スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末を狙ったコンピューターウイルスが今年1~11月、日本も含め世界で新たに11万種超発見されたことが、情報セキュリティー会社カスペルスキーの調査で分かった。昨年1年間は約4万種で、既に2.8倍に達している。
同社で中央ヨーロッパ地域の上級ウイルスアナリストを務めるクリスチャン・フンク氏によると、スマホなどの携帯端末を標的にしたウイルスは2011年から急速に増え始めた。同社は同年8~12月に6293種を確認。12年は4万107種を発見した。
13年はさらに増え、11月までに11万3315種に上った。10月は約2万種、11月は約2万5000種で、この2カ月で急増している。
フンク氏は「携帯端末の世界を有望な収益源と考える犯人が増えている」と指摘。「14年はウイルスがさらに増え、機能もより洗練される」と予想する。