念だ。
まぁ待ってればどんどんいい作品出てくるしね。