Googleドライブに保存している写真や動画、ドキュメントなどを、GoogleドライブからiCloudへバックアップしたいと考えている方も多いでしょう。特にiPhoneやMacなどApple製品を中心に使っている場合、GoogleドライブのデータをiCloud Driveに移しておくと、Appleデバイスから管理しやすくなります。この記事では、GoogleドライブからiCloudへデータをバックアップする方法を、手動でのダウンロード・アップロード、Google Takeout、MultCloudを使ったクラウド間バックアップの3つに分けて紹介します。

 

GoogleドライブとiCloudの違い

GoogleドライブとiCloudは、どちらも写真や動画、ドキュメントなどをクラウド上に保存できるサービスですが、対応するデバイスや連携するサービスには違いがあります。

 
 
GoogleドライブはWindows、macOS、Android、iPhoneなど幅広い環境で利用でき、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleフォトなどとの連携にも適しています。一方、iCloud DriveはiPhone、iPad、MacなどApple製品との連携に適しており、Appleの各種サービスをまとめて管理できます。 
 
 

Googleアカウントには、Googleドライブ、Gmail、Googleフォトで共有できる15GBの無料ストレージが含まれています。容量を増やす場合はGoogle Oneの有料プランを利用できます。

 

iCloudは5GBの無料ストレージを利用でき、iCloud+にアップグレードすると50GB、200GB、2TB、6TB、12TBなどの容量を選択できます。

 

つまり、GoogleドライブとiCloudのどちらを利用するかは、使用しているデバイスやGoogle/Appleサービスとの連携、必要なストレージ容量などによって変わります。

GoogleドライブからiCloudへバックアップする理由

Googleドライブに保存しているデータをiCloudにも保存しておけば、1つのクラウドサービスだけにデータを依存する必要がなくなります。特にApple製品をよく使う場合、GoogleドライブからiCloudへデータをバックアップしておくことで、iPhoneやMacなどからiCloud Driveにアクセスしてファイルを管理しやすくなります。

 

また、GoogleドライブとiCloudの両方に重要なデータを保存しておけば、片方のサービスで誤削除などが発生した場合に、もう一方のクラウドに保存したコピーを利用できます。ただし、2つのクラウドに同じデータを保存する場合は、それぞれのストレージ容量を消費する点に注意してください。

GoogleドライブからiCloudへ手動でバックアップする方法

GoogleドライブからiCloudへデータを移す最も基本的な方法は、Googleドライブからファイルをダウンロードし、そのファイルをiCloud Driveへアップロードする方法です。

 

ファイル数が少ない場合は、この方法でも比較的簡単に作業できます。

 

ステップ 1:Googleドライブにログインし、iCloudへバックアップしたいファイルまたはフォルダを選択します。

 

ステップ 2:対象のファイルまたはフォルダを右クリックし、「ダウンロード」を選択します。ファイルやフォルダがパソコンに保存されるまで待ちます。

 

ステップ 3:iCloudのWebサイトにアクセスし、Apple Accountでサインインします。必要に応じて、Appleデバイスに送信された確認コードを入力します。

 

ステップ 4:iCloudのメイン画面から「iCloud Drive」を選択し、パソコンに保存したファイルやフォルダをiCloud Driveの画面ドラッグ・ドロップします。また、画面上部のアップロードアイコンからファイルを選択してアップロードすることもできます。

 

この方法はファイル数が少ない場合に適しています。ただし、大量のデータを扱う場合は、ダウンロードとアップロードの両方に時間がかかり、パソコンの空き容量も必要になります。

Google Takeoutを使ってGoogleドライブからiCloudへバックアップする方法

大量のGoogleドライブデータをまとめて書き出したい場合は、Google Takeoutを利用する方法もあります。

 

Google Takeoutでは、Googleドライブを含むGoogleサービスのデータをエクスポートできます。Googleドライブから大量のデータを取り出した後、iCloud Driveへアップロードします。

 

ステップ 1:Google Takeoutにアクセスし、エクスポートするデータの一覧から「Googleドライブ」を選択します。その後、ページ下部にある「次のステップ」をクリックします。

 
ステップ 2:ファイル形式、エクスポート頻度、保存先などを設定し、「エクスポートを作成」をクリックします。 
 
 

ステップ 3:エクスポートが完了したら、生成されたデータをパソコンにダウンロードします。ダウンロードしたデータを展開し、必要なファイルをiCloud Driveへアップロードします。

 

Google Takeoutは大量のデータを一度にエクスポートしたい場合に便利ですが、最終的にはiCloudへのアップロード作業が必要です。

GoogleドライブからiCloudへ直接バックアップする方法

上記の方法は手動でファイルを移行する必要があるため、GoogleドライブからiCloudへバックアップするデータが大量にある場合、かなりの時間と手間がかかります。大量のファイルを一度パソコンにダウンロードし、その後iCloudへ再度アップロードする作業は、負担になりやすいでしょう。

 

そこで、効率よくクラウド間でバックアップしたい場合は、MultCloudの「クラウドバックアップ」 機能が便利です。MultCloudを利用すると、ローカルにファイルをダウンロードすることなく、GoogleドライブからiCloud Driveへ直接データをバックアップできます。

 

