
iPhoneの「コントロールセンター」は、各種設定やアプリに簡単にアクセスできる操作用パネルです。上手に使えば操作の大幅な時短につながるのですが、残念なことに未だ使っていない人も多いとか......。あなたの助けになるべく、出番をけなげに待ち続けるコントロールセンター。そんな偉大な裏方さんのことを、たまには思い出してあげてください!
というわけで、今回はコントロールセンターの使い方とポイントをしっかりおさらいしてみましょう。
ロック画面やアプリ使用中でも利用できる!
まずは基本中の基本、コントロールセンターの表示方法を確認しましょう。画面最下部をタッチしてそのまま上へスワイプすると、コントロールセンターが表示されます。デフォルトでは、ロック画面でも、アプリ使用中でも表示できるようになっているのもポイント。いつでもどこでも機能の切り替えができるので、とにかく便利なんです!
画面最下部をタッチしてそのまま上へスワイプすると、バネが伸び縮みするような動作でコントロール画面が表示されます。ロック中でも、アプリ使用中でも呼び出せます。
ちなみに、ロック画面とアプリ使用中にコントロールセンターの表示をできないようにすることもできます。その場合は、「設定」→「コントロールセンター」を開き、各項目をオフにすればOK。
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コントロールセンターでできることを総チェック!
コントロールセンターは、上段から各種設定の切り替え、画面の明るさの調節、プレイヤーの操作、AirDropの検出設定、各種アプリへのアクセスという構成になっています。初めてコントロールセンターを使う人はもちろん、使ったことがある人も、今いちど各操作のおさらいをしていくことにしましょう。
[1]機内モードのオン/オフ
ここをタップすると、機内モードのオンオフを切り替えることが可能。機内モードは、電波を送受信できない状態にするモードのこと。携帯電話ネットワーク (音声およびデータ)、Wi-Fi、Bluetooth、GPSをすべて遮断します。
機内モードはこんなときに便利!
例えばボイスメモで音声を録音する際に、機内モードをオンにしておけば、電話着信による録音の中断が防止できます。会議などの録音時には最適ですね!
[2]Wi-Fiのオン/オフ
Wi-Fi機能のオンオフを切り替えることができます。オンにすれば、一度接続したアクセスポイントや、キャリアが提供している公衆無線LANを探して自動接続してくれます。
臨機応変なWi-Fi利用で節電を!
iPhoneではWi-Fiがオンになっていると、自動的に接続可能なアクセスポイントを探そうとします。しかし、Wi-Fi環境のない僻地などにいる場合は、あらかじめオフにしておいたほうがムダな挙動がなくなり、バッテリーの節約にもつながります。
[3]Bluetoothのオン/オフ
ここをタップすると、Bluetooth機能のオンオフを切り替えることが可能。すでにペアリング済みのBluetoothイヤホンやキーボードなどのデバイスを使用するときに、これをワンタップでオンにすれば自動的に接続できます。
Bluetooth接続は省電力がメリット
Bluetoothは、約 9 メートルの範囲内で対応デバイスと相互にワイヤレス接続できます。データ転送速度は2Mbps程度と低いですが、電力消費が少ないのがメリットです。
[4]おやすみモードのオン/オフ
おやすみモードのオンオフを切り替えられます。おやすみモードをオンにすると、着信と通知の音がしなくなるので睡眠が妨げられません。有効になっている場合、バッテリーマークの左に三日月マークが表示されます。
時間指定で使う場合は「設定」から
おやすみモードは、その都度オンオフにするだけでなく、有効な時間を指定したり、特定の相手からの着信だけを許可するといった使い方も可能。その場合は、「設定」→「おやすみモード」から詳細を設定しましょう。
[5]画面の回転をロック
ここをタップすると、画面方向のロックのオンオフを切り替えられます。iPhoneでは端末を横に傾けると、自動的に画面も横向きになりますが、ロックをオンにしておけば縦向きで固定できます。ブラウザなどを利用する場合は、縦向きのほうが作業しやすいでしょう。
コントロールセンターでのみ設定可能
コントロールセンター上段の他の項目は「設定」からでも操作可能ですが、画面方向のロックはコントロールセンターでのみ設定できます。ちなみに、画面が縦向きにロックされている場合は、バッテリーマークの左にロックマークが表示されます。
[6]画面の明るさを調節
このスライダーを右へ動かすと画面を明るく、左へ動かすと画面を暗く調整できます。通常は「設定」→「壁紙/明るさ」からスライダーを操作する必要があるので、コントロールパネルで瞬時に調節できるのはかなり便利ですよ。
屋外で環境に応じて変更
ふだん室内でiPhoneを使用する人は、明るさを変更する機会は少ないかもしれません。ただ、屋外で使用する機会の多い人は、天候や時間帯によって画面がかなり見にくくなります。そんなときコントロールパネルから素早く調整できれば、操作の時短に。就寝前など暗い部屋でもすぐ操作できるのは、かなり重宝します。
[7]ミュージックの操作
このプレイヤー領域で、ミュージックの再生・停止、巻き戻し/早送り、曲戻し/曲送りなどの操作が可能。上のスライダーで曲のシーク、下のスライダーで音量の調節もできます。また、ブラウザでWeb上の音声を再生している場合も、ここから停止や再生の操作が可能です。
前回の曲を自動的に再生!
