ソフトバンク、スマホ通話に定額制 ドコモとKDDIも追随か | マルチニーズシステムのブログ

マルチニーズシステムのブログ

ソフトウェア開発、ホームページ制作、iPhone修理、小物雑貨販売のマルチーズシステムのブログです。
TEL:050-3692-8348
http://www.multeeds.com

ソフトバンクは24日、4月21日からスマートフォン(高機能携帯電話)の音声通話に定額制を導入する、と発表した。定額データ通信とセットで一定の回数、時間まで使い放題とする。高止まりしているスマホの通信料に定額通話を導入することで、契約者増に結びつける。

 携帯電話各社は自社の契約者間の通話を月額1000円弱で使い放題としているが、ソフトバンクは他社の携帯電話や固定電話にかけても定額にする。グループのPHS事業者ウィルコムが導入している定額通話サービスを本体のスマホ契約者にも広げる格好だ。

 音声通話とデータ通信を組み合わせた定額制プランは3種類。月額6980円(税抜き、以下同)のプラン(Mパック)は月7ギガバイトまで、月額9980円のプラン(Lパック)は月15ギガバイトまでデータ通信が使える上、相手先の携帯電話会社を問わず1回5分以内の通話を月1000回まで使い放題とする。

 月額5980円のプラン(Sパック)はデータ通信が月2ギガバイトまで使え、1回3分以内の通話を月50回まで無料とする。

 いずれも2年契約で、別に月額980円の基本使用料がかかる。利用できるのは高速データ通信サービス「LTE」に対応するスマホの新規購入者や、該当機種に変更する人。通話をほとんどしない人は逆に割高になってしまうケースもあるため、従来の料金体系も残す。

 スマホは通話料金が割高なため、無料通話アプリ(実行ソフト)「LINE」(ライン)などを使うケースが増え、音声通話の利用が減少している。このためNTTドコモやKDDI(au)もLTEでの通話定額制導入を検討しており、追随する可能性がある。