MultCloudを利用するメリット

  • スムーズなバックアップ:MultCloudを利用すれば、異なるクラウドサービス間でデータをスムーズにバックアップできます。

  • 40以上のクラウドサービスに対応:iCloud Drive、iCloud Photos、Google Drive、Flickr、Google Photos、OneDrive、Dropbox、FTP、MEGA、pCloud、Box、Dropbox Business、OneDrive for Business、Box for Business、Google Workspaceなど、40以上のクラウドサービスに対応しています。

  • クラウド間で直接バックアップ:MultCloudの「クラウドバックアップ」機能を使えば、1つのクラウドから別のクラウドへデータを直接バックアップできます。

  • ダウンロード・アップロードの手間を削減:Googleドライブからデータをパソコンにダウンロードし、その後iCloudへアップロードする必要がないため、大量のファイルを扱う場合でも作業の負担を抑えられます。

  • 効率的かつ安全なバックアップ:MultCloudでは、クラウド間でデータを直接バックアップできます。また、バックアップ中のデータを保護するため、暗号化技術が使用されています。

  • スケジュールバックアップ:毎日、毎週、毎月など、バックアップを実行するスケジュールを設定できます。定期的にGoogleドライブとiCloudの間でバックアップを行いたい場合にも活用できます。

  • バージョンから復元:MultCloudには「バージョン」機能があり、バックアップしたデータの以前のバージョンを確認し、必要なファイルを復元できます。

それでは、MultCloudを使ってGoogleドライブからiCloudへバックアップする方法を見ていきましょう。

 

ステップ 1:MultCloudの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成またはログインします。

 
ステップ 2:MultCloudの 「クラウドを追加」 を開き、GoogleドライブとiCloud Driveをそれぞれ追加します。画面の指示に従って、各クラウドサービスへのアクセスを許可してください。 
 
 
ステップ 3:「クラウドバックアップ」 を開き、バックアップ元のGoogleドライブ、バックアップ先のiCloudドライブを設定します。設定を確認したら、「今すぐバックアップ」 をクリックします。 
 
 

MultCloudでは、バックアップタスクを作成するときに、いくつかのオプションを設定できます。

  • スケジュール:毎日、毎週、毎月などの定期バックアップ

 
  • メール通知:バックアップ完了時に通知
  • フィルター:特定のファイル形式などを対象にしてバックアップ
  • バージョン:必要に応じて以前のファイルを復元
 

また、MultCloudでは毎月5GBの無料データトラフィックが提供されており、クラウド間バックアップに利用できます。大量のデータをバックアップする場合は、有料プランの利用も検討できます。

 

さらに、GoogleドライブとiCloudの間で自動的にデータを同期したい場合、MultCloudの 「クラウド同期」 機能を利用できます。

よくある質問

1. GoogleドライブからiCloudへ直接バックアップできますか?

 

GoogleドライブのファイルをiCloud Driveへ直接バックアップしたい場合は、MultCloudなどのクラウド間転送・バックアップサービスを利用できます。手動で行う場合は、GoogleドライブからファイルをダウンロードしてからiCloud Driveへアップロードします。

 

2. GoogleドライブとiCloudを自動で同期できますか?

 

GoogleドライブとiCloudには、両サービスを直接連携して自動同期する標準機能はありません。クラウド間同期に対応したサードパーティ製サービスを利用することで、自動同期やスケジュール同期を設定できます。

 

3. GoogleドライブとiCloudでは無料容量がどのくらい違いますか?

 

GoogleドライブはGoogleアカウント1つにつき15GBのストレージを無料で利用できます。一方、iCloudは5GBが無料です。なお、Googleの15GBはGoogleドライブだけでなく、GmailやGoogleフォトなどと共有されます。

 

4. GoogleドライブからiCloudへバックアップするときにパソコンの容量は必要ですか?

 

手動でGoogleドライブからファイルをダウンロードしてiCloudへアップロードする場合は、一度パソコンにデータを保存するため、十分な空き容量が必要です。MultCloudのようなクラウド間バックアップサービスを利用すれば、ローカルに大量のデータを保存する必要を抑えられます。

 

5. GoogleドライブからiCloudへ写真を移行できますか?

 

はい。Googleドライブに保存している写真をダウンロードしてiCloud Driveへアップロードできます。また、Googleフォトの写真をiCloud写真へ移行する場合は、Google Takeoutを利用した方法もあります。

 

6. iCloudとGoogleドライブはどちらを使えばいいですか?

 

利用しているデバイスやサービスによって適しています。Googleのサービスを多く利用している場合はGoogleドライブ、iPhoneやiPad、MacなどApple製品を中心に利用している場合はiCloud Driveが使いやすいでしょう。必要に応じて両方を併用することもできます。

まとめ

GoogleドライブからiCloudへデータをバックアップする方法には、GoogleドライブからファイルをダウンロードしてiCloudへアップロードする方法、Google Takeoutを利用する方法、MultCloudを使ってクラウド間で直接バックアップする方法があります。

 

少量のファイルなら手動でのダウンロード・アップロードでも対応できますが、大量のデータを定期的にバックアップしたい場合は、MultCloudのクラウドバックアップ機能を利用すると、ローカルに保存してから再アップロードする手間を減らせます。また、iCloudとGoogleドライブを同期したい場合は、MultCloudのクラウド同期機能を利用して、用途に合わせた同期方法を設定できます。

 

GoogleドライブとiCloudは、無料容量や対応環境、連携するサービスが異なります。Googleサービスを中心に使うか、Apple製品を中心に使うかを考えたうえで、必要に応じてGoogleドライブからiCloudへデータをバックアップするとよいでしょう。