コントロールパネルからミュージックの再生ボタンをタップした場合、前回最後に聴いていた曲から自動的に再生してくれます。わざわざミュージックアプリ本体を起動する手間がないので、音楽好きのユーザーの時短に最適です。
[8]AirDropの設定
ここをタップすると、近くにいるiPhoneユーザーと写真やWebページなどのデータを簡単に共有できるAirDropの設定ができます。
プライベートなデータ共有は「連絡先のみ」に
プライバシーを含む情報などを共有する場合は、コントロールパネルの「AirDrop」→「連絡先のみ」をタップすると、共有相手として連絡先に登録されている相手しか表示されなくなるので安心です。
[9]フラッシュライトのオン/オフ
ここをタップすると、iPhoneの背面にあるフラッシュライトの点灯や消灯ができます。このライトはかなり明るいので、懐中電灯として活用できるのがポイントです。
災害時にも大活躍してくれる!
災害時の必需品と言われる懐中電灯ですが、わざわざ購入しなくてもiPhoneのフラッシュライトがあれば十分にその役割を果たしてくれます。ライト自体は小さいのですが、写真のように強力な明るさで周囲を照らしてくれます。ただし、そのぶん電力も消費するので、バッテリー残量にも目を光らせましょう。
[10]タイマーの起動
ここをタップすると、タイマーの設定画面をすばやく表示できます。残り時間をカウントしたいときなどに活用しましょう。
終了時の通知音は50種類以上から選択可能
タイマーを設定して「開始」をタップすると、カウントダウンがスタート。終了時には通知音で知らせてくれます。ちなみに、この通知音は50種類以上から選択することが可能です。
[11]電卓の起動
ダイレクトに標準電卓アプリを起動できます。お買い物のときなど、ちょっとした計算をしたいときにすばやく使えて便利です。
計算結果はコピーできる!
電卓で計算した結果は、ロングタッチしてコピーすることが可能。他のアプリで入力する際に貼り付けて利用できます。
[12]カメラの起動
ダイレクトに標準カメラアプリを起動できます。これなら、外出中に出会った貴重なシャッターチャンスも逃しません!
5種類の撮影モードを使いこなそう!
カメラは、通常の写真はもちろん、ビデオ、スローモーション、スクエア、パノラマの5種類の撮影モードを搭載。シチュエーションや被写体に応じて、いろいろ撮り分けてみましょう。
コントロールセンターの透明度を下げられる!
コントロールセンターは、デフォルトでは背景がうっすら透けて見えるようになっていますが、実は透明度を下げることも可能です。透明度を下げることで、背景が濃くなるので屋外などでの利用時にも見やすくなるんです。

コントロールセンターの透明度を下げたい場合は、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「コントラストを上げる」を開き、「透明度を下げる」をオンにします。これで背景が濃くなった状態でコントロールセンターを表示できます。
知っているようで、意外に知らないコントロールセンター。機能の仕組みがわかったら、ぜひ実際に触ってその便利さを実感してみましょう。シチュエーションに応じて使いこなせるようになれば、すぐ反応してくれるiPhoneが、より愛おしくなっちゃうかも!
ライター: 宮下由多加