アップルが1兆円投じる-iPhone生産技術 | マルチニーズシステムのブログ

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11月13日(ブルームバーグ):スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」やタブレット端末「iPad(アイパッド)」のメーカー、米アップルは過去最大規模となる105億ドル(約1兆円)を新しいテクノロジーに投じる。その投資の対象は消費者の目に直接触れることはない。組み立てロボットやフライス盤などの機械だ。

韓国のサムスン電子などライバル企業に差をつけ、新製品開発の土台を作るため、アップルはiPhoneやiPadの大量生産に舞台裏で貢献する機械類への投資を増やしている。新しいiPhone「5c」のカラフルなフレームのプラスチックを研磨する機械や、MacBook(マックブック)のアルミニウムボディーを湾曲させる機械、iPhoneやiPadのカメラのレンズを検査する機械などがこれに含まれると、アップルの製造工程に詳しい複数の関係者が匿名を条件に述べた。

アップルが2014年度の設備投資見通しの中で明らかにしたこのような資金の使い方は、同社が自社製品製造のための技術の設計や開発に力を入れつつあることを示す。関係者によると、アップルは機械に関する独占契約の締結が増えている。競合他社よりも高い額を工作機械に費やし、それらを納入業者の工場に設置している。アップルの納入業者の多くはアジア企業だ。

コンサルティング会社フロスト・アンド・サリバンのアナリスト、マスラマン・ラマサミー氏は「アップル製品のデザインはとてもユニークなので、製造工程も独自のものにならざるを得ない」と指摘。「アップルは手元資金が潤沢なので、通常は航空宇宙産業や防衛産業で使われるような世界クラスの最先端の機械に投資できる」と話した。

原題:Apple’s $10.5 Billion on Robots to Lasers Shores UpSupply: Tech(抜粋)