「LINE(ライン)」など無料通信アプリのIDをインターネット掲示板で交換した相手から、18歳未満の子どもがわいせつなどの被害を受けた事件を警察庁が分析したところ、52%は交換から1週間以内に起きていたことが、同庁への取材で分かった。オンラインゲームや自己紹介サイトなども含めた交流サイト全体より13ポイント高かった。
同庁は「ID交換掲示板を通じた出会いが、被害に遭う危険性の高いことを示している。わいせつ目的で近づく者が潜んでいる可能性を認識すべきだ」と指摘している。
無料通信アプリはスマートフォン(多機能携帯電話)利用者に人気で、電話番号やメールアドレスを知らない相手ともIDを使って通話やメールができる。ネット上には、IDとともに「友達募集」「遊んで」と書き込む非公認の掲示板が多数存在する。
警察庁によると、掲示板でIDを教えた後にアプリで連絡を取り、犯罪被害に遭った子どもは1~6月に117人いた。交換から犯行までの日数が判明した113事件を調べたところ、「1週間以内」が52.2%を占めた。交流サイト全体(808事件)では39.6%だった。